ミーティングで議論した内容は,
HackMDのFLOSS版である「CodiMD」
CodiMDはMarkdownをウェブブラウザーで編集し,
いわゆる
議事録をとるとなると,
- ※1
- 新人に主体的にプロジェクトの雰囲気を感じ取り,
参加意識を持たせるために, 議事録を書いてもらうという考え方はあるかもしれません。それでも議事録を書くのに精一杯で発言できなくなる状態がずっと続いてしまうのは, あまり良い傾向とは言えないでしょう。
そこで出てくるのが
- ※2
- 最近はオンラインミーティングが普通になってきたので,
素直に録音してしまうという手もあります。また, 自動で文字起こししてくれるサービスも増えてきました。
共同編集ツールと言えばEtherpadが古くから有名です。もともとはJava/
- ※3
- Ubuntuでも半年に一度の開発者ミーティングをオンラインで開催していた頃は,
オリジナルのほうのEtherpadを使っていたような記憶があります。DebianはDebConfでGobbyを使っていたようですが, 最近は新しい方のEtherpadを (も?) 使っているようです。
etherpad-liteとCodiMDに共同編集という観点で基本的な違いはありません。一番大きな違いは,
CodiMDのデプロイ
CodiMDはNode.
まずはいつものように,
$ sudo apt install -y docker.io docker-compose
次に本家が用意しているdocker-compose.
$ sudo mkdir /etc/codimd && cd $_ $ sudo editor docker-compose.yml
今回は次のように記述します。
version: "3"
services:
database:
image: postgres:11.6-alpine
environment:
- POSTGRES_USER=codimd
- POSTGRES_PASSWORD=パスワード
- POSTGRES_DB=codimd
volumes:
- "database-data:/var/lib/postgresql/data"
restart: always
codimd:
image: hackmdio/hackmd:2.4.1-cjk
environment:
- CMD_DB_URL=postgres://codimd:パスワード@database/codimd
- CMD_USECDN=false
depends_on:
- database
ports:
- "3000:3000"
volumes:
- upload-data:/home/hackmd/app/public/uploads
restart: always
volumes:
database-data: {}
upload-data: {}
最低限変更すべきなのは次の3箇所です。
- databaseサービスのPostgreSQLのデータベースのパスワード
- codimdサービスの
CMD_
に含まれるパスワードDB_ URL (上と同じにする) - codimdサービスの
image
を「 hackmdio/
」hackmd:2. 4.1 から 「 hackmdio/
」hackmd:2. 4.1-cjk に変更する
パスワードはここではベタに書いてしまっていますが,.env
」
image
をcjk付きにすると,
あとはインスタンスを立ち上げるだけです。
$ sudo docker-compose up -d
「http://
」
初期設定では誰でもアカウントを作れるようになっています。また,
文書の編集画面は一般的なMarkdownエディターです。左にMarkdownを入力し,
もちろん日本語も問題なく使えます。画面左上にある
文書を他の人も編集・
同じく右上の
SSL/
バックアップやリカバリーは,database-data
のほうはpg_
コマンドでダンプファイルを作ったほうが安全です。