さまざまなクリエイティブツールを開発・
ブラウザベースで共同デザインが可能なFigma
Figmaの一番の特徴は、Webブラウザ上でデザインを行える点で、専門的なデザインツールと比較して利用者に求めるスキルが低いため、さまざまな職域のメンバーが、気軽に共同デザインに参加できる。
2022年3月の発表時点では、80%以上が米国外在住者、また、約3分の2のユーザが非デザイナーとなっていることからも、専門的なコラボレーションデザインツールに比べても、敷居の低さと利用者属性の幅の広さがわかる。
2022年3月には、アジア初となる拠点として、日本法人を設立している。
各種Adobeツールとのシナジー、新たなデザイン体験の創出に期待
今回の買収により、デジタルデザインを支える各種ツール、それらがもたらすデザイン体験を提供するAdobeが、視覚的なコラボレーションデザイン機能を持つFigmaを買収することにより、今まで以上に、数多くのクリエイター同士でのユニークかつ新たなクリエイティブデザインの創出が期待される。