Twitterサードパーティアプリ、開発・配信停止の報告が相次ぐ

1月13日からTwitterのサードパーティアプリの多くが、TwitterのAPIに接続できなくなる問題が発生している。この問題に対してTwitterは18日、長い間記載しているAPIのルールへの違反を理由に、一部のアプリが動作しなくなっていることを言及した。ただし具体的に何の違反かは示されていなかった。

19日現地時間、Twitterから新たな告知はないが、TwitterのDeveloper Agreement and Policyが改定され、今回の問題に関する条項が追加されていていることが判明した。その内容は「ライセンス対象物を使用またはアクセスして、代替となったり類似したりするサービスや製品を作成する」ことを制限するもの。

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Twitterのサードパーティアプリの開発・配信停止の報告が相次ぐ

このような状況から、サードパーティアプリの開発・配信の停止や今後の開発が難しい旨の声明がその公式アカウントや開発者アカウントから挙がっている。

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Tweetbot

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TwitPane

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Mastodonのサードパーティアプリの開発が盛況に

このような状況を受けてTwitterライクなサービスであるMastodonのサードパーティアプリの開発が盛況だ[1]。Tweetbotの開発元であるTapbotsはIvoryというアプリを現在新たに開発中であり、また本日20日にはSwiftUI whispererのThomas Ricouard氏がIce CubesというiOS向けのアプリをリリースしている[2]

また最近、TwitterにかなりUIが似ているElkというMastodonのWeb・ネイティブクライアントも活発に開発されていて、利用可能だ。

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