人とAIがコラボレーションする時代へ20年目を迎えたヌーラボが見てきたテクノロジーの進化とコミュニティの関係 ――株式会社ヌーラボ代表取締役 橋本正徳氏に訊く

人とAIがコラボレーションする時代へ:20年目を迎えたヌーラボが見てきたテクノロジーの進化とコミュニティの関係――株式会社ヌーラボ代表取締役 橋本正徳氏に訊く

生成AIが身の回りに登場して以降、社会のさまざまな様相が変わりつつあります。中でも、企業や組織における業務の形、考え方、行動の仕方などには大きな影響を与えています。

今回「プロジェクトマネジメント」の観点から、2024年3月に設立20年目を迎える株式会社ヌーラボ代表取締役橋本正徳氏に、定番コラボレーションツールBacklogの開発と提供をする立場から、ITで変化・進化してきたコミュニケーション、これからの生成AIの存在と影響、プロジェクトに関わるツールの存在意義、またそれを使う人間とコミュニティの関係について、時代の変遷をふまえながらお話を伺います。

株式会社ヌーラボ代表取締役 橋本正徳氏(福岡本社前にて撮影)
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ヌーラボの20年

――創業から20年、おめでとうございます。まず、改めてヌーラボについて創業からの20年について、簡単にご紹介いただけますか。

橋本:僕を含め(縣俊貴氏と田端辰輔氏を含めた)創業者3名は、福岡にあるエンジニア派遣の企業で派遣プログラマーとして働いていました。そこで、3人で意気投合して起業を決めたのですが、最初は何か作りたいという強い思いがあったわけではなく、自分たちでできることをやっていこう、という意識が強かったように思います。

ですから、ヌーラボ創業当初の事業は受託開発や常駐が中心でした。

一方、3人ともコミュニティに参加している中で、Backlogの前身となるプロジェクト管理ツールを自分たちで開発し、創業の翌年からベータ版として動かし始めていました。

そして、自分たちが参加しているコミュニティの中で、Backlogを試してもらい、口コミでどんどん広がっていったことが、今のヌーラボの基礎となりました。自分たちの出自がOSSプロジェクトに参加しているエンジニアだったこともあって、Backlogはベータ版の段階から、多くの人を巻き込むプロジェクト管理の特徴を前面に出したソフトウェアで、この特徴が、エンジニア以外のデザイナーやディレクターといった別の職種の方たちにうまく広がったのではないかと考えます。

――もともと受託事業を行う傍ら、ビジネスの前段階として開発していたBacklogの存在があったという点は、とてもOSS(オープンソースソフトウェア)的な発想で興味深いです。起業にあたっても、OSSの考え方や思想を意識されていたのですか。

先ほどもお伝えしましたが、何かを作りたいという思いから始めた会社ではないので、そこまでOSSを意識したとは言えないです。ただ、ヌーラボの前に務めていたエンジニア派遣企業に就職する際、⁠3年で退職し、起業する」という思いだけは持っていたので、起業そのものが目的になっていたかもしれませんね。

その意識を持ち事業を行う中で、Backlogを開発していくうちに、Backlogに対する周りの反応が良かったことが、Backlogを(その後)事業の柱にする後押しにはなりました。ちなみに、Backlog自体は、実は僕たちにとって3回目のプロジェクト管理ツールの開発で、プロジェクト管理というアイデア自体には可能性を感じていました。

その可能性と、起業した他の2人というメンバーとの出会い、そして、市場にけるプロジェクト管理への注目度が高まった時代背景などの巡り合わせに乗っかる形、もう少し違った表現をすると、それらが体系化されたプロセスと認識でき、エフェクチュエーション的な意識で起業当初は行動していました。

ヌーラボ創業者の3名(左から橋本正徳氏、縣俊貴氏、田端辰輔氏)。
今から10年前の2014年10月10日に行われた「ヌーラボ創立10周年カンファレンス NUCON」でのパネルディスカッションの様子(ヌーラボブログより)
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Backlogの事業化と開発⁠コラボレーションの重要性

――ヌーラボと言えばBacklogと呼べるぐらい、Backlogはヌーラボの代名詞と言えます。続いては、このBacklogについて詳しく教えてください。もともとプロジェクト管理に注目していたとのことですが、その他、自分たちが開発するプロジェクト管理ツールとして意識していたこと、ユニークさなどはありますか。

橋本:一番は、とにかく楽しいツールであること。この点を第一に心がけました。

先ほどもお伝えしたように、僕はBacklog開発に至るまでに2回、プロジェクト管理ツールの開発に関わっていたのですが、それらは主に受託業務の一環で、目的ありきでの開発でした。そのため、いわゆる業務システム然としたもので、パッと見でUIや色味など仕事っぽさが出てしまっていました。

そうではなく、プロジェクト管理を楽しくできるような、使う人たちがそう感じられるようなツールを目指し、Backlogの開発に取り組みはじめました。余談ですが、その当時のテレビ番組『マネーの虎』にこの開発を題材に「ポストペットのようなグループウェアを作りたい」と応募したことがあります。結果は、事前の番組制作会社の審査段階で落選でしたが(笑)

その後、ベータリリースして今年で19年、さまざまな機能追加、アップデートが行われていますが、一貫して「楽しく仕事できるツール」であることがBacklogの特徴です。

Backlog初期の画面。トップ画面のイラストから楽しさが伝わってくる
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現在(2024年3月)時点のBacklog
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――Backlogには、スターの機能だったり、アイコンのフレンドリーさなど、ビジュアル面、コミュニケーション面にもさまざまな「楽しさ」の工夫が見えますね。これらの背景がわかったように思います。

一方で、ツールはあくまでツールでもありますし、プロジェクト管理に対する意識、心構えも大事かと思います。橋本さんにとって、プロジェクト管理とはどういったものでしょうか。

橋本:プロジェクト管理(プロジェクトマネジメント)に関しては、もう何年も前からたくさんの書籍や記事が出ていますし、とくに日本企業での課題とも言えますね。さまざまなツールが誕生する理由もその1つと考えます。

たとえば、株式会社ソニックガーデン創業者、倉貫義人さんの声を借りれば、プロジェクトマネジメントとは「プロジェクトをなんとかする」ことです。とにかく、ゴールに辿り着くための道筋が作れれば、その目的は達成されるのかなと思います。

じゃあ、ここ日本ではどうなっているのか。とくに平成までのプロジェクト管理は、古くからの企業組織の在り方、年功序列、さまざまな価値観で遂行されてきたわけですが、令和に入り、いよいよ人口減少、さらにIT・ネット化、コロナ禍などを経て、オンラインでのコミュニケーション・コラボレーションがさまざまな分野で活発になった結果、国内企業でも多国籍なチームが増え、プロジェクト管理自体が多様化し始めています。

プロジェクト管理の多様化は、言い換えれば複雑化にもなるわけで、なんとかするにしても解決手段が難しいわけです。

そこで、改めてツールの存在意義が問われます。もし、今言ったようにプロジェクトの複雑さ、そこで起きる人と人との直接的なコミュニケーションが複雑化するのであれば、間にツールを置くことで、ツールを通して複雑化から生まれる溝や歪が解消できるからです。

たとえば、よく言われる日本的な、ハイコンテキストなコミュニケーション、仕事習慣に対して、ツールによるインクルージョンを目指せると考えています。

――とても興味深い、そして、橋本さんらしいお考えのように思いました。とくにコロナ禍においては、日本国内でも、世代や経験の差におけるコミュニケーションの分断(対面・オンライン)が取り沙汰されました。

一方で、この分断はツールだけでは解消するのが難しい部分もあるかと思います。そこで、この点についてもう一歩踏み込んで質問します。橋本さんにとって、良い組織・チームに必要な要素は何だと思いますか?

橋本:ずばり「仲良くする」ことが大切です。さまざまな考え方があるとは思いますが、僕は組織においては「仲悪くなることを避ける」⁠仲良くするように頑張る⁠⁠、そういった意識の持ち方、また、マネージャであればその環境づくりが重要と考えます。

無理に本質的に仲良くしてくれ、ということではなく、あくまで人VS人の関係性においては、そこで仲良くすることはメリットが多いから、仲良くしていく戦略をとってほしいです。仲が良いから、言いたいことはちゃんと言えるという状態を作るのが、情報のやり取りや透明性を高めるために大事だと思います。

一方で、何か課題に対して意見を言い合う、議論する、ということであった場合、それは人VS人ではなくて、人と人が課題に向き合う、人VS課題、場合によっては、人VSホワイトボードという構図を取らないと、人と人の間に軋轢ができると思います。

この考え方で言えば、組織においては、人VS人、人VS課題という切り分けで今度することで、⁠会社は仲良しクラブで良い」わけですし、僕はそれを信念として会社経営を心がけています。

――これはまさにご自身の著書会社は「仲良しクラブ」でいい⁠2021、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)でも書かれていることですね。また、ヌーラボでは、2021年に「⁠⁠このチームで一緒に仕事できてよかった⁠を世界中に生み出していく。」というブランドメッセージを発表していますが、そこにも通ずるように感じました。

テクノロジーと社会とコミュニティ

――次に、ヌーラボの出発点である福岡、地域と企業、地域とテクノロジー、そして、コミュニティの関係についてお聞かせください。

インターネットは距離や時間を解消した、とよく言われる一方で、日本に限らず、世界各国とも、経済や文化など中心都市に一極集中しがちです。いわゆる中央集権的な面が強い中、日本においては、東京以外の都市である福岡を中心とした、情報発信、独自の活動、いわゆる地域コミュニティの活性化が目立っています。

とくに現在の福岡市長になって行われた2012年の「スタートアップ都市」宣言以降、その動きが顕著です。

福岡を拠点に置くヌーラボの代表として、福岡の特徴や強み、また、地域コミュニティに関して思いや考えはありますか?

橋本:インターネットによる距離や時間の短縮はまさにそのとおりですし、テクノロジーが社会に浸透したことで、多くの人が可能性を広げられるようになりました。僕たちヌーラボでは、誰もがテクノロジーを活用でき、一人でも多くの方たちが、その可能性が広げられるような環境・社会を目指し、プロダクトの開発・提供を行っています。

先ほど、ツールに楽しさを含めることを心がけていると述べましたが、そのためには誰もが手軽に使えるツールでなければいけません。その中には、ITに詳しくない人も含まれるわけですから、そういった人たちも分け隔てなくツールを活用して、そのメリットを享受できる環境づくりこそが、ヌーラボが目指す社会の姿ですね。

次に福岡という場所についてです。これはずばり、僕が福岡出身でこの土地(福岡)に愛着が強いというのが大前提としてあります(笑⁠⁠ ただ、それだけではなくて、日本にいて福岡から生まれた企業だからこそ、東京一極集中に対して、危機感はずっと持っていました。

とくにITの世界は東京の企業やエンジニアを中心に動いている面が強いと思いますが、それだけですと、結局、皆、東京に行ってしまいます。

ヌーラボを起業してから、そういう危機感が強くなる中、2010年に現在の高島市長が福岡市長に初当選したことで、福岡の動きに変化が見え始めました。それは、今までは自分たち民間側だけで動いて変化を起こすのが難しかったことが、高島市長の音頭ともに自治体側の動きが大きくなっていき、具体的な行動を起こしてくれたことで、福岡の企業の在り方、エンジニアの働き方など、さまざまな面で変化が起きたのです。

その中で、馮さんもご参加いただいたことのある明星和楽が生まれました。これは、年齢やポジションに関係なく、⁠異種」な人たちが交流するクリエイティブとテクノロジーの祭典で、立ち上げ時に1つだけこだわったのが福岡での開催でした。

今でこそ、日本各地で大規模なIT関連のイベントがあたりまえのように行われていますが、自分たちとしては東京以外の場所からの発信、トレンドの起点を意識し、福岡で開催しました。加えて、僕たちは多くのメディア、とくに海外メディアの誘致も積極的に行い、その当時から、国内だけではなく、世界への発信、その先にある世界との連携を心がけていました。

そして、2回目となる明星和楽2012では、今の日本の官民連携のスタートアップブームの先駆けとなった「スタートアップ都市宣言」が行われ、企業や民間の取り組みだけではなく、⁠Fukuoka Growth Next」「Engineer Cafe」の設立といった、支援の動きが活発になりました。

その後、東京から地方へという動きが強かったテクノロジー界隈で、福岡から東京を含めた他の地域へという動きを見せられるようになっただけではなく、東京に本社のある企業が福岡に支社を作り、九州、さらにはアジアへの展開を見せるようになりました。

まさにこのような東京だけ、地方だけではない、どこからでもムーブメントを生み出せることが、テクノロジーと地域コミュニティが連携したことの賜物ではないか、と私は考えています。

また、僕の場合、プログラマ派遣でエンジニアになった当時からXP-JUGやMobster、Seaserなどのコミュニティへ参加しており、テクノロジコミュニティの強さを実感していたことが、すんなりとコミュニティ形成に取り組めたことも大きいですね。

実体験をもとにした、強さ、包容力、魅力が、コミュニティという存在の価値を明確にしてくれたと思います。

余談ですが、僕がヌーラボが受託事業を止め、自社サービスだけで事業を行うサービス事業社へ方針転換を思考しはじめたのは、OSSコミュニティの集まりで、よしおかひろたか氏と話し、当時のMiracle Linuxという存在を知ったことがきっかけでしたし、自分自身がさまざまなコミュニティの中でたくさんの影響を受けているのは間違いないですね。

だからこそ、今後も僕たちは福岡を拠点に、福岡という地域コミュニティ、さまざまなOSSコミュニティやその他のコミュニティなど、コミュニティの一員であることを意識し、相互で影響し合える環境の中で活動していきたいですね。

2024年3月に行われた社員総会での記念写真。日本法人の社員は現在144名となった
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AI時代でプロジェクトマネジメントはどう変わる?

――私自身、橋本さんと初めてお会いしたのもOSSコミュニティでの集まりでしたし、OSSコミュニティ、さらには地域コミュニティの存在は、テクノロジーという枠を超えて、社会や環境に大きな影響を与えていると感じています。

そして、2回目の明星和楽2012は、スタートアップ都市宣言など、いろいろな意味で強い印象が残っています(笑)

さて、だいぶ過去、そして、今のヌーラボの存在、橋本さんのお考えについていろいろと伺うことができました。次はこれからのこと、未来について話を進めましょう。

今の話題から生成AIは外すことはできないのですが、橋本さんは経営者として、また、ヌーラボの企業の一員として、この生成AIをどのように捉えていますか?

橋本:本当に便利ですよね。一昨年末のChatGPTの登場以降、働き方が大きく変わったと実感します。今のChatGPTを使えば、いわゆるルーチンワークと呼ばれる業務の多くが、生成AIで代替できる世界になりました。

また、エンジニアの世界では、GitHub Copilotなどの登場でコーディングスピードは劇的に早くなったのではないでしょうか。

このように特定の業務、作業に関しては生成AIの登場が大きく影響し、状況を革新的に変えたと思います。ただ、だからといって何でもAIが必要なのか、ということについては疑問を感じています。

今述べたような業務については生成AIのほうが効率的ですし、その業務についていた人の職は置き換えられる可能性は高いです。それでも、ルーチンワークの中にも例外が発生するケースはありますし、その例外の発生回数が多いものであれば、ルーチンワークと言えどもまだまだ生成AIで置き換えるのは現実的に不可能じゃないかと思います。

そして、現在のメディアによる生成AIブームの取り上げ方は少し極端すぎるのも問題と思います。今述べたように、すべて生成AIで置き換わるわけではないにもかかわらず、何でも生成AIでという風潮も出ているからです。

2024年の今時点で言えば、業務の観点で現状の生成AIを問題なく利用できるのはテンプレートの自動生成といったレベルで、仕事を委託するレベルには至っていません。

――精度、という面で完全に任せるには至っていないということでしょうか。ちなみに、プロジェクト管理の観点で、生成AIの存在はどう思われていますか?

橋本:精度の面もいずれは解決するかもしれませんが、2024年ではまだまだ改善の余地があると思います。

一方、プロジェクトマネジメントにおいて、生成AIの可能性はすごく大きいというのが私の意見です。それは、先ほど述べた、人と人とが向き合う場合、人と人の間に生成AIがエージェントとして介在することで、余計な軋轢や衝突が減り、人対課題の構造に導いてくれると考えられるからです。

生成AIがエージェントとして存在すれば、感情にも配慮した客観的コミュニケーションの実現が可能となります。

他にも、すでに存在するツールの中には専門知識を持たせたAIエージェントをプロジェクトメンバーとして追加できるものがあります。

こうすることで、人間だけのメンバーだけではない考え、さらには、持っている情報によっては人間以上の知識を持ったメンバーが加わった強力なチームを生み出すことができます。

私たちヌーラボではまだその域まで達してはいませんが、Backlogは2023年秋にOpenAIと連携した「AI要約」機能を実装するなど、ツール内で生成AIが十分に活用できる部分に、どんどん追加していきたいと考えています。

Backlogに搭載されたAI機能「AI要約」
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話を戻して、生成AIの登場はとくに人間の働き方を大きく変えるのは現時点では不可避と思われますが、今はまだ方向が見えない、過渡期なだけだと言えます。その中で、プロジェクト管理という面では生成AIが活躍できるシーンがどんどん増えていくと思います。

先ほど例に挙げた、プロジェクト内でのエージェントとしての生成AIの存在が大きくなっていけば、今まで人間がボトルネックとなっていたプロジェクト内でのコミュニケーションがますます活性化し、その数が増えていくと思います。結果として、これからの業務ではコミュニケーションの数がさらに増え、コミュニケーションの質で成否が問われる業務が増えていくのではないでしょうか。

そういった業務でのコミュニケーションは感情が伴わないわけですから、裏を返せば、これから人間に求められる機能、もっと具体的に考えると、⁠感情を伴う労働」だけが残っていくのではないかと、今は想像しています。

そのときに、人と人、人とAIがコラボレーションする真のAI社会の幕開けを迎えるのではないでしょうか。

20周年を迎えてのメッセージ

――生成AIの登場は、インターネットの登場と同じぐらい、この先の社会に大きな影響を与えていくと私も思います。その中で、今おっしゃったプロジェクト管理におけるエージェントとしての生成AIの価値は、直近数年ではあたりまえのものになっていきそうですね。その中で、Backlogやヌーラボが提供する他のツールにどのような機能が実装されていくのか、楽しみにしています。

さて、最後になります。2024年3月29日に創業20周年を迎えたヌーラボですが、20年という節目での橋本さんの想い、また、これからのヌーラボが目指すことを教えてください。

橋本:この20年がそうだったように、これからもテクノロジーが社会に与える影響はますます大きくなっていくでしょう。そして、僕たちはテクノロジーを起因とした変化が激しい時代を生きることになります。そこには、東京や福岡、日本といったくくりではなく、世界というくくりで考えなければいけないことも増えていきます。

まずはありきたりですが、その多様性を受け入れ取り込みながら、その変化や刺激を楽しんで前進していきたいですね。20年を通過点として、ヌーラボとしてできること、ヌーラボとして生み出せる価値を提供し続けていきたいです。

――ありがとうございました。

僕たちは福岡から社会を変えていく!創業メンバーの橋本氏と田端氏
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