極めるVisual C++ 基礎にして初歩にあらず
1998年2月16日紙版発売
吉田弘一郎 著
A5判/496ページ
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 4-7741-0557-0
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
吉田弘一郎が放つ,真のプロフェッショナル・プログラマへのバイブル。Visual C++による開発を飯の種のとするプロフェッショナルから,腕に覚えのあるアマチュアプログラマまで,本気で上を目指すプログラマにぜひ読んでいただきたいVC++本です。
こんな方におすすめ
- Visual C++についてより深く学びたい方
目次
第1章 C++の基礎知識
- 1・1 参照:Reference
- ・ ポインタによるSwap
- ・ 参照によるSwap
- ・ 参照の初期化の規則
- ・ クラスメンバとしての参照
- ・ 演算子再定義
- 1・2 テンプレート
- ・ テンプレートの必要性
- ・ テンプレートのライブラリ化
- ・ テンプレートとビジネス
- ・ Vec2のテンプレート化
- 1・3 ストリーム
- ・ ストリームとは何か
- ・ 数値出力の書式指定
- ・ endlは"\n"にあらず
- ・ ストリームの種類
- ・ ファイルとストリーム
- ・ ストリングとストリーム
- ・ ユーザクラスとストリーム
- 1・4 名前空間
- ・ 名前空間(Name Space)の必要性
- ・ 名前空間(Name Space)の例題
- 1・5 例外処理
- ・ エラー処理の重要性
- ・ ライブラリレベルでのエラー対策
- ・ 言語レベルでのエラー対策
- 1・6 実行時型情報
- ・ 実行時型情報の必要性
- ・ 実行時型情報の自己流サポート
- ・ 実行時型情報のC++流サポート
- 1・7 標準C++ライブラリ
- ・ 標準C++ライブラリとは何か
- ・ 標準C++ライブラリの構成
第2章 Win32の基礎知識
- 2・1 ファイルアクセス
- ・ ファイルの読み書き
- 2・2 パイプ
- ・ パイプとファイル
- ・ パイプ名
- ・ CreateNamedPipe
- ・ ConnectNamedPipe
- ・ CallNamedPipe
- ・ パイプの例題:サーバー
- ・ パイプの例題:クライアント
- ・ パイプの例題:実行結果
- ・ パイプoverネットワーク
- 2・3 ファイルマッピング
- ファイルマッピングとは何か
- CreateFileMapping
- ファイルマッピングの例題(1)
- ファイルマッピングの例題(2)
- 2・4 Shared Memory
- ・ Shared Memoryの仕組み
- ・ Shared Memory Class
- 2・5 スレッド
- ・ プロセスとスレッド
- ・ Create Thread
- ・ スレッドの例題(1)
- ・ スレッドの例題(2)
- ・ スレッドの例題(3)
- ・ スレッドの優先度
- ・ SuspendとResume
- ・ スレッドのオブジェクト化
- ・ スレッドの例題(4)
- ・ スレッドの例題(5)
- 2・6 ソケット
- ・ ソケットのメカニズム
- ・ WinSock DLL
- ・ WinSock関数
- ・ ソケットのプログラミング
- ・ ソケットのオブジェクト化
- 2・7 RPC
- ・ RPCとは何か
- ・ RPCの開発手順
- ・ MIDLでコンパイル
- ・ RPC関数
- ・ Rpcサーバ RPCs01.cpp
- ・ RPCクライアント RPCc01.cpp
- ・ RPC実行例
- ・ プロジェクトのファイル構成
- 2・8 DLL
- ・ VC5でDLLを作る
- ・ VC5でDLLを使う
- ・ Visual BasicでDLLを使う
- ・ ExcelでDLLを使う
- ・ DLLとデータの共有
- 2・9 プロセス
- ・ UNIX系プロセスコール
- ・ Win32プロセス
第3章 MFCの基礎知識:理論編」
- 3・1 VC++とMFC
- 3・2 MFCとWin SDK
- 3・3 CObjectの基本機能
- ・ MFCの基底型CObject
- ・ CObjectの基本的機能
- 3・4 CFile
- ・ ファイルのオープン
- ・ Write
- ・ Read
- 3・5 実行時型情報
- ・ CRuntimeClass
- ・ Staticの復習
- ・ DYNAMICマクロの仕組み
- ・ 実行時型情報の例題
- 3・6 動的生成
- ・ 動的生成とは何か
- ・ DYNCREATEマクロの仕組み
- ・ 動的生成の例題(1)
- ・ 動的生成の例題(2)
- 3・7 シリアル化
- ・ CArchive
- ・ CArchiveの中身
- ・ シリアル化の例(1)
- ・ 標準C++ストリームとの関係
- ・ SERIALマクロの仕組み
- ・ Serialize関数
- ・ シリアル化の例(2)
- 3・8 CObjectの拡張法
- ・ CObjectの生成子
- ・ 基本機能は拡張機能
- 3・9 Document
- ・ ドキュメントとは何か
- ・ CDocument
- ・ ユーザドキュメント
- ・ ミニマムWin32アプリケーション
- ・ ドキュメントの例題
- 3・10 FrameとView
- ・ Frameとは何か
- ・ 額縁の絵
- ・ View
- 3・11 Document-View構造
- ・ Document Template
- ・ CWinAppとCDocTemplate
- ・ SDIとMDI
- ・ ミニマムSDI
- ・ ミニマムMDI
第4章 MFCの基礎知識:Wizard編
- 4・1 ダイアログ型アプリケーションの作り方
- ・ ダイアログ型アプリケーションの生成
- ・ ClassWizardを使う
- ・ 生成されたソースコードを見る
- ・ イベント処理
- ・ UpdateDataとDoDataExchange
- ・ DDXを用いない方法
- 4・2 SDIの作り方
- ・ SDIアプリケーションの骨格作成
- ・ 生成されたソースコードを見る
- ・ SDIを拡張する
- 4・3 MDIの作り方
- ・ MDI型アプリケーションの骨格作成
- ・ 生成されたソースコードを見る
- ・ Viewクラスの追加
- ・ Doc-Viewペアの追加
- 4・4 Viewクラスの使い方
- ・ CViewの派生型
- ・ EditViewの例題
- ・ FormViewの例題
- 4・5 ActiveXコントロール
- ・ ControlWizardで骨格プログラム生成
- ・ Disp1024Ctl.hとDisp1024Ctl.cppの編集
第5章 Commonコントロールの使い方
- ・ Commonコントロールの種類
- ・ スピン・ボタン
- ・ スライダー
- ・ プログレス・バー
- ・ タブ
- ・ リスト・ビュー
- ・ ツリー・ビュー
索引
この本に関連する書籍
-
C++デバッグ技術 (Visual C++プログラマーのためのトラブルシューティング)
プログラマーが行う作業のうち大半の時間を占めるのがデバッグに関わる仕事です。バグをいかに早く,そして正確に潰せるかが,プログラマーの腕の見せ所とも言えます。...
-
Visual C++ あんしん入門
Visual C++を使うのに必要不可欠なC++言語の知識,VC++のツールやライブラリの使い方をサンプルプログラムを作成しながら学習していきます。Windowsアプリケーションの...