C++デバッグ技術 (Visual C++プログラマーのためのトラブルシューティング)

[表紙]C++デバッグ技術 (Visual C++プログラマーのためのトラブルシューティング)

紙版発売

B5変形判/544ページ

定価4,620円(本体4,200円+税10%)

ISBN 4-7741-1125-2

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書籍の概要

この本の概要

プログラマーが行う作業のうち大半の時間を占めるのがデバッグに関わる仕事です。バグをいかに早く,そして正確に潰せるかが,プログラマーの腕の見せ所とも言えます。本書は,バグの発見と対策にテーマを絞った,得難いトレーニング書となっています。

こんな方におすすめ

  • 効率的なデバッグの方法を知りたい方
  • 全てのVisual C++ユーザ

目次

  • はじめに

Part I コード作成技術

  • 第1章 優れたコードの書き方
    • ・本書の対象者
    • ・学習スタイル
    • ・学習の開始箇所
    • ・警告!すべてのC/C++コンパイラは同じではない
    • ・言語を問わないデザインツール 基礎の基礎
    • ・優れたプログラム設計の5つの要素
    • ・破るためにあるルール
    • ・データ型
    • ・ハンガリアン記法
    • ・演算子の優先権
    • ・まとめ
  • 第2章 コンパイラによる最適化
    • ・コーディングによって果たされる役割とコンパイラによる最適化の役割
    • ・Microsoft Visual C++コンパイラの最適化
    • ・Microsoft C++最適化スイッチ
    • ・Microsoft Visual Studioを利用したコンパイラオプションの設定
    • ・推奨されるビルド
    • ・まとめ
  • 第3章 論理エラーと構文エラー
    • ・優れたデバッグ方法
    • ・プログラムにおけるエラーの4つのカテゴリー
    • ・エラーメッセージの検査
    • ・エラーを予防するために
    • ・例外処理における設計
    • ・「ご協力お願いします」
    • ・Microsoft Visual C++のヘルプ
    • ・まとめ
  • 第4章 デバッガの必須要素
    • ・デバッガが使用可能であることの確認
    • ・デバッガの起動
    • ・[デバッグ]ツールバーのアイコン
    • ・その他の[デバッグ]メニューオプション
    • ・ローカルメニューのデバッグオプション
    • ・デバッガのさまざまなウィンドウ
    • ・[表示]メニュー,[デバッガ]ウィンドウ
    • ・[ウォッチ]ウィンドウの変数の異なるデータ型としての表示
    • ・[キーボードマップ]
    • ・デバッガのキーボードショートカット
    • ・まとめ
  • 第5章 デバッグおよびリリースの候補
    • ・デバッグビルドとリリースビルドのデフォルト設定
    • ・デバッグビルドのプロジェクト設定の変更
    • ・.PDBファイルとは
    • ・.DBGファイルとは
    • ・最適化されたコードのデバッグ
    • ・デバッガを有効にするもう1つの方法
    • ・基本バージョンまたはデバッグバージョンの使用
    • ・C/C++ランタイムデバッグライブラリ
    • ・リンカの参考事項
    • ・デバッグビルドにおけるリリースバージョンのエラーの検出
    • ・TRACEマクロ
    • ・VERIFYマクロ
    • ・古い32ビット版のVisual C++の移植
    • ・まとめ

Part II 手続き指向の環境

  • 第6章 コマンドラインコードにおけるエラーの特定,分析,修正
    • ・デバッグの開始
    • ・デバッガの高度な使用法
    • ・変数についての詳察
    • ・まとめ
  • 第7章 インラインアセンブリ言語コードのデバッグ
    • ・簡易版アセンブリ言語入門
    • ・デバッグ
    • ・まとめ
  • 第8章 Windowsコードにおけるエラーの特定,分析,修正
    • ・2台のコンピュータを使用したデバッグ
    • ・簡易版Windows入門
    • ・デバッグ
    • ・まとめ

Part III オブジェクト指向環境

  • 第9章 コマンドラインコードにおけるエラーの発見,分析,修復
    • ・高度なデバッグ用ツール
    • ・[ClassView]の要素
    • ・argcとargv[]のデバッグ
    • ・まとめ
  • 第10章 Microsoft Foundation Classライブラリを使ったWindowsプログラミング
    • ・クラスライブラリを使用する理由
    • ・真の基本クラス―CObject
    • ・アプリケーションとクラスのウィザード
    • ・Graphアプリケーション
    • ・プロファイリング
    • ・まとめ
  • 第11章 MFC Windowsコードにおけるエラーの特定,分析,修正
    • ・メモリの問題
    • ・プロットの問題
    • ・まとめ

Part IV 標準テンプレートライブラリ

  • 第12章 STLコーディングの実際
    • ・複数のアーキテクチャ
    • ・C++を飼い馴らす
    • ・STL――箱の中のデータ構造?
    • ・STL――第一印象
    • ・STLとHewlett-Packard
    • ・大衆のためのSTL
    • ・STL――その概要
    • ・STL――ANSI/ISO C++の採用
    • ・STLの基本コンポーネント
    • ・完全なSTLパッケージ
    • ・古典的なC,ANSI C,C++,ANSI C++――ヘルプ!
    • ・データ構造――概説
    • ・改訂版ハンガリアン記法
    • ・関数の多重定義
    • ・関数ポインタ
    • ・演算子の多重定義を記述する
    • ・構造を超えたテンプレート
    • ・なぜSTLはテンプレートより優れているのか?
    • ・まとめ
  • 第13章 STLコードにおけるエラーの特定,分析,修正
    • ・標準的なC++をSTL構文に変換する際の問題点
    • ・C++からSTLコードへの変換の実例
    • ・STLのwargame.cpp
    • ・まとめ

Part V 特別なデバッグ問題

  • 第14章 その他のトピック
    • ・MFCをベースにしたダイナミックリンクライブラリの作成
    • ・ホストアプリケーションを作成してDLLを使用する
    • ・詳細な調査の準備
    • ・まとめ
  • 第15章 ActiveXコントロールの取り扱い
    • ・ActiveXコントロールの開発
    • ・Clockコントロールのデバッグ
    • ・まとめ
  • 第16章 COM,ATLおよびDHTMLのデバッグ
    • ・COMオブジェクトモデル
    • ・ATL Polygonプロジェクトの作成
    • ・ATL COMコントロールのデバッグ
    • ・まとめ
  • 第17章 STLおよびMFCコーディング
    • ・STLおよびMFCアプリケーションの作成
    • ・デバッグ
    • ・まとめ