入門技術解説 半導体の基礎理論
2000年10月10日紙版発売
堀田厚生 著
A5判/304ページ
定価2,530円(本体2,300円+税10%)
ISBN 4-7741-1081-7
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書籍の概要
この本の概要
初学者にとっては取っつきにくい分野であった「半導体」の全体像を見渡せるように,体系的に分類し,半導体に関わる幅広い専門知識を入門者向けに解説しました。工専,工学系大学,初級エンジニアの方々に最適な一冊です。
こんな方におすすめ
- 工学系の学生
- 初級エンジニアの方
目次
第1部 半導体の物理
- 第1章 半導体の物理とPN接合
- 1・1 半導体の定義
- 1・2 半導体の物質
- 1・3 結晶中の電子の振る舞い
- 1・4 半導体と金属と絶縁体の区別
- 1・5 電子と正孔の濃度
- 1・6 電子と正孔の生成と消滅
- 1・7 電子と正孔の移動
- 1・8 N型半導体とP型半導体
- 1・9 PN型接合
- 1・10 PN接合の電気特性
- 1・11 金属と半導体の接触
- 第2章 MOS構造
- 2・1 MOS構造のエネルギーバンド図
- 2・2 MOS構造のCV特性
- 第3章 配線
- 3・1 寄生抵抗
- 3・2 寄生容量
- 3・3 寄生インダクタンス
- 3・4 エレクトロマイグレーション
第2部 トランジスタおよびその他の半導体素子
- 第4章 MOSトランジスタ
- 4・1 構造と電気特性
- 4・2 PMOSとNMOS
- 4・3 MOSトランジスタ回路の基本
- 第5章 バイポーラトランジスタ
- 5・1 構造と電気特性
- 5・2 SiGeヘテロ接合バイポーラトランジスタ
- 5・3 バイポーラトランジスタ回路の基本
- 第6章 各種の半導体接地
- 6・1 代表的なデバイス:ダイオード
- 6・2 新しいデバイス:CCD
第3部 集積回路(ICおよびLSI)
- 第7章 集積回路の分類とロジックICの基礎
- 7・1 分類
- 7・2 ロジックIC
- 第8章 MOSロジック
- 8・1 スタティック回路
- 8・2 入出力伝達特性
- 8・3 遅延期間
- 8・4 消費電力
- 8・5 ダイナミック回路
- 8・6 チャージシェア
- 8・7 セレクタ(マルチプレクサ)
- 8・8 デコーダ
- 8・9 デコーダグリッチ
- 8・10 エンコーダ
- 第9章 算術論理演算器(ALU)
- 9・1 半加算機
- 9・2 全加算機
- 9・3 32ビット加算機
- 9・4 キャリールックアヘッド回路
- 9・5 減算
- 9・6 2の補数表現
- 9・7 浮動小数点表現
- 第10章 順序回路
- 10・1 RSラッチ(Set Reset Latch)
- 10・2 D型フリップフロップ
- 10・3 クリア機能やイネーブル機能付きD型フリップフロップ
- 10・4 ラッチ
- 10・5 同期化回路
- 第11章 メモリLSI
- 11・1 各種のメモリセル
- 11・2 メモリLSIの構成
- 11・3 ブロック図
- 11・4 外部仕様
- 11・5 複数出力メモリのブロック図
- 11・6 コンピュータのメインメモリの構成
- 11・7 バイトアドレス
- 11・8 メモリLSIの分類
- 11・9 DRAM(Dynamic Random Access Memory)
- 11・10 歩留と欠陥救済
- 11・11 シリアルメモリ
- 11・12 連想メモリ
- 第12章 設計方法,テスト,製造方法代表的な誤動作など
- 12・1 TATを短縮するロジックICの設計方法
- 12・2 ランダム論理と規則化論理
- 12・3 速度と消費電力,速度と値段
- 12・4 テスティング
- 12・5 設計方法
- 12・6 ICおよびLSIの製造方法
- 12・7 チップサイズ(面積)とコスト(原価)
- 12・8 パッケージング
- 12・9 動作温度と保存温度
- 12・10 信頼性(寿命)
- 12・11 微細化
- 12・12 代表的誤動作の原因
- 第13章 バイポーラロジック
- 13・1 ECL(Emitter Coupled Logic)
- 13・2 TTL(Transistor Transistor Logic)
- 13・3 BiCMOSロジック
- 第14章 アナログICの基礎
- 14・1 差動増幅器
- 14・2 カレントミラー
- 14・3 DA変換とAD変換
第4部 システムLSI
- 第15章 CPU(Central Processing Unit)
- 15・1 構成要素
- 15・2 ソフトウェアモデル
- 15・3 命令セット
- 15・4 機械語,アセンブラ言語,高級言語,アセンブラ,コンパイラ
- 15・5 高級言語とアセンブラ言語の例
- 15・6 命令実行の過程
- 15・7 CPUの高速化 1
- 15・8 CPUの高速化 2
- 15・9 パス
- 第16章 マルチメディア
- 16・1 シリアル信号
- 16・2 誤り検出と訂正
- 16・3 プロトコル
- 16・4 データ圧縮
索引
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