Software Technologyシリーズ改訂第4版 ANSI C対応 はじめてのC
2001年7月23日紙版発売
椋田實 著
A5判/408ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 4-7741-1264-X
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書籍の概要
この本の概要
「はじめてのC」最新改訂第4版の登場です。現在のC処理系の環境を踏まえデータ型の記憶領域等に関する記述に加筆・修正がおこなわれました。これからCの学習をはじめようと思っている方はもちろん,中級以上の方が基本事項の再確認をするうえでも最適な1冊です。
こんな方におすすめ
- C言語を独学で学び始めようとしている方
- 専門学校や大学などでC言語入門の教科書・参考書を探している方
目次
第1章 C言語入門
- 1.1 "C"とはどんな言語だろうか?
- C言語によるプログラミング
- 1.2 わかりやすいプログラムを書く
- C言語のプログラミング・スタイル
- 1.3 どんなデータ型をどう演算するか
- C言語のデータ型の表現と演算
- 1.4 命令の実行順を変える
- "C"プログラムの制御の流れ
- 1.5 "C"の機能を拡張するもの
- プリプロセッサの機能
- 1.6 "C"の入出力を引き受けるもの
- 標準ライブラリ関数の役割
第2章 データ型
- 2.1 はじめは4つのデータ型
- C言語で使うデータの基本型
- 2.2 変数には記憶クラスを宣言する
- 変数と記憶クラス
- 2.3 変数の有効範囲はどうなるか
- 変数の記憶クラスと有効範囲
- 2.4 実際の値を直接表現する
- 定数の表し方
- 2.5 変数,配列に値を代入する
- 変数と配列の初期化
- 2.6 新しいデータ型を作る
- データ型の同義語を定義する命令
第3章 演算子
- 3.1 "C"で加減乗除を行なう
- C言語の算術演算子
- 3.2 "C"で行なう比較・論理演算
- 関係演算子と論理演算子
- 3.3 1を加算する・1を減算する演算
- インクリメント・デクリメント演算子
- 3.4 ビットを直接操作する
- ビット演算子とシフト演算子
- 3.5 アドレスまたはその中味を指し示す
- アドレス演算子と間接演算子
- 3.6 "C"の代入・条件演算子,その他
- 代入・cast・順次・条件・sizeof演算子
- 3.7 演算に先立って決められている規則
- 演算子の優先順位と結合規則
第4章 制御の流れ
- 4.1 制御の流れを分岐させる
- if-else文による条件分岐
- 4.2 同じ処理を繰り返し実行する・1
- while文による繰り返し処理
- 4.3 同じ処理を繰り返し実行する・2
- for文による繰り返し処理
- 4.4 条件により分岐先を選択する
- switch-case文による分岐先の選択
- 4.5 同じ処理を繰り返し実行する・3
- do-while文による繰り返し処理
- 4.6 繰り返し制御から抜け出す
- break文とcontinue文
- 4.7 "C"の無条件ジャンプ命令
- goto文による無条件ジャンプ命令
第5章 関数
- 5.1 "C"で使う関数の意味
- Cプログラムの構成単位である関数
- 5.2 関数の型を宣言する
- 関数の型と記憶クラス
- 5.3 関数間のデータのやりとり
- データの受け渡し方法
- 5.4 自分自身を関数として呼び出す
- C言語の再帰呼び出し
第6章 配列とポインタ
- 6.1 配列にデータを格納する
- C言語で使う配列
- 6.2 文字の集まりを配列に格納する
- 文字型データを扱う配列
- 6.3 配列のデータを自由に操作する
- ポインタと配列
- 6.4 関数間のポインタのやりとり
- ポインタと関数
- 6.5 ポインタを格納する配列
- ポインタ配列
第7章 構造体と共用体
- 7.1 データを操作しやすく組織化する
- データの集合である構造体
- 7.2 構造体のメンバを参照するには
- 構造体のメンバの参照とポインタ
- 7.3 あらかじめ構造体に値を入れておく
- 構造体の初期設定
- 7.4 関数へ構造体データを渡す
- 構造体と関数
- 7.5 同一アドレスへ異なるデータを割り当てる
- 共用体(ユニオン)の宣言
第8章 標準関数
- 8.1 Cプログラムから呼び出す入出力関数
- 標準ライブラリの入出力関数
- 8.2 数値,文字列を変換して出力する
- printf,fprintf関数
- 8.3 数字や文字綴りを変換して入力する
- scanf,fscanf関数
- 8.4 標準入力から1文字読み込む
- getchar関数
- 8.5 標準出力へ1文字出力する
- putchar関数
- 8.6 標準入出力を通さない入出力関数
- fopen,fclose関数
- 8.7 1文字ずつファイルを入出力する関数
- fgetc,fputc関数
- 8.8 行単位にファイルを入出力する
- fgets,fputs,gets,puts関数
- 8.9 レコード単位にファイルを入出力する
- fread,fwrite関数
- 8.10 その他ファイルに関する関数
- fseek,ftell,feof,ferror,remove関数
- 8.11 文字列を操作する関数
- strcat,strcpy,strlen,strcmp関数
- 8.12 文字クラスを調べる関数
- isalpha,isdigit,islower,isupper,isspace関数
- 8.13 大文字と小文字を変換する関数
- tolower,toupper関数
- 8.14 実行時にメモリを確保・解放する
- malloc,free関数
- 8.15 ほかのプログラムを起動する
- system関数
第9章 低水準入出力関数
- 9.1 C処理系に依存する低水準入出力関数
- UNIXとMS-DOS用の入出力関数
- 9.2 ファイルを読み書きできるようにする
- open関数,close関数,creat関数
- 9.3 ファイルにデータを書き込む
- write関数
- 9.4 ファイルにあるデータを読み出す
- read関数
- 9.5 ファイルをランダムに読み書きする
- lseek関数
巻末資料
- 付録A ASCIIコード表
- 付録B 16進to10進変換表
- 付録C 例題プログラムがC処理系で異なる点
- 付録D size_tの型とNULLの値
- 索引 PROGRAM INDEX&用語索引
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