Software Technologyシリーズ改訂第4版 ANSI C対応 はじめてのC

[表紙]改訂第4版 ANSI C対応 はじめてのC

紙版発売

A5判/408ページ

定価2,178円(本体1,980円+税10%)

ISBN 4-7741-1264-X

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書籍の概要

この本の概要

「はじめてのC」最新改訂第4版の登場です。現在のC処理系の環境を踏まえデータ型の記憶領域等に関する記述に加筆・修正がおこなわれました。これからCの学習をはじめようと思っている方はもちろん,中級以上の方が基本事項の再確認をするうえでも最適な1冊です。

こんな方におすすめ

  • C言語を独学で学び始めようとしている方
  • 専門学校や大学などでC言語入門の教科書・参考書を探している方

目次

第1章 C言語入門

  • 1.1 "C"とはどんな言語だろうか?
    • C言語によるプログラミング
  • 1.2 わかりやすいプログラムを書く
    • C言語のプログラミング・スタイル
  • 1.3 どんなデータ型をどう演算するか
    • C言語のデータ型の表現と演算
  • 1.4 命令の実行順を変える
    • "C"プログラムの制御の流れ
  • 1.5 "C"の機能を拡張するもの
    • プリプロセッサの機能
  • 1.6 "C"の入出力を引き受けるもの
    • 標準ライブラリ関数の役割

第2章 データ型

  • 2.1 はじめは4つのデータ型
    • C言語で使うデータの基本型
  • 2.2 変数には記憶クラスを宣言する
    • 変数と記憶クラス
  • 2.3 変数の有効範囲はどうなるか
    • 変数の記憶クラスと有効範囲
  • 2.4 実際の値を直接表現する
    • 定数の表し方
  • 2.5 変数,配列に値を代入する
    • 変数と配列の初期化
  • 2.6 新しいデータ型を作る
    • データ型の同義語を定義する命令

第3章 演算子

  • 3.1 "C"で加減乗除を行なう
    • C言語の算術演算子
  • 3.2 "C"で行なう比較・論理演算
    • 関係演算子と論理演算子
  • 3.3 1を加算する・1を減算する演算
    • インクリメント・デクリメント演算子
  • 3.4 ビットを直接操作する
    • ビット演算子とシフト演算子
  • 3.5 アドレスまたはその中味を指し示す
    • アドレス演算子と間接演算子
  • 3.6 "C"の代入・条件演算子,その他
    • 代入・cast・順次・条件・sizeof演算子
  • 3.7 演算に先立って決められている規則
    • 演算子の優先順位と結合規則

第4章 制御の流れ

  • 4.1 制御の流れを分岐させる
    • if-else文による条件分岐
  • 4.2 同じ処理を繰り返し実行する・1
    • while文による繰り返し処理
  • 4.3 同じ処理を繰り返し実行する・2
    • for文による繰り返し処理
  • 4.4 条件により分岐先を選択する
    • switch-case文による分岐先の選択
  • 4.5 同じ処理を繰り返し実行する・3
    • do-while文による繰り返し処理
  • 4.6 繰り返し制御から抜け出す
    • break文とcontinue文
  • 4.7 "C"の無条件ジャンプ命令
    • goto文による無条件ジャンプ命令

第5章 関数

  • 5.1 "C"で使う関数の意味
    • Cプログラムの構成単位である関数
  • 5.2 関数の型を宣言する
    • 関数の型と記憶クラス
  • 5.3 関数間のデータのやりとり
    • データの受け渡し方法
  • 5.4 自分自身を関数として呼び出す
    • C言語の再帰呼び出し

第6章 配列とポインタ

  • 6.1 配列にデータを格納する
    • C言語で使う配列
  • 6.2 文字の集まりを配列に格納する
    • 文字型データを扱う配列
  • 6.3 配列のデータを自由に操作する
    • ポインタと配列
  • 6.4 関数間のポインタのやりとり
    • ポインタと関数
  • 6.5 ポインタを格納する配列
    • ポインタ配列

第7章 構造体と共用体

  • 7.1 データを操作しやすく組織化する
    • データの集合である構造体
  • 7.2 構造体のメンバを参照するには
    • 構造体のメンバの参照とポインタ
  • 7.3 あらかじめ構造体に値を入れておく
    • 構造体の初期設定
  • 7.4 関数へ構造体データを渡す
    • 構造体と関数
  • 7.5 同一アドレスへ異なるデータを割り当てる
    • 共用体(ユニオン)の宣言

第8章 標準関数

  • 8.1 Cプログラムから呼び出す入出力関数
    • 標準ライブラリの入出力関数
  • 8.2 数値,文字列を変換して出力する
    • printf,fprintf関数
  • 8.3 数字や文字綴りを変換して入力する
    • scanf,fscanf関数
  • 8.4 標準入力から1文字読み込む
    • getchar関数
  • 8.5 標準出力へ1文字出力する
    • putchar関数
  • 8.6 標準入出力を通さない入出力関数
    • fopen,fclose関数
  • 8.7 1文字ずつファイルを入出力する関数
    • fgetc,fputc関数
  • 8.8 行単位にファイルを入出力する
    • fgets,fputs,gets,puts関数
  • 8.9 レコード単位にファイルを入出力する
    • fread,fwrite関数
  • 8.10 その他ファイルに関する関数
    • fseek,ftell,feof,ferror,remove関数
  • 8.11 文字列を操作する関数
    • strcat,strcpy,strlen,strcmp関数
  • 8.12 文字クラスを調べる関数
    • isalpha,isdigit,islower,isupper,isspace関数
  • 8.13 大文字と小文字を変換する関数
    • tolower,toupper関数
  • 8.14 実行時にメモリを確保・解放する
    • malloc,free関数
  • 8.15 ほかのプログラムを起動する
    • system関数

第9章 低水準入出力関数

  • 9.1 C処理系に依存する低水準入出力関数
    • UNIXとMS-DOS用の入出力関数
  • 9.2 ファイルを読み書きできるようにする
    • open関数,close関数,creat関数
  • 9.3 ファイルにデータを書き込む
    • write関数
  • 9.4 ファイルにあるデータを読み出す
    • read関数
  • 9.5 ファイルをランダムに読み書きする
    • lseek関数

巻末資料

    • 付録A ASCIIコード表
    • 付録B 16進to10進変換表
    • 付録C 例題プログラムがC処理系で異なる点
    • 付録D size_tの型とNULLの値
    • 索引 PROGRAM INDEX&用語索引