@IT技術叢書シリーズインターネット プロトコルがわかる

[表紙]インターネット プロトコルがわかる

紙版発売

A5判/312ページ

定価1,958円(本体1,780円+税10%)

ISBN 4-7741-1383-2

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書籍の概要

この本の概要

@IT技術叢書シリーズの旗揚げです.国内最大級のITサイト@IT連載記事に著者自ら大幅加筆・修正を敢行.第1弾はインターネットプロトコルを徹底解説します.各種プロトコルのコマンド一覧を併録し,簡易リファレンスとしてもお使いいただける内容にしあがりました.

こんな方におすすめ

  • インターネットプロトコルについて知りたい方
  • ネットワーク管理初心者

目次

第1章イントロダクション(Introduction)- インターネットプロトコルとは何だろう -

  • 1.1 インターネットの成長とプロトコル
  • 1.2 インターネットにおけるプロトコル
  • 1.3 本書で扱うインターネットプロトコルの種類
  • 1.4 RFCの意義
  • 1.5 RFCと標準化プロセス
  • 1.6 標準仕様情報の入手

第2章HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)- 蜘蛛の巣の糸の秘密 -

  • 2.1 HTTPプロトコルの概要
  • 2.2 URLの意味
  • 2.3 HTTPメッセージの基本
    • 2.3.1 HTTPメッセージのフォーマット
    • 2.3.2 リクエストラインとステータスライン
    • 2.3.3 メッセージヘッダの種類と意味
  • 2.4 メディアタイプとリソースの格納
    • 2.4.1 メディアタイプ
    • 2.4.2 リソースの格納とエンコードタイプ
  • 2.5 認証 - Basic認証の動作 -
  • 2.6 キャッシュ管理
  • 2.7 クッキーの定義と利用
  • 2.8 HTTP1.1での拡張機能
    • 2.8.1 永続性接続
    • 2.8.2 コンテンツコーディング
    • 2.8.3 転送コーディング
    • 2.8.4 データレンジ
    • 2.8.5 コンテンツネゴシエーション
  • 2.9 プロキシへの対応
    • 2.9.1 プロキシの概要
    • 2.9.2 プロキシに影響するヘッダ

第3章MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)とインターネットメールフォーマット- メールにかけられた呪文 -

  • 3.1 全てのメールはテキストに至る
  • 3.2 インターネットメールフォーマット
    • 3.2.1 インターネットメールメッセージの構造
    • 3.2.2 ヘッダの種類
  • 3.3 MIMEとメディアタイプ
    • 3.3.1 MIMEとは何か
    • 3.3.2 メディアタイプ - 構造化 -
    • 3.3.3 エンコード方式 - 符号化 -
    • 3.3.4 その他のMIME関係ヘッダ
  • 3.4 マルチパートメッセージ
    • 3.4.1 マルチパートの構造
    • 3.4.2 マルチパートの種類
  • 3.5 日本語とMIME
    • 3.5.1 日本語はテキストではない? - テキストの送受信 -
    • 3.5.2 ヘッダでの日本語の利用

第4章SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とメールシステム- 公開と隠蔽のジレンマ -

  • 4.1 インターネットメールの基盤 - メールルーティング -
    • 4.1.1 メールルーティングにおけるSMTP
    • 4.1.2 メールアドレスとメールルーティング
    • 4.1.3 ドメイン名とメールルーティング
    • 4.1.4 その他のMTAの役割
  • 4.2 SMTPの基本仕様
    • 4.2.1 SMTPコマンドとレスポンス
    • 4.2.2 SMTPの基本フローとコマンド
  • 4.3 拡張SMTP機能
    • 4.3.1 ESMTPの宣言
    • 4.3.2 8ビットMIME
    • 4.3.3 SIZEパラメータ
    • 4.3.4 ETRNコマンド
  • 4.4 メールの配信と通知
    • 4.4.1 開封通知
    • 4.4.2 配達通知
  • 4.5 パブリックサービスとしてのSMTP
    • 4.5.1 パブリックサービスの変移
    • 4.5.2 SMTP-AUTHへの対応

第5章POP3(Post Office Protocol version 3)- ラストワンホッププロトコル -

  • 5.1 POP3の必要性
    • 5.1.1 POP3の概要
    • 5.1.2 POP3の機能と特徴
  • 5.2 POP3コマンドと動作
    • 5.2.1 POP3リクエストとレスポンス
    • 5.2.2 POP3の処理フローと基本コマンド
  • 5.3 その他のPOP3コマンド
    • 5.3.1 ユニークなメールメッセージの操作
    • 5.3.2 セキュアなログイン
    • 5.3.3 拡張機能

第6章IMAP4(Internet Mail Access Protocol version 4)- モバイル時代の優等生 -

  • 6.1 IMAP4の概要
    • 6.1.1 POP3の限界とIMAP4の可能性
    • 6.1.2 IMAP4の機能
  • 6.2 IMAP4プロトコルの基本
    • 6.2.1 基本フォーマット
    • 6.2.2 機能
  • 6.3 IMAP4コマンド
    • 6.3.1 状態操作
    • 6.3.2 認証
    • 6.3.3 メールボックスの決定と管理
    • 6.3.4 メールボックスの購読
    • 6.3.5 メール取得
    • 6.3.6 メール検索
    • 6.3.7 メールの操作
    • 6.3.8 UIDによる指定
  • 6.4 IMAP4の拡張機能
    • 6.4.1 IDLEコマンド
    • 6.4.2 名前空間
    • 6.4.3 ACL(Access Control List)
    • 6.4.4 SORT
    • 6.4.5 スレッド
    • 6.4.6 容量制限
  • 6.5 多言語への考慮
    • 6.5.1 国際化メールボックス名
    • 6.5.2 リテラル

第7章FTP(File Transfer Protocol)- 過去からの贈り物 -

  • 7.1 FTPの概念
    • 7.1.1 FTPの二重構造
    • 7.1.2 コントロールとデータ
  • 7.2 FTPの基本仕様
  • 7.3 基本フローとコマンド
    • 7.3.1 認証と処理の終了
    • 7.3.2 データコネクションの作成と利用
    • 7.3.3 データタイプの指定
    • 7.3.4 ファイルの送受信と操作
    • 7.3.5 ディレクトリ操作
    • 7.3.6 ファイル一覧
    • 7.3.7 外部コマンドの使用
    • 7.3.8 その他
  • 7.4 FTPのその他の機能と利用
    • 7.4.1 ファイアウォールへの対応
    • 7.4.2 多言語環境における問題
    • 7.4.3 サーバ間転送
  • 7.5 FTPの拡張仕様
    • 7.5.1 FEATコマンド
    • 7.5.2 MLST/MLSDコマンド
    • 7.5.3 MDTMコマンド
    • 7.5.4 SIZEコマンド
    • 7.5.5 RESTコマンド

第8章フォローアップ(Follow Up)- インターネットプロトコルの行方 -

  • 8.1 セキュリティ
    • 8.1.1 セキュリティ技術の基本
    • 8.1.2 ログイン認証方法
    • 8.1.3 SSL/TLSによる暗号化
    • 8.1.4 SSL/TLSによる認証
    • 8.1.5 SSL/TLSの処理フロー
    • 8.1.6 S/MIME
    • 8.1.7 S/MIMEによる暗号化と署名
    • 8.1.8 ネットワークプライバシーと認証プラットフォーム
  • 8.2 SOAP
    • 8.2.1 SOAPの始まり
    • 8.2.2 SOAPのアプローチ
    • 8.2.3 インターネットプロトコルとしてのSOAP
  • 8.3 WebDAV
    • 8.3.1 WebDAVの概要
    • 8.3.2 WebDAVの処理フロー
  • 8.4 カレンダー&スケジュール
    • 8.4.1 vCard/iCard
    • 8.4.2 vCalendar/iCalendar
    • 8.4.3 iTIP/iMIP
  • URL&表一覧
  • INDEX