C言語 ポインタが理解できない理由
2002年3月8日紙版発売
朝井淳 著
A5判/328ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 4-7741-1431-6
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
「C言語はポインタがあるから難しい」と言われます。しかしポインタはそれほど難しいものではありません。ポインタを理解するにはちょっとしたコツが必要です。本書は,このコツをマスターするための手引書です。本書で必ずポインタが理解できます。
こんな方におすすめ
- C言語を学習中でポインタにつまづいている人
- C言語についての理解を深めたい人
目次
1章 プログラム
- 1.1 コンピュータの部品
- 1.2 OSの存在
- 1.3 2進数
- 1.4 変数とは?
- 1.5 アドレスとは?
- 1.6 アセンブラと機械語
- 1.7 アドレスを表示してみる
- 1.8 まとめ
2章 メモリの使われ方
- 2.1 スタック
- 2.2 メモリ・マップ
- 2.3 なぜセグメントに分ける必要があるのか?
- 2.4 共有メモリ
- 2.5 ライブラリ
- 2.6 セグメンテーションフォルト
- 2.7 まとめ
3章 型とポインタ
- 3.1 型の役割
- 3.2 void型
- 3.3 負の数
- 3.4 バイトオーダー
- 3.5 キャスト
- 3.6 typedefによる型の宣言
- 3.7 記憶クラス
- 3.8 まとめ
4章 配列とポインタ
- 4.1 配列とポインタ
- 4.2 文字列と配列
- 4.3 ポインタと配列の関係
- 4.4 2次元配列とポインタ
- 4.5 配列の要素数
- 4.6 ポインタの配列
- 4.7 ポインタへのポインタ
- 4.8 簡潔な記述
- 4.9 まとめ
5章 文字列とポインタ
- 5.1 文字列定数
- 5.2 文字列定数の正体
- 5.3 文字列定数はどこにある?
- 5.4 constポインタ
- 5.5 メモリ領域破壊
- 5.6 文字列の最後のヌル文字
- 5.7 NULLポインタ
- 5.7.1 NULLが(void*)0の理由
- 5.8 ヌルストリング
- 5.9 メモリ領域破壊が起きるとどうなるのか?
- 5.10 まとめ
6章 mallocとポインタ
- 6.1 malloc
- 6.2 mallocとメモリ領域破壊
- 6.2.1 freeによるメモリ領域破壊
- 6.3 文字列に必要な大きさ
- 6.4 メモリ・リーク
- 6.5 エラー処理
- 6.6 代入と比較
- 6.7 freeすると本当にメモリはOSに返されるのか?
- 6.8 まとめ
7章 関数とポインタ
- 7.1 関数
- 7.2 関数の引数にポインタを使う
- 7.3 関数の戻り値とポインタ
- 7.4 関数にもアドレスがある
- 7.5 どういう場面で関数ポインタが使われるのか?
- 7.6 関数ポインタを配列にする
- 7.7. プロトタイプ宣言
- 7.8 まとめ
8章 構造体とポインタ
- 8.1 構造体
- 8.2 構造体メンバとポインタ
- 8.3 構造体の代入
- 8.4 構造体の初期化
- 8.5 構造体を引数で渡す
- 8.6 構造体をポインタで扱う
- 8.7 構造体を可変長にする
- 8.8 構造体へのポインタ配列
- 8.9 構造体のパディング
- 8.10 まとめ