プログラミングの教科書シリーズC言語 ポインタが理解できない理由
[改訂新版]
[改訂新版]
2011年4月8日紙版発売
朝井淳 著
A5判/336ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4611-9
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
「ポインター」は、C言語の習得における"大きな壁"です。本書は、C言語の基礎を学んだプログラマーがポインターでつまづいた際に、その壁を乗り越えるための一助となる1冊です。本書は2002年に発売になった、初版本を改定・増補したものです。2011年になっても、ポインターがC言語学習における壁である事実は、全く変わっていません。本書を読めば、C言語のポインターが理解できることでしょう。
こんな方におすすめ
- ポインタに不安を感じている人
この書籍に関連する記事があります!
- 永遠の極壁 ポインタ
- コンピュータの処理能力が上がり,C言語を使わねばならないシチュエーションが減っています。
目次
第1章 プログラム
- 1-1 コンピュータの部品
- 1-2 OSの存在
- 1-3 2進数
- 1-4 変数とは?
- 1-5 アドレスとは?
- 1-6 アセンブラと機械語
- 1-7 アドレスを表示してみる
- 1-8 まとめ
第2章 メモリの使われ方
- 2-1 スタック
- 2-2 メモリ・マップ
- 2-3 なぜセグメントに分ける必要があるのか?
- 2-4 共有メモリ
- 2-5 ライブラリ
- 2-6 セグメンテーションフォルト
- 2-7 まとめ
第3章 型とポインタ
- 3-1 型の役割
- 3-2 void型
- 3-3 負の数
- 3-4 バイトオーダー
- 3-5 キャスト
- 3-6 typedefによる型の宣言
- 3-7 記憶クラス
- 3-8 まとめ
第4章 配列とポインタ
- 4-1 配列とポインタ
- 4-2 文字列と配列
- 4-3 ポインタと配列の関係
- 4-4 2次元配列とポインタ
- 4-5 配列の要素数
- 4-6 ポインタの配列
- 4-7 ポインタへのポインタ
- 4-8 簡潔な記述
- 4-9 まとめ
第5章 文字列とポインタ
- 5-1 文字列定数
- 5-2 文字列定数の正体
- 5-3 文字列定数はどこにある?
- 5-4 constポインタ
- 5-5 メモリ領域破壊
- 5-6 文字列の最後のヌル文字
- 5-7 ヌルポインタ
- 5-8 ヌルストリング
- 5-9 メモリ領域破壊が起きるとどうなるのか?
- 5-10 まとめ
第6章 mallocとポインタ
- 6-1 malloc
- 6-2 mallocとメモリ領域破壊
- 6-3 文字列に必要な大きさ
- 6-4 メモリ・リーク
- 6-5 エラー処理
- 6-6 代入と比較
- 6-7 freeすると本当にメモリはOSに返されるのか?
- 6-8 まとめ
第7章 関数とポインタ
- 7-1 関数
- 7-2 関数の引数にポインタを使う
- 7-3 関数の戻り値とポインタ
- 7-4 関数にもアドレスがある
- 7-5 どういう場面で関数ポインタが使われるのか?
- 7-6 関数ポインタを配列にする
- 7-7 プロトタイプ宣言
- 7-8 まとめ
第8章 構造体とポインタ
- 8-1 構造体
- 8-2 構造体メンバとポインタ
- 8-3 構造体の代入
- 8-4 構造体の初期化
- 8-5 構造体を引数で渡す
- 8-6 構造体をポインタで扱う
- 8-7 構造体を可変長にする
- 8-8 構造体へのポインタ配列
- 8-9 構造体のパディング
- 8-10 まとめ