Excel 2002 はじめてのVBAプログラミング
- 前田智美 著
- 定価
- 3,520円(本体3,200円+税10%)
- 発売日
- 2002.10.11[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 512ページ
- ISBN
- 4-7741-1584-3
サポート情報
概要
本書はOffice XPのExcel 2002で、はじめてVBAのプログラミングをする人を対象にしています。他の本にない懇切丁寧かつきめ細かい解説で、基礎の基礎からVBAの文法とプログラミングを学習していきます。
付録のCD-ROMには、操作手順を解説したビデオも収録。
こんな方にオススメ
- はじめてExcel 2002でVBAをはじめる方
- Excel VBAの文法をしっかり基礎から学びたい方
目次
第1章 Excel VBAとマクロ
- 1 マクロとVBAの概念
- 2 作成したマクロを保存するには
- 3 マクロを実行するには
- 4 はじめてのプログラミングのための特別講座
第2章 プログラムはどこに書けばよいのか
- 1 VBAのプログラム
- 2 コードはVisual Basic Editorを使って記述する
- 3 コードはどこに書けばよいか
- 4 各モジュール内のコードを表示するには
- 5 Excelはセルのクリックをどうやって知ったか
第3章 プロシージャとモジュール
- 1 プロシージャとモジュール
- 2 プロシージャとモジュールの種類
- 3 モジュールにプロシージャを追加するには
第4章 変数・定数とデータ型
- 1 変数や定数の意味
- 2 変数や定数を使うための手順
- 3 データ型
- 4 各変数や定数の型の特徴と使い方
- 5 変数や定数やプロシージャが使える範囲
第5章 関数の構造と使い方
- 1 関数とは何か
- 2 関数の動作
- 3 関数の使い方
- 4 ユーザーに情報を示すには
- 5 ユーザーに値を入力させるには
- 6 引数
- 7 Functionプロシージャの使い方
第6章 オブジェクトの意味
- 1 ワークシートやセルは、VBAでも“物”として扱う
- 2 オブジェクトとは
- 3 コレクションとは
- 4 プロパティとは
- 5 メソッドとは
第7章 ユーザーの操作にExcelを自動反応させるには
- 1 イベントプロシージャ名の構造
- 2 例題を使ってイベントを学ぼう
第8章 ユーザー独自のダイアログボックスの作り方・使い方
- 1 VBAのユーザーフォーム
- 2 コントロール
- 3 ツールボックス
- 4 新しいフォームを挿入するには
- 5 フォームにコントロールを配置するには
- 6 フォームに配置後のコントロールを操作するには
- 7 各コントロールに対するイベントプロシージャ
- 8 ユーザーフォームツールバー
- 9 ユーザーにとって使いやすいダイアログボックスとは
- 10 コントロールの配置とコード記述に関する例題
第9章 VBAでセルやワークシートを扱うには
- 1 VBAプログラムでブックを開くには
- 2 VBAプログラムでシートを扱うには
- 3 プログラムの中で1つのセル範囲を扱うには
- 4 複数のセルを同時に扱うには
- 5 複数のセル範囲を一度に扱う方法
- 6 ワークシートの1列や1行を扱うには
- 7 お互いに連続している複数の列や複数の行を同時に扱うには
- 8 互いに離れている複数の列や行を同時に選択したいとき
第10章 条件式と演算式
- 1 プログラムの実行順序
- 2 制御構造の種類
- 3 条件式の意味と働き
- 4 条件式で使う演算子
- 5 条件式を書くときの注意事項
- 6 条件式の例題集
第11章 条件によってExcelの動作を変更するには
- 1 現在の状況に応じてExcelの動作を変更する
- 2 プログラムの動作を分岐するには
第12章 条件が成り立っている間ずっと同じ動作を繰り返すには
- 1 繰り返し制御
- 2 For...Nextステートメント
- 3 While...Wendステートメント
- 4 Do...Loopステートメント
- 5 ループ構造の中でループ構造を使うには
第13章 オブジェクトの効率的な処理方法と配列の考え方
- 1 Withステートメント
- 2 配列の概念
- 3 静的配列の宣言方法
- 4 配列のインデックス番号についての注意点
- 5 動的配列の宣言方法
- 6 配列やセルを対象とした特殊なループ構造
第14章 Visual Basic Editorの使い方
- 1 プログラムの才能がないとあきらめてしまいそうな方へ
- 2 Visual Basic Editorの構成
- 3 VBEの起動方法
- 4 ワークシートに対するイベントプロシージャの書き方
- 5 クラスモジュール
- 6 オブジェクトブラウザ
- 7 編集ツールバー
- 8 作ったプログラムを動作させたいとき
- 9 プログラムの実行を停止/一時停止させたいとき
- 10 プログラムを管理したいとき
- 11 プログラムのバグを直すときのツール
- 12 イミディエイトウィンドウ
- 13 ウォッチウィンドウ
- 14 ローカルウィンドウ
第15章 マクロ記録機能の使い方
- 1 マクロ記録機能とは
- 2 マクロ記録の使用
- 3 [相対参照]ボタンの使い方
- 4 マクロを記録するときの注意点
- 5 記録したマクロを実行するには
付録 Excel 2002を構成する各要素とオブジェクトの対応表
プロフィール
前田智美
法政大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。大学院では固定物性学を研究。1988年からは日本工学院八王子専門学校電子工学科教師に。勤務中に高温超伝導体とVisual Basicを研究。1997年、ベストセラーとなった「Excel97 はじめてのVBAプログラミング」(技術評論社)の出版とともに、アイビームサポート代表として独立。執筆の傍ら、VBによるSQL Serverデータベース原価/在庫管理システムの本格的実践開発も経験。その後、技術評論社にてExcel VBAやAccess VBAのセミナー講師を2年間担当。
主な著書は、本書の前身となったロングセラーの「Excel VBA ポケットリファレンス」、「“Excel はじめてのVBAプログラミング”シリーズ」、Linuxプログラミング解説書の「はじめてのKylixプログラミング」(いずれも技術評論社、)など多数。
応用物理学会会員、ActiveX CT協議会会員。