かんたんプログラミングシリーズかんたんプログラミング
Excel2002 VBA 応用編
2002年6月24日紙版発売
大村あつし 著
B5変形判/368ページ/CD1枚
定価2,838円(本体2,580円+税10%)
ISBN 4-7741-1508-8
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書籍の概要
この本の概要
VBAの応用文法やメニューバーやツールバー/ファイルやフォルダの操作などの高度なテクニックを解説します。前2編同様,即効性の高いサンプルマクロを使って丁寧に解説。前2編で身に付けた基礎力と本編の応用テクニックを組み合わせてVBAの真髄に迫ります。
こんな方におすすめ
- Excel VBAの高度なプログラミング方法を知りたい方
- Excel VBAを仕事で使っている方
目次
第1章 プロシージャの連携とユーザー定義関数
- 1-1 プロシージャの部品化
- ●サブルーチンとは?
- 1-2 引数付きでプロシージャを呼び出す
- ●引数付きサブルーチンを体験する
- ●引数付きサブルーチンの特徴
- ●サブルーチンに引数を渡すときの注意点
- 1-3 他のブックのプロシージャを呼び出す
- ●Callステートメントを使ってプロシージャ呼び出しを明示する
- ●参照設定で他のブックのプロシージャを呼び出す
- ●Runメソッドで他のブックのプロシージャを呼び出す
- ●パスを指定して他のブックのプロシージャを呼び出す
- 1-4 同一ブック内のプロシージャ呼び出しの制限
- ●他のモジュールにあるプロシージャを呼び出せなくする
- ●Privateキーワードを自動的に挿入する
- ●同じ名前のプロシージャがある場合の呼び出し方法
- 1-5 参照渡しと値渡し
- ●参照渡しで引数を渡す−ByRefキーワード−
- ●値渡しで引数を渡す−ByValキーワード−
- ●実引数をかっこで囲むと値渡しとなる
- 1-6 プロシージャを強制終了する
- ●Exit SubステートメントとEndステートメント
- ●Endステートメントのもう1つの機能
- 1-7 Functionプロシージャ
- ●プロシージャの種類
- ●Functionプロシージャの役割
- ●Functionプロシージャを作成する
- 1-8 ユーザー定義関数
- ●引数が1つのユーザー定義関数
- ●引数が複数のユーザー定義関数
- ●ユーザー定義関数の制約
- ●ユーザー定義関数を自動再計算関数にする
- ●数式とプロシージャの処理速度
- ●ユーザー定義関数の分類を変更する
第2章 イベントプロシージャ
- 2-1 イベントプロシージャを作成する
- ●イベントプロシージャとは?
- ●イベントプロシージャを体験する
- ●イベントプロシージャを作成する
- ●イベントプロシージャの仕組み
- ●オブジェクト名(CodeName)とシート名
- 2-2 ブックのイベント
- ●ブックのイベントの種類
- ●新しいシートを作成したときに発生するイベント
- ●ブックを閉じるときに発生するイベント
- 2-3 シートのイベント
- ●シートのイベントの種類
- ●シートをアクティブにしたときに発生するイベント
- ●セルの値が変更されたときに発生するイベント
- ●選択範囲を変更したときに発生するイベント
- 2-4 アプリケーションのイベント
- ●アプリケーションのイベントの種類
- ●アプリケーションのイベントプロシージャを作成する
- ●アプリケーションのイベントプロシージャのコード
- ●クラスとインスタンス
第3章 エラー処理と高度なデバッグ
- 3-1 エラーを適切に処理する
- ●エラーが発生した場合に備える
- ●ON Error GoToステートメント
- ●On Error Resume Nextステートメント
- ●ON Error GoTo 0ステートメント
- ●Resumeステートメント/Resume Nextステートメント
- 3-2 エラー番号とエラー内容を調べる
- ●Err.NumberとErr.Description
- ●エラーの種類によって処理を分岐する
- 3-3 値をイミディエイトウィンドウに出力する
- ●Debugオブジェクト
- 3-4 ステップモードでデバッグを行う
- ●ステップイン
- ●ステップオーバー
- ●ステップアウト
- ●カーソル行の前まで実行
- ●次のステートメントの設定/表示
- 3-5 ウォッチウィンドウでデバッグを行う
- ●ウォッチウィンドウを体験するためのサンプルプロシージャ
- ●変数をウォッチ式に追加する
- ●変数の値をウォッチウィンドウで観察する
- ●ウォッチ式の内容に応じてプロシージャを中断する
- 3-6 ローカルウィンドウでデバッグを行う
- ●変数の値をローカルウィンドウで観察する
- 3-7 [呼び出し履歴]ダイアログボックスでデバッグを行う
- ●[呼び出し履歴]ダイアログボックスで処理の流れを追う
第4章 VBAの上級文法
- 4-1 配列の基本構文
- ●規則性のある複数のデータは配列変数に格納する
- ●配列変数のインデックス番号の下限値を「1」にする
- ●配列処理の高速化と配列の初期化
- 4-2 動的配列
- ●ReDimステートメントで動的配列を定義する
- ●配列の要素数を求める
- ●配列の値を保持したまま要素数を変更する
- 4-3 2次元配列
- ●2次元配列の基本的な使い方
- ●2次元配列に対するFor Each...Nextステートメント
- ●セル範囲の値をバリアント型変数に代入する
- 4-4 ユーザー定義型変数
- ●Typeステートメントを使う
- 4-5 プロシージャレベルの静的変数
- ●Staticステートメントを使う
- 4-6 ユーザー定義定
- ●Constステートメントを使う
第5章 画面表示と組み込みダイアログボックス
- 5-1 Excelのタイトルバーの文字列を変更する2
- ●ApplicationとWindowオブジェクトのCaptionプロパティ
- 5-2 ウィンドウやExcelの表示位置とサイズを変更する
- ●ウィンドウをウィンドウ枠に合わせて表示する
- ●Excelを画面の表示領域外に表示する
- 5-3 画面のちらつきを抑止する
- ●プロシージャの実行中に画面表示の動きを停止する
- 5-4 確認/警告メッセージを非表示にする
- ●シートの削除確認のメッセージを非表示にする
- 5-5 ステータスバーにメッセージを表示する
- ●ステータスバーに処理の進捗状況を表示する
- 5-6 組み込みダイアログボックス
- ●Excel2002の組み込みダイアログボックスを開く
- ●ダイアログボックスの初期値を変更して表示する
- ●Showメソッドの戻り値を利用する
- 5-7 ダイアログボックスで指定されたファイル名を取得する
- ●GetOpenFilenameメソッドで[ファイルを開く]ダイアログボックスを開く
- ●GetSaveAsFilenameメソッドで[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開く
第6章 メニューバーとツールバーの操作
- 6-1 コマンドバーの階層構造
- ●Excel2002ではメニューもツールバーもコマンドバー
- 6-2 Excel2002のコマンドバーと組み込み機能を取得する
- ●Excel2002のコマンドバーを取得する
- ●Excel2002の組み込み機能を取得する
- 6-3 コマンドバーの作成とマクロの登録
- ●ツールバーを作成する
- ●ツールバーボタンに自作のマクロを登録する
- ●コンボボックスコントロールに自作のマクロを割り当てる
- ●標準の「Worksheet Menu Bar」をカスタマイズする
- ●自作のツールバーを「Worksheet Menu Bar」と置き換える
- ●既定のショートカットメニューをカスタマイズする
- ●ユーザー定義のショートカットメニューを表示する
- 6-4 コマンドバーに関するその他のテクニック
- ●すべてのコマンドバーを非表示にする
- ●メニューを淡色表示にする
- ●メニューのチェックマークのオン/オフを切り替える
- 6-5 [作業ウィンドウ]ツールバーをVBAで操作する
- ●[作業ウィンドウ]ツールバーとは?
- ●[作業ウィンドウ]ツールバーをVBAで操作する
第7章 グラフの操作
- 7-1 データ範囲と系列を指定してグラフを作成する
- ●データ範囲と系列を指定する
- ●グラフの種類を変更する
- 7-2 グラフタイトルを設定する
- ●グラフタイトルの文字列を設定する
- ●グラフタイトルの配置位置を設定する
- 7-3 軸と目盛線を設定する
- ●横棒グラフの項目軸を反転する
- ●軸ラベルを設定する
- ●目盛線を設定する
- 7-4 凡例とデータテーブルを設定する
- ●凡例を設定する
- ●データテーブルを設定する
- 7-5 データラベルを設定する
- ●散布図にデータラベルを表示する
- 7-6 データ系列とグラフ種類グループを設定する
- ●データ系列を参照する
- ●SeriesオブジェクトのコレクションはSeriesCollectionコレクション
- ●グラフ種類グループを参照する
- 7-7 データ要素とマーカーを設定する
- ●データ要素を参照する
- ●マーカーを参照する
第8章 ファイルの操作
- 8-1 テキストファイルの種類とテキストファイルウィザード
- ●テキストファイルの種類
- ●手作業でテキストファイルを開く
- 8-2 OpenTextメソッドでテキストファイルを開く
- ●カンマ区切りのテキストファイルを開く
- ●カンマ+スペースで区切られたテキストファイルを開く
- ●数値データを文字列として取り込む
- ●列数が可変のテキストファイルの全データを文字列で取り込む
- ●固定長フィールド形式のテキストファイルを開く
- 8-3 ブックを開かずにテキストファイルの入出力を行う
- ●ブックを開かずにテキストファイルを読み込む
- ●文書形式のテキストファイルを読み込む
- ●ワークシートの内容をCSV形式で保存する
- ●ワークシートの内容を文書形式で保存する
- 8-4 ファイルを操作するステートメントと関数
- ●フォルダ内のファイルを削除する
- ●フォルダ内のファイルを複数検索する
- ●フォルダとファイルの操作に関するキーワード一覧
- 8-5 検索したファイル名をソートする
- ●FileSearchオブジェクトを利用する
- 8-6 ファイルシステムオブジェクト
- ●ファイルシステムオブジェクトの構成要素とコマンド
- ●FSOを構成するオブジェクトとプロパティ,メソッドの一覧
- ●ファイルシステムオブジェクトを使うためには
- ●ドライブの容量を調べる
- ●ドライブの種類を調べる
- ●デバイスの準備ができているかを調べる
- ●サブフォルダを取得する
- ●フォルダ内のファイルとサブフォルダの合計サイズを取得する
- 8-7 アドインファイルの作成と活用
- ●アドインファイルを作成する
- ●アドインファイルのマクロを実行する
- ●アドインの組み込みと解除
第9章 他のソフトとの連携
- 9-1 ExcelとWordの連携
- ●ActiveXオートメーションとは?
- ●オートメーションサーバーへの参照の設定
- ●実行時バインディングと事前バインディング
- ●事前バインディングでWordオブジェクトをリモートコントロールする
- ●ExcelのワークシートをWordの定型文書に転送する
- ●すでに起動している外部アプリケーションにアクセスする
- 9-2 VBAで他のプログラムをリモートコントロールする
- ●Shell関数とSendKeysステートメントでメモ帳をリモートコントロールする
- ●Shell関数を使う
- ●Shell関数を使う際の注意点
- ●Shell関数で起動したアプリケーションが終了するまで待機する
- ●電卓が起動していなかったら電卓を起動する
第10章 スマートタグの開発
- 10-1 スマートタグとは?
- ●スマートタグの仕組み
- ●標準スマートタグ
- 10-2 カスタムスマートタグの開発(1)〜参照設定およびクラスモジュールの準備〜
- ●カスタムスマートタグを作成する
- ●プロジェクトを作成する
- ●SmartTagRecognizerクラスモジュールを作成する
- ●ライブラリの参照設定をする
- ●SmartTagActionクラスモジュールを作成する
- ●プロジェクトの互換設定をする
- 10-3 カスタムスマートタグの開発(2)〜コードの記述〜
- ●ISmartTagRecognizerインターフェースを実装する
- ●ISmartTagActionインターフェースを実装する
- ●DLLを作成する
- 10-4 カスタムスマートタグの開発(3)〜レジストリへの登録と動作の確認〜
- ●レジストリに登録する
- ●作成したスマートタグの動作を確認する
第11章 XMLスプレッドシート
- 11-1 XMLとは?
- ●XMLの誕生
- ●XMLとHTMLの関係
- ●XMLとデータベース
- 11-2 XMLスプレッドシートの操作
- ●XML形式で保存する
- ●XMLスプレッドシートを開く
- 11-3 XMLスプレッドシートの利用方法
- ●XML+XSLでWebページとして表示する
- ●特定のデータを抽出して表示する
付録
- 付録1 本書および付属CD-ROMの利用の前に
- ●サンプルブックのインストール方法
- ●パーソナルメニューについて
- ●VBA(Visual Basic for Applications)のインストール方法
- 付録2 トラップできるエラー
- 付録3 Excel2002の組み込みダイアログボックス一覧
- 付録4 Excel2002コマンドバー一覧
- 付録5 CommandBarControlオブジェクトのインデックス番号・機能一覧
- 付録6 FaceId一覧
- 付録7 Visual Basicの組み込み定数一覧
- 付録8 練習問題の解答
- 索引
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