データベース設計・構築 [基礎+実践] マスターテキスト
- 弓場秀樹,武田喜美子 著
- 定価
- 2,948円(本体2,680円+税10%)
- 発売日
- 2003.2.7[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 312ページ
- ISBN
- 4-7741-1672-6
サポート情報
概要
本書では,データベースの構造や機能の基本原理を理解し,それを前提とした設計構築手法を習得することを目的としています。製品に依存しないデータベースの理論的知識と,現場でのノウハウを豊富に交えた設計構築の実践的知識は技術者にとって大いに役立つでしょう。
こんな方にオススメ
- 現在データベース設計構築に携わっている方
- これからデータベース技術者を目指す方
- データベース設計の理論的知識を学びたい方
目次
第1章 データベースを学ぶ前に
- 1-1 データと情報の違い
- 1-2 データの性質を理解しよう
- 1-3 データの管理技術の変遷
- 1-4 データモデルの概念
- 1-5 設計工程とデータモデルの関係
- 1-6 スキーマとは
- 1-7 ビジネスシステムと情報システム
第2章 データベースの基本理論
- 2-1 データのとらえ方
- 2-2 集合論の基本
- 2-3 集合の分解と統合
- 2-4 データベースシステムの構造
- 2-5 SQLの機能1−操作系SQL
- 2-6 SQLの機能2−定義系SQL
- 2-7 SQLの機能3−制御系SQL
- 2-8 DBMSの機能1−常駐制御の原理
- 2-9 DBMSの機能2−排他制御の原理
- 2-10 DBMSの機能3−トランザクション制御の原理
- 2-11 DBMSの機能4−分散制御の原理
- 2-12 DBMSの機能5−障害復旧の原理
- 2-13 領域管理の機能
第3章 データベース設計の理論と技法
- 3-1 データベース設計の正しい認識
- 3-2 データベース設計のライフサイクル
- 3-3 業務分析1−業務処理分析
- 3-4 業務分析2−アクセス特性分析
- 3-5 業務分析3−データ分析
- 3-6 概念設計1−正規化エンティティ抽出
- 3-7 概念設計2−ER図またはEAMによる整理
- 3-8 論理設計
- 3-9 物理設計
- 3-10 性能設計
第4章 データベース設計のケーススタディ
- 4-1 ケーススタディの想定業務モデル
- 4-2 ケーススタディの進め方
- 4-3 業務分析工程のケーススタディ1−業務処理分析とアクセス特性分析のポイント
- 4-4 業務分析工程のケーススタディ2−データ分析
- 4-5 概念設計のケーススタディ
- 4-6 論理設計のケーススタディ
- 4-7 物理設計のケーススタディ
- 4-8 性能設計のケーススタディ
第5章 データベース設計の必須能力とノウハウ
- 5-1 SE必須の10の力
- 5-2 業務分析段階のためのノウハウ
- 5-3 概念設計段階のためのノウハウ
- 5-4 論理設計段階のためのノウハウ
- 5-5 物理設計段階のためのノウハウ
- 5-6 性能設計段階のノウハウ