BEA WebLogic Server 8.1J EJB2.0 徹底攻略
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関口宏司 監修
田澤孝之 著 - 定価
- 5,280円(本体4,800円+税10%)
- 発売日
- 2003.9.26[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 656ページ
- ISBN
- 4-7741-1839-7
概要
本書は、金融や流通分野で高いシェアを誇るJ2EEサーバWebLogicServer8.1J最新版のJava/EJBプログラミング解説書です。Apache Jakartaオープンソースプロダクトとの組み合わせ方法を軸にEJB2.0の優れた世界を紹介します。フラッシュによる操作方法も解説も新鮮!
こんな方にオススメ
- EJB 2.0をとにかくやってみたい方、Javaでハイレベルなソフトウェア開発をしてみたい方へ。
目次
第1章 EJBへの道
- 1.1 Webシステムとは何か
- 1.2 エンタープライズシステムの遷移
- 1.3 サーバサイドのソフトウェア開発を考えよう
第2章 EJBとは何か
- 2.1 EJBの目指すもの
- 2.2 3種類のEJB
- 2.3 EJBの動作原理
- 2.4 EJBの実装
- 2.5 EJBコンテナ
- 2.6 EJB利用の現状
- 2.7 EJB 2.1
第3章 エンティティBeanの進化
- 3.1 EJB1.1とその問題点
- 3.2 EJB 2.0のエッセンス
- 3.3 エンティティBeanの新たな可能性
- 3.4 WebLogic Server 8.1J
第4章 習うより慣れろでEJBを使ってみませんか
- 4.1 WebLogic ServerのEJBを活用したサンプルシステムの説明
- 4.2 【実装1】まずサーブレットで基本的な動作を知る
- 4.3 【実装2】ステートレスセッションBeanでの実装
- 4.4 【実装3】CMPエンティティBeanでの実装
- 4.5 【実装4】もう1つのエンティティBean実装(BMP)
- 4.6 【実装5】ステートフルセッションBeanでカートを実装
- 4.7 【実装6】CMRの利用
- 4.8 【実装7】メッセージ駆動型Bean
第5章 コンテナ機能を活用する
- 5.1 コンテナ機能とは
- 5.2 プールとキャッシュ
- 5.4 バルクローディングとは何か
- 5.5 動的クエリ
- 5.6 EJB 2.0 CMPの複数のテーブルマッピング
- 5.7 WebLogicクエリ言語
- 5.8 クラスタ構成によるスケーラビリティの向上
第6章 EJB実装のテクニック
- 6.1 EJBでのセキュリティ
- 6.2 EJBでのトランザクション
- 6.3 クラスローダの理解とパッケージ化
- 6.4 CMRでのカスケード削除
- 6.5 CMPの主キー自動生成機能
- 6.6 エンティティBeanのRead-Mostlyパターン
- 6.7 CMPエンティティBeanの動作分析
- 6.8 EJBでの例外
第7章 WebLogic Workshop 8.1JとEJB
- 7.1 WebLogic Workshop 8.1Jの概要
- 7.2 開発の準備
- 7.3 EJBの作成
- 7.4 EJBのインポート
- 7.5 コントロールとJavaページフローの作成
- 7.6 Webアプリケーションのインポート
- 7.7 アプリケーションのデバッグ
- 7.8 WebLogic Workshopの可能性
Appendix A WebLogic Server 8.1Jのインストールと設定
- A1 WebLogic Server 8.1の各種設定
- A2 アプリケーションを動かしてみる
Appendix B "Bonus Track"「さらに理解するために」
- B1 JNDIについて
- B2 WebLogic Serverのロギング機能
- B3 クラスローダの例外
- B4 J2EE Connector Architecture(JCA)
- B5 EJBの単体テスト(Cactus)
Appendix C CD-ROMの使い方
プロフィール
関口宏司
(第1章、第2章、第3章、第5章のRuby/VTL、第9章、付録1を担当)
1964年埼玉県出身。DEC(現HP)、BEAシステムズ(現オラクル)などの数社のITベンダーを転々とした後、Lucene/Solr技術を専門に扱う(株)ロンウイットを2006年に創業。顧客の不具合に対応するためコミュニティ活動をするうちErik Hatcher氏らの推薦を受けてSolrコミッターおよびLucene contribコミッターに就任。現在も現役のコミッターとして日々Lucene/Solrの不具合修正や新機能追加で多忙な日々を送る一方、ブログ/出版/講演などでLucene/Solrの最新情報を発信している。
田澤孝之
中学生のとき、父の購入したNEC PC-9801Eを使い始め、BASIC、FORTRAN77でプログラミングを学ぶ。
1989年日立製作所入社。アセンブラ、Pascalを用いた国産分散OS開発が最初の仕事。1998年からはミドルウェアを中心に外資製品ベンダでおもにプリセールス業務に従事。BEAでTuxedoとWebLogicとともに成長し、fastでサーチを学ぶ。Red HatではJBoss事業の立ち上げと拡大に成功。その後Cloudera日本事業の立ち上げに貢献。現在は、日本オラクルに所属しエンタープライズアーキテクト本部 担当ディレクターとして、EAを軸にコンサルテーションを実施している。
趣味はツーリングと飼い猫2匹との会話。尊敬する人物は矢沢 永吉、本田 宗一郎、父。著書に『EJB 2.0徹底攻略』(技術評論社)、『JSP標準タグライブラリ』(同)、『エンタープライズサーチ 技術と導入』(アスキー・メディアワークス)などがある。