情報処理試験シリーズ平成16年度 ソフトウェア開発技術者 合格教本
2003年11月7日紙版発売
大滝みや子,岡嶋裕史 著
A5判/680ページ/CD1枚
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 4-7741-1882-6
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書籍の概要
この本の概要
詳細な解説と豊富なイラスト図解が好評の「合格教本」。ソフトウェア開発技術者試験対策版の本書では,広範な出題範囲を網羅した解説で知識を徹底整理でき,午後の長文問題対策も万全です。巻末にH15試験問題&解答・解説,付録CD-ROMに過去4回分の午前問題を収録。
こんな方におすすめ
- ソフトウェア開発技術者試験を受験する方
- 知識整理から応用まで、広く深く学習したい方
目次
第?部 知識のまとめ −午前問題対策編−
- 午前問題の傾向&対策
第1章 情報の基礎理論
- 1.1 数値変換とデータ表現
- 1.1.1. r進法
- 1.1.2. 正の整数の表現
- 1.1.3. 負数の表現
- 1.1.4. 小数点数の表現
- 1.1.5. 浮動小数点数表現
- 1.1.6. 誤差
- COLUMN 応用問題に挑戦
- 1.2 集合と論理
- 1.2.1. 集合論理
- 1.2.2. 命題と論理
- 1.2.3. 論理演算
- 1.3 情報論理
- 1.3.1. 情報量
- 1.3.2. 符号化
- COLUMN ランレングス法
- 1.4 オートマトン
- 1.4.1. 有限オートマトン
- 1.5 形式言語
- 1.5.1. 言語処理
- 1.5.2. 構文規則の記述
- 1.5.3. 構文解析の技法
- 1.5.4. 正規表現
- 1.6 グラフ理論
- 1.6.1. 有向グラフ・無向グラフ
- 1.6.2. 閉路
- 1.6.3. グラフの種類
- 1.6.4. グラフの表現
- 1.6.5. 重みつきグラフ
- 1.7 確率と統計
- 1.7.1. 確率
- 1.7.2. 確率の応用
- 1.7.3. 確率分布
- COLUMN Σ記号の性質
第2章 データ構造とアルゴリズム
- 2.1 リスト
- 2.1.1. リスト構造
- 2.1.2. データの追加と削除
- COLUMN リストによる2分木の表現
- 2.2 スタックとキュー
- 2.2.1. スタックとキューの基本操作
- 2.2.2. グラフの探索
- COLUMN スタックを使った逆ポーランド記法
- 2.3 木
- 2.3.1. 木構造
- 2.3.2. 2分探索木
- 2.3.3. バランス木
- 2.4 探索アルゴリズム
- 2.4.1. 線形探索法と2分探索法
- 2.4.2. ハッシュ法
- 2.5 整列アルゴリズム
- 2.5.1. 基本的な整列アルゴリズム
- 2.5.2. 整列法の考え方
- 2.5.3. 高速な整列アルゴリズム
- COLUMN 木の種類
- 2.6 再帰法
- 2.6.1. 再帰関数
- 2.6.2. 再帰プログラム
- 章末問題
第3章 ハードウェア
- 3.1 情報素子
- 3.1.1. 記憶の階層化
- 3.1.2. 内部メモリに使用する情報素子
- COLUMN フリップフロップ回路
- 3.1.3. 記憶素子の種類
- 3.2 プロセッサアーキテクチャ
- 3.2.1. プロセッサの内部構造
- 3.2.2. プロセッサの動作
- 3.2.3. アドレス指定方式
- 3.2.4. 割込み制御
- 3.3 プロセッサの高速化技術
- 3.3.1. パイプライン
- 3.3.2. 並列処理
- 3.3.3. マルチプロセッサ
- 3.3.4. プロセッサの性能
- 3.4 メモリアーキテクチャ
- 3.4.1. キャッシュメモリ
- 3.4.2. 主記憶書込み方式
- 3.4.3. キャッシュメモリの割付方式
- 3.4.4. メモリインタリーブ
- COLUMN ECC
- 3.4.5. メモリ保護方式
- 3.5 補助記憶
- 3.5.1. 補助記憶装置の特徴
- 3.5.2. 補助記憶装置の容量
- 3.5.3. 補助記憶装置の性能
- 3.5.4. RAID
- 3.6 入出力アーキテクチャ
- 3.6.1. 入出力制御方式
- 3.6.2. 入出力インタフェース
- 3.6.3. 入出力装置
- 章末問題
第4章 基本ソフトウェア
- 4.1 OSの構成と機能
- 4.1.1. 基本ソフトウェアの構成
- 4.1.2. 制御プログラム
- 4.1.3. カーネルモードとユーザモード
- COLUMN セキュリティ制御
- 4.2 タスク管理
- 4.2.1. タスクとは
- 4.2.2. タスクと状態遷移
- 4.2.3. タスクのスケジューリング
- 4.2.4. 同期制御
- 4.2.5. 排他制御
- 4.2.6. デッドロック
- COLUMN 子プロセスの生成
- 4.3 主記憶管理
- 4.3.1. 実記憶管理
- 4.3.2. 仮想記憶管理
- 4.3.3. ページング方式
- 章末問題
第5章 システムの構成と方式
- 5.1 集中・分散処理システム
- 5.1.1. 集中処理システム
- 5.1.2. 分散処理システム
- 5.1.3. 分散処理システムの形態
- 5.1.4. 分散処理技術
- 5.2 クライアントサーバシステム
- 5.2.1. クライアントサーバシステムの特徴
- 5.2.2. クライアントサーバシステムのアーキテクチャ
- 5.2.3. クライアントサーバシステムの長所・短所
- 5.3 システムの構成方式
- 5.3.1. デュアルシステムとデュプレックスシステム
- 5.3.2. 災害を考慮したシステム構成
- 5.3.3. 高信頼化システム
- 5.4 システムの性能
- 5.4.1. システムの性能指標
- 5.4.2. システムの性能計算
- 5.4.3. システムの性能評価の技法
- 5.4.4. モニタリング
- 5.5 システム性能設計
- 5.5.1. キャパシティプランニング
- 5.5.2. キャパシティ管理
- 5.6 待ち行列理論
- 5.6.1. 待ち行列理論とは
- 5.6.2. 計算演習
- 5.6.3. 平均待ち時間と平均応答時間
- 5.6.4. 平均待ち行列長と平均滞留数
- COLUMN 平均応答時間のほかの公式
- 5.6.5. ケンドール記号と確率分布
- 5.6.6. システム評価への適用
- COLUMN 情報の処理方式
- 5.7 システムの信頼性
- 5.7.1. システムの信頼性評価指標
- 5.7.2. システムの信頼性計算
- 5.7.3. 複数システムの稼働率
- 5.7.4. 通信網の構成と信頼性
- COLUMN 通信システムの稼働率
- 章末問題
第6章 システムの開発と運用
- 6.1 言語
- 6.1.1. プログラム構造
- 6.1.2. プログラム制御
- 6.1.3. 言語プロセッサ
- 6.1.4. 言語の分類
- 6.2 開発支援ツール
- 6.2.1. プログラミング・テスト工程支援ツール
- 6.2.2. CASEツール
- COLUMN CASEツール導入の留意点/CMM
- 6.3 開発手法
- 6.3.1. ソフトウェア開発モデル
- 6.3.2. ソフトウェアの再利用
- 6.3.3. コンカレント開発
- 6.4 分析・設計手法
- 6.4.1. 構造化分析・設計技法
- 6.4.2. データ中心設計
- 6.4.3. 事象応答分析
- 6.5 オブジェクト指向設計
- 6.5.1. オブジェクト指向の基本概念
- 6.5.2. クラス間の関係
- 6.5.3. オブジェクト指向の応用概念
- COLUMN エージェント指向
- 6.6 モジュール設計
- 6.6.1. モジュール分割技法
- 6.6.2. モジュール分割の評価
- 6.7 テスト
- 6.7.1. ブラックボックステスト
- 6.7.2. ホワイトボックステスト
- 6.7.3. モジュール集積テスト技法
- COLUMN デシジョンテーブル(決定表)/その他のテスト
- 6.8 テスト管理手法
- 6.8.1. バグ管理図
- 6.8.2. バグ数の推測方法
- 6.9 レビューとソフトウェアの品質特性
- 6.9.1. レビュー法
- 6.9.2. ソフトウェアの品質特性
- 6.10 開発管理
- 6.10.1. 日程計画管理技法
- 6.10.2. 開発工数見積り技法
- 6.11 システムの運用
- 6.11.1. システム運用部門の組織と体制
- 6.11.2. システム運用業務
- 6.11.3. システム管理
- 6.11.4. 資源管理
- 6.11.5. 障害管理
- 章末問題
第7章 ネットワーク技術
- 7.1 OSI基本参照モデル
- 7.1.1. 標準化と階層化
- 7.1.2. 7層モデル
- 7.1.3. プロトコルとサービス
- 7.2 TCP/IP
- 7.2.1. TCP/IPプロトコルスイート
- 7.2.2. IPとTCP,UDP
- 7.2.3. TCP/IPのその他のプロトコル
- 7.3 IPアドレス
- 7.3.1. IPアドレスの実体
- 7.3.2. IPアドレスの管理主体
- 7.3.3. IPアドレスの枯渇
- 7.3.4. IPアドレスのクラス
- COLUMN サブネットマスクの応用
- 7.4 アクセス制御方式
- 7.4.1. CSMA/CD方式
- 7.4.2. トークンパッシング方式
- 7.4.3. TDMA方式
- 7.5 LAN間接続装置
- 7.5.1. LAN間接続装置の種類
- 7.6 ルーティングプロトコル
- 7.6.1. ルーティングプロトコルの必要性
- 7.6.2. RIP
- 7.6.3. OSPF
- 7.7 ネットワーク管理
- 7.7.1. 障害管理
- 7.7.2. SNMP
- 7.8 インターネット利用技術
- 7.8.1. インターネットの普及
- 7.8.2. インターネット利用技術のいろいろ
- 7.9 誤り制御
- 7.9.1. 誤り制御の方法
- 7.10 同期制御
- 7.10.1. 同期制御の意義
- 7.10.2. 同期制御の方法
- COLUMN 調歩同期方式
- 7.11 HDLC
- 7.11.1. HDLCとは
- 7.12 パケット交換方式
- 7.12.1. パケット交換方式とは
- 7.12.2. パケット通信のメリット
- 7.12.3. ITU-T勧告X.25
- COLUMN MTU
- 7.13 フレームリレー
- 7.13.1. フレームリレーとは
- 7.13.2. CIR
- 7.13.3. 輻輳制御
- 7.14 ISDN
- 7.14.1. ディジタル通信の発展
- 7.14.2. ISDNとINS
- 7.14.3. ISDNの今後
- COLUMN ADSL
- 7.15 ATM
- 7.15.1. ATMとは
- 7.15.2. ATMの構成
- 7.16 回線容量の計算
- 7.16.1. 回線容量計算の準備
- 7.16.2. 回線容量計算の方法
- 7.16.3. 応用問題
- 7.16.4. 回線使用率の計算
- 7.17 伝送時間の計算
- 7.17.1. 伝送時間計算の準備
- 7.17.2. 問題演習
- 7.18 通信コストの計算
- 7.18.1. 通信コストの種類
- 7.18.2. 問題演習
- 7.19 アーランの計算
- 7.19.1. アーランとは
- 7.19.2. 呼損率の計算
- 7.19.3. アーランの問題
- 7.19.4. 待ち時間
- 章末問題
第8章 データベース技術
- 8.1 データベースの基礎
- 8.1.1. データベース化の目的
- 8.1.2. データベースの種類
- 8.1.3. データベースの設計
- 8.1.4. ANSI/SPARC3層スキーマ
- 8.1.5. E-R図
- COLUMN カーディナリティの表記方法
- 8.2 関係データベース
- 8.2.1. 関係データベースの特徴
- 8.2.2. 関係データベースのキー
- 8.2.3. ビュー表
- 8.3 正規化
- 8.3.1. 関数従属
- 8.3.2. 正規化の手順
- 8.4 関係データベースの演算
- 8.4.1. 集合演算
- 8.4.2. 関係演算
- 8.5 SQL
- 8.5.1. データベース言語SQLとは
- COLUMN SQLとSEQUELとは
- 8.5.2. SQLの利用形態
- 8.5.3. SELECT文
- 8.5.4. その他のDML文
- 8.6 データ定義言語(DDL文)
- 8.6.1. 実表の定義
- 8.6.2. ビュー表の定義
- 8.6.3. アクセス権の設定
- 8.7 埋込み方式
- 8.7.1. 埋込み型SQLの基本事項
- 8.7.2. カーソル処理とFETCH
- 8.8 データベース管理システム
- 8.8.1. 整合性管理
- 8.8.2. トランザクション管理
- 8.8.3. 同時実行制御
- 8.8.4. 障害回復管理
- 8.8.5. 問合せ処理の効率化
- 8.8.6. データベースの再編成と再構成
- 8.9 分散データベース
- 8.9.1. 分散データベースの透過性
- COLUMN トリガとは
- 8.9.2. 分散データベースの更新同期
- 8.10 データベース応用
- 8.10.1. データウェアハウス
- 8.10.2. データマイニング
- COLUMN データマイニングの例
- 章末問題
第9章 セキュリティと標準化
- 9.1 暗号システム
- 9.1.1. 暗号化とは
- 9.1.2. 暗号化に必要な要素
- 9.2 暗号化方式の種類
- 9.2.1. 秘密かぎ暗号方式
- 9.2.2. 公開かぎ暗号方式
- 9.3 暗号化方式の技術
- 9.3.1. 秘密かぎ暗号の実装技術
- 9.3.2. 公開かぎ暗号の実装技術
- 9.3.3. ハイブリッド方式
- 9.4 認証システム
- 9.4.1. 認証システムとは
- 9.4.2. パスワード認証の弱点
- 9.4.3. その他の認証技術
- 9.5 認証システムの実装
- 9.5.1. パスワード認証
- 9.5.2. ワンタイムパスワード
- 9.5.3. バイオメトリクス認証
- 9.5.4. その他の認証方法
- COLUMN 閉域接続
- 9.6 ディジタル署名
- 9.6.1. ディジタル署名とは
- 9.6.2. メッセージダイジェスト
- 9.6.3. PKI
- 9.7 コンピュータウイルス
- 9.7.1. コンピュータウイルスとは
- 9.7.2. コンピュータウイルスの被害
- 9.7.3. コンピュータウイルスの感染経路
- 9.7.4. コンピュータウイルスへの対策
- 9.7.5. その他のコンピュータウイルス対策
- COLUMN CORBA
- 9.8 セキュリティ対策
- 9.8.1. 脅威の種類
- 9.8.2. 物理的侵入
- 9.8.3. 不正アクセス
- 9.8.4. クラッカ
- 9.8.5. 自然災害
- COLUMN インターネットデータセンター
- 9.9 標準化
- 9.9.1. 標準化の必要性
- 9.9.2. ISO9000シリーズ
- 9.9.3. SLCP-JCF98
- 章末問題
第?部 知識の活用 −午後?・?問題対策編−
- 午後問題の傾向&対策
- 1 アルゴリズム
- 2 システム構成と評価
- 3 システム開発
- 4 ネットワーク
- 5 データベース
- 6 セキュリティ
- 7 システム評価
平成15年度 春期 ソフトウェア開発技術者試験問題
- 解答・解説
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