ビジネスの王様シリーズ勉強するのに遅すぎるということはない!
2005年3月23日紙版発売
西山昭彦 著
四六判/240ページ
定価1,518円(本体1,380円+税10%)
ISBN 4-7741-2322-6
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書籍の概要
この本の概要
自分の頭で考えて,問題を見つけ,意見をぶつけあうことがいかにおもしろいか。学生時代の暗記中心型とは別物の,本当の勉強は働き出してからできるものです。そして勉強をするかしないか,そのやり方のよしあしは人生を決めるほどの大きな意味を持ちます。
本書は,企業に籍を置きながら英国で修士号,夜間大学院で経営学博士号を取得,現在は大学教授として教壇にも立つ“勉強の達人”西山昭彦氏による大人のための勉強のススメです。
こんな方におすすめ
- キャリアアップのための勉強を始めたいとお考えの社会人の方
- 社会人大学/大学院への入学をお考えの方
- 定年後の生きがい探しのために勉強したいとお考えの団塊世代の方
目次
第1章 あの人はいくつからそれを始めたのか
- 1 人はいくつからでも学び,自分を変えられる!
- 多くの勉強をミドル期から始めてトリプル学位
- 新しい学習+ビタミン+運動=青年期の脳機能
- ケンタッキーおじさんも65歳から事業を始めた
- いくつになっても引退を考えてはいけない
- 2 勉強の習慣が若きダメ社員を大化けさせた!
- 高杉良小説の主人公の「万年青年」の活躍
- 仕事の課題を,通信教育を通じて深めていく
- 新聞やテレビではなく「人」から情報を得る
- 現地に行ってみると刺激も大きい
- 今,目の前にある興味やこだわりを大事にする
- 何でもいいから途切れることなく続ける
- 3 本質を追っていくと国会の論客になっていた
- 「本当にやりたいこと」は働きながら学ぶ
- 情報はその道に詳しい人にまず聞いてみる
- むずかしいことをやさしく話すと勉強になる
- 本質への追求心が学びの原動力である
- 事件は会議室ではなく現場で起こっている
- 4 50代サラリーマンから大学教授になった!
- 金融業界,ベンチャー企業から大学へ
- 最後は営業力が勝負であることを学ぶ
- スポーツ選手の集中力が活きた資格勉強
- ビジネスの?失敗談?を買われて大学へ
- 努力なくして成功もないことを教えたい
- 卒業して社会に出てから学んでも遅くない
第2章 ビジョンを作るとやる気が湧いてくる
- 1 やらされることが勉強をつまらなくした
- なぜ,小説の坂本龍馬は魅力的なのか
- 机の上に国語辞書と世界地図を置いておく
- インプットだけでは勉強はおもしろくない
- 受験勉強はつまらないことに集中する訓練
- 役に立つと納得できないとやる気は湧かない
- 2 ビジョンができると勉強はおもしろい!
- 勉強への熱意は目標があるか否かで決まる
- 3 プロとして生き残るために知っておきたいこと
- 仕事のプロに欠かせない条件を考える
- 社内外で勝負できる特化したスキルを持つ
- 4 大学時代の授業がビジネスに役立つ
- 学生時代の教養が視野を広くする
- 留学は最も自分を高める機会になる
- 5 どんな勉強でどんなスキルを身につけるか
- 質の面=自分の意見+タフさ+チャレンジ精神
- 知識の面=英語+パソコンのスキル+専門性
- 経営学などは社会人のほうが勉強しやすい
第3章 働いて初めて学ぶことができる!
- 1 アウトプットの場があればインプットも進む
- 夜間大学院に通う社会人が伸びるわけ
- 27歳での留学で勉強のおもしろさを知る
- 知識を整理して活用できるのはミドル期以降
- 2 働きながら勉強するテクニックを身につける
- (1)自分専用の勉強机を確保すべし!
- (2)テレビはビデオに,新聞・雑誌は家では厳禁
- (3)ビジョンを持ってモチベーションを高める
- (4)自分を追い込むために締め切りを設ける
- 仕事と同様に勉強の予定も手帳に書き込む
- 48時間ある週末のポートフォリオを作成
- (5)10分間集中するくせをつける
- (6)8割わかれば先に進んでよい
- (7)まず勉強のスタートを切る
- (8)勉強会などで相互に刺激し合う
- (9)お金をけちらないで自己投資に使う
- 3 20代前半は日経や業界紙を読みこなす
- 職場の上司や先輩からどんどん教わる
- 人生の長期的なプランニングをする
- 日経新聞を読みこなすことが課題
- 業界新聞を読んで自分の業界の動向を押さえる
- 4 20代後半は経済学や経営学を勉強する
- 経済学を学んで自分の仕事を位置づける
- マーケティングを学んで市場の感覚を養う
- 企業で生きていくうえで経理の知識は必須
- 人事を学ぶと自分のキャリア形成が見える
- 仕事以外にも視野を広げてくれる英語
- 5 30代前半は専門的な勉強を始めよう
- 専門的な学びには人の話を聞く
- 本は現実の課題を解決するために読む
- 社外でも通用するプロになるための5冊
- 社内のキーマンを押さえ教えを請う
- 社外の人脈は汗をかかなければできない
- 体系化された専門知識にこそ価値がある
- 異業種交流会に行けば社外人脈は作りやすい
- 個人商店を営む意識を持って仕事をする
第4章 いくつになっても学びの場はある!
- 1 勉強を持続させるにはコツがある
- (1)日常の細切れ時間を勉強に充てたり,週間スケジュールを組む
- (2)勉強の専用空間があると集中力が高まる
- (3)目標を最低限にすると勉強は持続する
- 2 30代後半は経営学と専門分野に精通する
- 新規のプロジェクトや事業で勉強できる
- 人に競り勝つプラスαの要因になる資格の取得
- 資格取得は勉強のペースメーカーにもなる
- 教育機関がトータルにサポートしてくれる
- 海外出張や他社派遣などでも学ぶ機会がある
- 3 40代前半は自分の専門領域を体系化する
- 経営マネジメントの道を歩むか社内プロになるかの分かれ目
- 実践と理論を結びつけるために夜間大学院へ
- 問題を解決するためには理論が必要である
- 仕事直結型の研究テーマで周囲の理解を得る
- 30代,40代が大学院へ通うベストな時期
- 夜間・週末集中型が一番リスクが少ない
- インターネットを利用した学習環境も充実
- 副業はお金にもなって生きた勉強ができる
- 賃上げ停滞と雇用流動化の備えになる副業
- 4 40代後半は社内ベンチャーの勉強をする
- フォーカスがずれていると努力は逆効果に
- 会社の変革と新規事業はミドルの仕事だ
- 長く培ったキャリアを外さない転職をする
第5章 勉強で長い人生を楽しくする!
- 1 働きながら50代で地域活動を始める
- 近所のもめごとから地域活動に関わることに
- わからないことはプロに聞くのが一番!
- 運動もビジネスも個の確立が何より大事
- 定年後は10年以上前から考えないと遅い
- 歳をとると子どもや自然に還っていく
- 産業カウンセラーの勉強から仏教へ
- 人生80年時代,二毛作・三毛作を考慮する
- 若者から学ぶべきことはたくさんある
- 2 共著でもいいからとにかく本を出そう!
- 生きがいを見つけるためには勉強が必要
- カルチャースクールなどで文章の書き方を基礎から学ぶ
- 3 社外から講師に呼ばれるテーマを持つ
- 社外と社内の講師ニーズは決定的に違う
- テーマは流行によって左右される
- セミナー会社への登録・著作・口コミなどで
- 講演料は相手の言い値によって応じる
- ホームページも宣伝媒体として効果的
- 大学院卒以上であれば大学講師という手も
- 4 教えられるレベルの趣味が人生を支える
- 仕事がなくなっても趣味を本業にできる
- 継続するにはひとりでできることがポイント
- 趣味が高じて本を出版するレベルに
- 5 定年後にひとりコンサルタントになる
- ホワイトカラー管理職は定年延長の恩恵を受けにくい
- 定年後,嘱託がいやなら請負の道がある
- 元の会社ばかりか取引先などからも受注可能
- 人間的魅力が受注獲得の大きな武器になる
- 6 定年とは高度な自由人への扉を叩くことだ!
- 自分のやりたいことが問われる生活革命
- 団塊の世代のアクティブな老後に期待
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