基本情報技術者試験 C言語の切り札
- 宮坂俊成 著
- 定価
- 2,178円(本体1,980円+税10%)
- 発売日
- 2005.6.25[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 296ページ
- ISBN
- 4-7741-2419-2
概要
基本情報技術者試験の受験者向け参考書。午後試験のC言語と擬似言語問題に特化した内容となっています。「文法編」と「問題編」の2部構成となっており、はじめてC言語を学習する人にも対応しています。
「問題編」では、前半の5問は、過去問題に手書きの赤字が入ったスタイルのレイアウトで構成されており、1行ずつコードを理解しながら問題を解くことができるようになっています。
基本情報技術者試験合格のためには、午後試験のプログラム問題攻略が絶対条件です。本書はC言語プログラム問題理解のための最適な1冊となっています。
こんな方にオススメ
- 基本情報技術者試験の受験者
目次
Part1 文法編
- Lesson 1 C言語の基本
- 1.1 C言語とは?
- 1.2 C言語の基本的な書式
- 1.3 画面に文字を表示する方法 printf
- Lesson 2 変数と演算
- 2.1 変数とは?
- 2.2 変数の宣言方法
- 2.3 変数を使った簡単な計算方法
- 2.4 キーボードから文字を入力する方法
- Lesson 3 条件分岐
- 3.1 if文で処理を分ける
- 3.2 if 〜 else文で処理を分ける
- 3.3 if 〜 else if文で処理を分ける
- 3.4 論理演算子を用いてみよう
- 3.5 switch文で処理を分ける
- Lesson 4 繰り返し処理
- 4.1 for文による繰り返し
- 4.2 for文の入れ子構造(ネスト)
- 4.3 while文による繰り返し
- 4.4 do while文による繰り返し
- Lesson 5 配列
- 5.1 配列とは
- 5.2 配列の初期化
- 5.3 2次元配列
- 5.4 2次元配列の初期化
- Lesson 6 文字と文字列
- 6.1 文字と文字列
- 6.2 文字と文字列の初期化
- 6.3 文字列の操作
- Lesson 7 関数
- 7.1 関数とは?
- 7.2 C言語による関数の例
- 7.3 変数の記憶領域
- Lesson 8 ポインタ
- 8.1 メモリアドレスの考え方
- 8.2 ポインタとは?
- 8.3 配列とポインタ
- Lesson 9 構造体
- 9.1 構造体の宣言方法
- 9.2 構造体メンバの初期化と代入
- 9.3 構造体とポインタ
- Lesson 10 ファイル入出力
- 10.1 ファイル入出力の概要
- 10.2 入出力の手順
- Lesson 11 その他出題項目
- 11.1 define文
- 11.2 キャスト演算
- 11.3 ビット演算
- 11.4 条件演算子
Part2 問題編
- Practice 1 迷路を解くプログラム
- Practice 2 貨幣の枚数を計算するプログラム
- Practice 3 英文を出力するプログラム
- Practice 4 円に内接する多角形を描く
- Practice 5 画像データに文字列を埋め込むプログラム
- Practice 6 規則性のある図形を生成するプログラム
- Practice 7 自然数を素因数分解して印字するプログラム
- Practice 8 自由曲線を描くプログラム
- Practice 9 時計を描画するプログラム
- Practice 10 任意の点を含む円の中心座標と半径を求めるプログラム
- Practice 11 マウスによるモグラたたきのプログラム
- Practice 12 画像データの色を数えるプログラム
- Practice 13 コンサート会場の座席を確保するプログラム
- Practice 14 文字列を解析するプログラム
- Practice 15 データ交換処理用のプログラム
- Practice 16 文字列を乗算するプログラム
- Practice 17 M進文字列をN進文字列に基数変換するプログラム(擬似言語)
著者の一言
前作「C言語プログラム問題の切り札」に文法説明と擬似言語問題を加えました。「文法編」は試験で出題される文法事項に的を絞り、C言語をまったく知らない人でも理解できるような説明にしてあります。
「問題編」は過去問を17問用意しました。納得できる解答が出るまでいくらでも時間をかけて考えてください。ここで実力を付けていただければ、基本情報技術者だけでなく、ソフトウェア開発技術者を受験する際にも大きく役立ちます。