C++入門書の次に読む本
2006年3月14日紙版発売
朝井敦 著
A5判/248ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 4-7741-2694-2
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書籍の概要
この本の概要
Cをマスターしてから,C++に移行すると,どうしてもC言語の書き方で,C++ をコーディングしてしまいます。本書は,C言語ユーザーがついやってしまう部分をどうすれば,C++らしいコードになるのかを解説しています。
こんな方におすすめ
- C++の文法書を読み終えた人
目次
第1章 例外
- 1-1 コメント
- 1-2 ローカル変数の宣言
- 1-3 関数のオーバーロード
- 多重定義の内情
- 1-4 プログラムを作らない
- 1-5 例外処理
- 1-6 &
- 参照渡し
- 1-7 例外をthrowする
第2章 コンストラクタ
- 2-1 コンストラクタ
- クラスと構造体の違い
- 2-2 コンストラクタとデストラクタの便利な使い方
- 2-3 自動ポインタ
- 2-4 レコードセット
- 2-5 SQL命令とstringstream
- 2-6 cout vs printf
- std::endl/x進数表示モードを切り替える/flush/%8.3f/right left/setfill
第3章 コピーコンストラクタ
- 3-1 自動解放と例外
- 3-2 プライベートなコピーコンストラクタ
- コピーコンストラクタ/ディープコピー/コピーコンストラクタとoperator=/=なのに,operator=が呼び出されない?/文字列の比較/キャスト
第4章 テンプレートとSTL
- 4-1 テンプレート
- 特殊化
- 4-2 テンプレートクラス
- 4-3 STL
- コンテナ/イテレータと削除
- 4-4 list
第5章 STLアルゴリズム
- 5-1 アルゴリズム
- find
- 5-2 クラスをvectorの要素にする
- 5-3 ポインタとイテレータ
- copy /ストリームイテレータ
- 5-4 find_if
第6章 mapとstring
- 6-1 map
- 要素はソートされている/キーをchar*にする
- 6-2 stringもコンテナ
- wchar_t
- 6-3 改行コードを変換するアルゴリズム
- 6-4 removeの不思議
- remove or erase/i++では?/後置のインクリメントと要素の削除
第7章 継承と多態性
- 7-1 継承
- dynamic_cast
- 7-2 コードの再利用における継承
- 7-3 継承の具体例と仮想関数
- 7-4 httpとhttps
- 7-5 デストラクタがvirtualなわけ
- 7-6 is-aとhas-a
- 多態性
- 7-7 継承のまとめ
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