新「理科」の地図帳
―ビジュアルで味わう!日本列島ウォッチング―
―ビジュアルで味わう!日本列島ウォッチング―
2006年11月8日紙版発売
神奈川県立生命の星・地球博物館 監修,イーメディア 編
B5判/144ページ
定価1,848円(本体1,680円+税10%)
ISBN 4-7741-2946-1
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書籍の概要
この本の概要
地図とともに日本の地形や自然を楽しむ図鑑です。地形,気象,生物,環境について,地震や火山から,昆虫,恐竜化石,さらには世界自然遺産まで,今身近なところで話題になっているニッポン列島のダイナミックな「理科」の雑学を豊富に取りあげます。
こんな方におすすめ
- 日本の自然や地形、生物、環境などに何となく興味のある方
目次
Part1 地形
- 火山国ニッポン 噴火の可能性のある活火山を見る
- 地震多発国ニッポン! なぜこんなに多く地震が発生するのか?
- 過去の地震被害と迫り来る大地震の被害規模
- 富士山の真下でプレートが沈み込む! 富士山の火山活動は巨大地震と連動する?
- 日本列島が真っ二つに分裂した! 大地溝帯,フォッサマグナ
- 中央構造線を境に石が変わる?!
- 陸奥を貫く奥羽山脈が日本最長の山脈になった秘密とは?
- 荘厳! 標高3,000m以上の「日本の屋根」を観る!
- 南アルプス(赤石山脈)は深海の地層によってつくられた!
- 雪と氷が長い年月をかけて描き出した神秘的な地形
- 岩石を見れば,地球の壮大な歴史がわかる! 日本をつくるさまざまな岩石
- もとは太古のサンゴ礁?! 大洋のど真ん中にあった秋吉台
- まるで滝のよう! 流域面積が小さく,急な流れの日本の川
- やっぱり日本は狭かった?! 列島の平野をざっと眺める
- 総延長はなんと3万3,889km! 日本の海岸線を観る
Part2 気象
- 日本の気候区と海流の関係をザッと見てみよう
- 米の出来,不出来を左右する「ヤマセ」の正体とは?
- ニッポンのなが〜い梅雨はヒマラヤ山脈でつくられていた?!
- 日本の歴史を変えてしまうほど凄まじい破壊力をもつ台風
- 中国北西部から日本へ飛んでくる黄砂
- え?! 最高気温が40.8℃! 日本の気象記録
- 驚愕! なんと最高気温が58.8℃ 世界の気象記録はハンパじゃない!
Part3 生物
- ニッポンの植生帯を見る。実は日本に高山帯はなかった!!
- ニッポンの森林(1)ブナ林,その豊富な植物相の特徴は?
- ニッポンの森林(2)残された原始の照葉樹林を訪ねる
- 日本列島,列島前線マップ! 等期日前線で見る四季の植物
- 野草の分布は不思議がいっぱい! サツキとキシツツジの分布の謎
- 産業革命から生まれた自然保護の思想!天然記念物の植物たち
- 野生動物の分布マップ(1)ニホンジカ
- 野生動物の分布マップ(2)巨漢!日本最大の陸上動物―クマ
- 野生動物の分布マップ(3)サルの棲息地の世界的な北限―下北半島
- 今はもう遠い昔の思い出? 里山の生きものたち
- 野鳥を観察しよう! 全国各地の探鳥地マップ
- 渡り鳥は日本のどこで繁殖・越冬するのか? 集団で冬を越す鳥と子育てをする鳥
- 日本人にとって最も身近な淡水魚メダカが姿を消す?!
- 海はつながっているようで途切れている?! 黒潮流域の沿岸魚類相のふしぎ
- 干潟――海と陸のはざまに広がる大いなる生命のパラダイス
- 昼なお暗きマンガルに棲む巨大なカニと貝たち
- 地球上で最も繁栄した生物群―--昆虫 まずはチョウの分布を見る
- 長距離移動が苦手?! 分布域が限られる甲虫目の仲間たち
- 奇跡の種,ミクラミヤマクワガタはどこから来たのか?
- トンボ王国,ニッポン! トンボの分布を見る
- たった2年で分布域が260kmも北上・東進した昆虫とは?
- 昆虫と植物の約3割が固有種 東洋のガラパゴス「小笠原諸島」で暮らす生物たち
- ニッポンの特別天然記念物―動物編―
- ミクロの住人たち菌類に国境はあるのか?
- あなたも発見できるかも?! 日本の恐竜化石マップ
- 太平洋2万kmを旅する?! 日本で見られるウミガメの産卵地
Part4 環境
- 「四大公害」は今どうなっている? 日本の環境問題
- 地球温暖化を過去の温暖期から推測する?!
- そのとき空が黒く見えた! 1986年,馬毛島で起こった異常現象とは?
- 外国からやって来た昆虫たち 彼らはどこからきたのか?
- 外国からやって来た魚たち すさまじい勢いで増えたブラックバス
- 日本のすぐれた自然の風景地 国立公園
- ラムサール条約の登録地マップ 全国の「湿地」一覧
- 日本の世界自然遺産 白神,屋久島,そして知床
- 陸と海をつなぐ「命の連鎖」世界自然遺産・知床
TOPICS
- えっ?! 氷雪の世界で暮らす生き物たち?
- 鳴門の渦潮
- 暖かさの指数 寒さの指数
- チョウが標高3,000m以上の山々を越える?! 長距離移動を行うアサギマダラ
- 日本の昆虫 ミニカタログ
- ニホンオオカミ
- 外来生物法って何?
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