LLフレームワークBOOKSシリーズTurboGears × Python
2007年3月8日紙版発売
柴田淳 著
A5判/192ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3056-9
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書籍の概要
この本の概要
時代に敏感な開発者たちに今最も注目されているLL(Lightwaight Language)を使ったフレームワークの導入ガイド。プログラム開発経験者(LL,フレームワーク未経験者)向けに,各フレームワークの特徴と使い方(開発方法)を紹介する。
第1弾は,Pythonのフレームワーク「TurboGears」。入門者でも環境構築が簡単で,すぐに開発を始められるTurboGearsのノリのよさを体感できる本。
こんな方におすすめ
- Python、TurboGearsを使った開発に興味がある方
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- TurboGearsでWebアプリ開発を加速しよう
- TurboGearsはオブジェクト指向スクリプト言語Python製のWebアプリケーションフレームワークです。軽量言語(Lightweight Language)を使ったLLフレームワークの中でも有名なのがRubyで書かれたRuby on Railsですが,ちょっと乱暴に言えば「TurboGearsはPython版のRuby on Railsである」と表現できるかもしれません。
- クールからホットへ,2007年のPythonコミュニティ
- 2007年の2月末,テキサス州ダラスで開催されたPython Conference 2007という開発者会議に参加してきました。通称PyCon。毎年1回行われる,オープンソースのスクリプト言語Pythonのお祭りです。400人以上の開発者が,北米だけでなくヨーロッパなど世界中から集まります。
目次
Chapter 1 TurboGearsってなに?
- 1-1 TurboGearsとは
- TurboGearsの特徴
- 1-2 TurboGearsの利点
- CGIを使う場合
- TurboGears(フレームワーク)を使う場合
- TurboGearsの成り立ち
- TurboGearsの開発ツール
Chapter 2 TurboGearsを使いこなすための基礎知識
- 2-1 オブジェクト指向スクリプト言語Python
- LLとしてのPython
- 2-2 Pythonの基本 - 組み込み型を使う
- 数値型
- 文字列型
- リスト,タプル
- 辞書型
- その他の組み込み型
- 2-3 フロー制御
- 条件分岐(if文)
- ループ(for文,while文)
- 例外
- 2-4 関数とモジュール
- 2-5 クラスとオブジェクト指向機能
- 2-6 関数型言語としてのPython
Chapter 3 早わかりTurboGears
- 3-1 インストールとセットアップ
- Pythonのインストール
- TurboGearsのインストール
- SQLiteのインストール
- 3-2 TurboGearsことはじめ
- プロジェクトの作成
- 設定ファイルの確認
- モデルの作成とテストデータの投入
- Catwalkを使ってテストデータを入力する
- コントローラ,ビュー(テンプレート)の作成
- 投稿を一覧するページの作成
- 新規投稿フォームの作成
Chapter 4 Background of TurboGears
- 4-1 TurboGearsの構成要素
- 4-2 SQLObject - O/Rマッパー
- モデルクラスを定義する
- モデルクラスを使いデータベースとやりとりをする
- リレーションの表現
- 4-3 Kid - テンプレートエンジン
- 4-4 CherryPy - オブジェクト指向Web開発環境
- コントローラの定義
- Widgetの利用方法
- Validato(r バリデータ)の利用方法
- identity(ユーザ認証)を使う
- TurboGearsで日本語を扱うための注意点
- 4-5 tg-admin
- tg-adminの基本的な使い方
- 初期プロジェクトを作成する
- ツールボックスを起動する
- モデルに合わせてデータベースにテーブルを作る
- インタラクティブシェルを起動する
Chapter 5 使ってみようTurboGears
- 5-1 Dive into TurboGears
- 設計の指針
- 5-2 モデルの定義とテストデータの投入
- モデルクラスを設計する
- ユーザ用のモデルクラスとのリレーション
- テストデータの投入
- 5-3 コントローラとビューの設計
- URLの設計
- コントローラメソッドの基本
- コントローラとモデル
- コントローラとビュー
- 5-4 テンプレートを作る
- カレンダ表示部分の作成
- kidの活用テクニック
- 5-5 フォームとバリデータ
- フォーム用のクラスを作る
- フォーム用のコントローラメソッドを作る
- 5-6 ユーザ認証を行う
- コントローラで認証情報を利用する
- デコレータを使った閲覧制限
- テンプレートで認証情報を利用する
- 5-7 Ajaxを活用した改良
- TurboGearsとAjax
- Ajaxの基本テクニック
- テンプレートの一部を動的に出力する
- JavaScriptを使った動的なHTML置き換え
- RemoteFormを使ったAjax処理
- Ajax機能を持つWidget
Appendix TurboGearsの情報源
- A-1 日本のTurboGearsコミュニティ
- A-2 海外のTurboGearsコミュニティ
- TurboGearsのWebサイト
- ドキュメンテーション
- 開発リポジトリ
- A-3 Kid言語仕様
- 簡単なサンプル
- KidのXML名前空間
- コードブロックを埋め込む( <?python〜?>)
- コンテンツを生成する
- デフォルトで利用できるモジュール
- アトリビュート言語
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