Linux RAID 入門
2007年6月5日紙版発売
武田保真 著
A5判/248ページ
定価2,838円(本体2,580円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3092-7
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
本書では,Linuxのディスク管理をマスターするために,Linuxディストリビューションで共通に提供されている機能を中心に解説しております。パーティションの設定からファイルシステム,ソフトウェアRAID機能,LVMまでディスク管理の際に役に立つ情報が満載です。
こんな方におすすめ
- Linuxのディスク管理をマスターしたい人
この書籍に関連する記事があります!
- HDDはいつか必ず壊れます
- あるプロジェクトの開発中,いつものようにプロジェクトの開発物を管理しているサーバに接続したところ,開発中のプログラムを格納しているサーバから応答が返ってきませんでした。
目次
第1章 Linuxディスク管理概要
- 1.1 ディスク管理の目的
- 1.2 Linuxのディスク管理の概要
- 1.3 RAIDとは
第2章 ハードウェアの準備
- 2.1 ディスクの種類
- 2.2 ソフトウェアRAIDとハードウェアRAID
- 2.3 RAIDの種類
第3章 RAID構成でのインストール
- 3.1 RAID構成のインストール
- 3.2 ディスク2台のRAID 1構成 - Fedora Core 6編
- 3.3 ディスク6台のRAID 5構成 - Red Hat Enterprise Linux 4編
- 3.4 ディスク4台のRAID 0+LVM構成 - CentOS 4編
- 3.5 ディスク3台のRAID 1+スペアディスク構成 - Debian
- 3.1(sarge)編
- 3.6 ディスク2台のRAID 1構成 - Debian 4.0(Etch)編
第4章 パーティション設定
- 4.1 パーティションの概要
- 4.2 パーティションの命名規則
- 4.3 fdiskによるパーティション作成
- 4.4 USBメモリ利用による本書の実行例の確認
第5章 ファイルシステム管理
- 5.1 ファイルシステムとは
- 5.2 ファイルシステムのマウント
- 5.3 Ext3
- 5.4 XFS
- 5.5 ReiserFS
第6章 ソフトウェアRAID
- 6.1 RAIDデバイスの情報取得
- 6.2 スペアディスクの活用
- 6.3 RAIDデバイスの新規作成
- 6.4 RAID 1構成でのディスク交換
- 6.5 RAIDデバイスの開始と停止
- 6.6 RAIDデバイスの監視
第7章 LVM
- 7.1 LVMの機能と特徴
- 7.2 物理ボリュームの管理
- 7.3 ボリュームグループの管理
- 7.4 論理ボリュームの管理
- 7.5 ディスクの追加
- 7.6 ファイルシステムのサイズ変更
第8章 バックアップ
- 8.1 Linuxのバックアップ
- 8.2 ネットワーク経由のバックアップ
第9章 VMwareによるソフトウェアRAID環境の構築
- 9.1 VMwareとは
- 9.2 VMwareの設定方法
この本に関連する書籍
-
CentOS入門――Linux・サーバ構築徹底活用
Red Hat Enterprise LinuxのクローンOSであるCentOS LinuxもVer.5になりました。 本書は,CentOSのインストールから,アプリケーションサーバとして活用する方法まで幅...
-
[高速&安全]RAIDの仕組み・設定・カスタマイズ
本書はRAIDシステムをはじめて組む読者でも簡単にRAIDシステムが構築できる内容となっています。特に速度とデータの保全性を高レベルで両立するRAID 5の構築にはページ...
-
徹底解説 Samba LDAP サーバ構築
Samba3.0によるサーバ構築のための解説書。ファイルサーバ機能,プリントサーバ機能,ドメインコントローラ機能などSambaの機能を徹底解説。そのほかにも,Samba LDAP連...