[高速&安全]RAIDの仕組み・設定・カスタマイズ
2006年3月10日紙版発売
橋本新義,柴田格,池紀彦,山本倫弘 著
A5判/280ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 4-7741-2696-9
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書籍の概要
この本の概要
本書はRAIDシステムをはじめて組む読者でも簡単にRAIDシステムが構築できる内容となっています。特に速度とデータの保全性を高レベルで両立するRAID 5の構築にはページを割き,どの書籍よりも詳しい内容となっています。
こんな方におすすめ
- RAIDを使ってみたい人
目次
Part1.RAIDの基本技術と導入のポイント
- 1-1 RAIDの基本に関する重要なポイント
- 1-2 RAIDはHDDに関する技術
- 1-3 RAIDのメリットとHDDの弱点とは?
- HDDの弱点――速度
- HDDの弱点――安全性
- 1-4 「RAIDレベル」と「RAIDコントローラ」の役割
- 1-5 代表的なRAIDレベルと個々のメリット・デメリット
- COLUMN RAID 2,3,4は存在するのか?
- 速度を大幅に向上させる「RAID 0」
- HDDの故障に強い「RAID 1」
- RAID 0と1のメリットを合わせた「RAID 0+1」
- COLUMN RAID1や0+1の弱点は,ユーザーの操作ミスとウイルス
- 速度と安全性の両方をバランスした「RAID 5」
- RAID 5で使われる「パリティ」とは?
- 1-6 RAIDを導入する際の重要なポイント
- 1-7 RAIDコントローラを導入するには?
- RAIDコントローラを搭載したパソコン本体とマザーボードの見分け方
- 1-8 RAIDを構成するために必要なHDDは?
- 台数の上限は,RAIDコントローラの仕様で制限される
- 接続方式はシリアルATAで,同一型番を
- 1-9 RAIDを構成すると,HDD内のデータは消去される
- COLUMN RAIDコントローラを“移行”しなければならない場合
Part2.RAIDを構成するための手順と注意点
- 2-1 RAIDを構成する作業のポイント
- 2-2 RAIDを使うには,“手順”の理解が大切
- 2-3 RAIDボリュームの作成手順は6段階
- (1)ドライバFDの作成
- (2)HDDの取り付け・接続
- (3)RAID BIOSを使用できるようにする
- (4)RAIDボリュームの作成
- (5)マザーボードBIOSセットアップでの起動ドライブ設定
- (6)パーティション管理・Windowsのインストール
- 2-4 Windowsのインストールに必須となる「ドライバFD」とは
- 2-5 RAID BIOSはRAIDコントローラ用のソフト
- RAID BIOSのセットアップ(メニュー)とは
- 2-6 RAID BIOSセットアップ画面を表示するためにはどうすればよいか
- RAID BIOSセットアップ画面の“案内”とは
- 2-7 RAID BIOSセットアップ画面を表示するまでの手順は?
- マザーボードBIOSで,RAID BIOSを有効に設定する
- 2-8 マザーボードBIOSの「起動設定」
- 優先起動ドライブをRAIDボリュームに設定する(確認する)には
- 優先起動ドライブを増設したRAIDカードに設定するには
- COLUMN なぜRAIDからの起動を先に設定しないのか?
- 2-9 RAIDユーティリティソフトとは
- RAIDユーティリティソフトを使って
- RAIDボリュームを作れるチップセットとは
Part3.インテル製チップセットでのRAIDボリューム操作
- 3-1 インテル製チップセット(内蔵RAIDコントローラ)の特徴
- RAID 5に対応
- 単体HDDからRAID 0への移行が可能
- 複数RAIDボリュームの作成が可能
- 3-2インテル製チップセット4種類の機能の違い
- RAID BIOSやユーティリティソフトでの操作はほぼ同じ
- COLUMN 今回使用したマザーボードとHDDについて
- 3-3 Intel Matrix Storage Managerを導入するには
- 3-4 RAIDボリュームを作成するには
- RAID BIOS編
- COLUMN インテル製RAID BIOSセットアップ画面の構成とキー操作
- COLUMN 容量を設定して,余った分はどうなるのか
- ユーティリティソフト(IMSM)編
- 3-5 単体HDDからRAIDボリュームへの移行を行うには
- 単体HDDからRAID 0への移行が可能
- 3-6RAIDボリュームを修復するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト(IMSM)編
- 3-7 RAIDボリュームを削除するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト(IMSM)編
Part4.NVIDIA製チップセットでのRAIDボリューム操作
- 4-1 NVIDIA製チップセット(内蔵RAIDコントローラ)の特徴
- 柔軟なHDDの組み合わせが可能
- ホットスペア機能に対応
- さまざまなRAIDレベルに対応
- RAIDレベルのアップグレードが可能
- 4-2 nForceシリーズ間でのRAID機能の違い
- 4-3 ユーティリティソフトを導入するには
- 4-4RAIDボリュームを作成するには
- RAID BIOS編
- COLUMN 「MediaShield Utility」の基本的なキー操作
- ユーティリティソフト(MediaShield)編
- COLUMN 単体HDDからRAIDボリュームへの“移行”を行うには
- 4-7 RAIDボリュームを修復するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト(MediaShield)編
- 4-8 RAIDボリュームを削除するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト(MediaShield)編
Part5.HighPoint製RAIDコントローラでのRAIDボリューム操作
- 5-1 HighPoint製RAIDコントローラの特徴
- ユーティリティソフトの機能が豊富
- 5-2 代表的なシリアルATA対応RAIDカード
- 5-3 RAIDカードを装着するには
- 5-4 ユーティリティソフトを導入するには
- パスワードのメモは忘れずに
- 5-5 RAIDボリュームを作成するには
- RAID BIOS編
- COLUMN 単体HDDからRAID 1ボリュームへの“移行”を行うには
- ユーティリティソフト編
- COLUMN 単体HDDからRAID 1ボリュームへの“移行”を行うには
- 5-6 RAIDボリュームを修復するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト編
- RAIDボリュームを自動修復する「スペア機能」を使う
- 5-7 RAIDボリュームを削除するには
- RAID BIOS編
- ユーティリティソフト編
Part6.WindowsのインストールとRAIDボリュームのフォーマット
- 6-1 ドライバFDを作成するには(インテル編)
- 6-2 ドライバFDを作成するには(NVIDIA編)
- 6-3 ドライバFDを作成するには(HighPoint編)
- 6-4 ドライバFDを使ってWindowsをインストールするには
- 6-5 Windows上で領域確保とフォーマットを行うには
付録
- 1 HDDをパソコン本体に取り付けるには
- COLUMN 複数のRAIDコントローラを搭載したマザーボードでは,接続する端子に注意
- 2 本編紹介製品以外のRAIDコントローラの画面について
- Silicon Image社製RAIDコントローラ
- VIA Technologies製チップセット
- 3 複数のRAIDボリュームを作成した状態の動作について
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