大容量ストレージを使い倒す 最新ハードディスク&DVD 最強テクニック

[表紙]大容量ストレージを使い倒す 最新ハードディスク&DVD 最強テクニック

紙版発売

A5判/280ページ

定価1,958円(本体1,780円+税10%)

ISBN 4-7741-2403-6

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書籍の概要

この本の概要

Serial ATAや2層式DVDなど,ストレージの高速化&大容量化はとどまるところをしりません。本書はHDD,DVDを増設・交換したい人向けに購入時のアドバイスから設定方法まで懇切丁寧に解説します。

こんな方におすすめ

  • 最新のHDD、DVDを使いたい人

目次

はじめに

本書の構成

◎第1部 HDD基礎編

第1章 HDD購入のポイントと設定前の基礎知識

  • 1.HDDはいろいろなところで使われている
    • より身近な存在となったHDD
  • 2.HDDの役割と仕組み
    • データの保存と引き出しがHDDの役割
    • HDDのサイズはいろいろあるが仕組みは変らない
    • HDDの記録密度の向上を実現するナノテクノロジー
  • 3.用途で異なる必要となるデータ容量
    • 必要な容量の目安とは
  • 4.カタログスペックを読み解く
    • HDDの購入にはスペックの知識が必要
    • チェックポイント(1)ディスク枚数
    • チェックポイント(2)ヘッド本数
    • チェックポイント(3)平均シーク時間(リード)
    • チェックポイント(4)平均回転待ち時間
    • チェックポイント(5)ディスク回転数
    • チェックポイント(6)インターフェイス
    • チェックポイント(7)データ転送速度(最大)
    • チェックポイント(8)データバッファ容量
  • 5.Serial ATAとIDEインターフェイスの違い
    • HDD・インターフェイスの現状
    • 外観上の違い その(1)HDDコネクタ部
    • 外観上の違い その(2)ケーブルコネクタ部
    • 外観上の違い その(3)ケーブル
    • 外観上の違い その(4)電源コネクタ部
    • 外観上の違い その(5)マザーボード側コネクタ部
  • 6.HDD利用のポイント−(1)パーティション
    • パーティションという考え方
    • HDDを1パーティションで利用する
    • HDDを複数のパーティションで利用する
  • 7.HDD利用のポイント−(2)「増設/交換」と「内蔵/外付け」
    • 「増設」と「交換」のメリット・デメリット
    • 「内蔵」と「外付け」のメリット・デメリット
  • 8.HDD利用のポイント−(3)RAIDシステム
    • 運用に便利なRAIDシステム
    • RAIDシステムとは
    • 複数のHDDを1つにまとめるRAID 0
    • 同じデータを2台のHDDに書き込むRAID 1
    • RAID 0に安全性を加えたRAID 5

◎第2部 HDD実践編

第2章 HDDの交換・増設の実際

  • 1.事前準備と作業の流れ
    • データのバックアップは必須
    • HDD交換(増設)時の注意点
    • 作業の流れ(交換の場合)
    • 作業の流れ(増設の場合)
  • 2.IDEのHDDには接続ルールがある
    • 機器の接続は4台までで優先順位を決める必要がある
  • 3.HDD増設時の注意点【IDE/Serial ATA編】
    • 2種類のIDEケーブルの特徴
    • IDEケーブル接続時の注意点
  • 4.HDDを内蔵する場合の手順【IDE編】
    • IDE HDDを交換するには
  • IDE HDDを増設するには
  • 5.HDDを内蔵する場合の手順【Serial ATA編】
    • Serial ATA HDDを交換/増設するには
  • 6.HDDを内蔵する場合の手順【IDE→Serial ATA編】
    • IDEの環境にSerial ATAを導入するには
  • 7.HDDを外付けする場合の手順【USB/IEEE編】
    • 外付けにはUSBとIEEEの2つのタイプがある
    • USBインターフェイスの注意点
    • USB外付けHDDをパソコンに接続するには
    • IEEE1394の注意点
    • IEEE1394の外付けHDDをパソコンに接続する手順

第3章 接続後の設定

  • 1.接続後の設定 [増設編]
    • BIOSで増設したHDDを認識させる
    • 「Standard CMOS Setup」でのBIOS設定
    • Serial ATAドライブを増設したときのBIOS設定
    • 「コンピュータの管理」で領域を確保する
  • 2.接続後の設定 [交換編]
    • 交換したHDDに古い環境をまるごと移し換えるには
    • OSをインストールする

第4章 設定後のメンテナンスと便利なプラスα利用方法

  • 1.すでに利用しているHDDのパーティション設定を変更する
    • データを保持したままパーティション設定を変更するには
    • パーティションのサイズを変更し複数に分割する
    • 分割したパーティションを1つにまとめる
  • 2.デフラグでフラグメンテーション化を解消する
    • HDDのフラグメーション化とは
  • 3.大容量HDDを活用するためのプラスαテクニック
    • RAIDカード付き5インチベイ用HDDケースを活用する
    • NASを活用する
    • HDDレコーダーを活用する

第5章 Serial ATAの設定をマスターする

  • 1.Serial ATAのメリットとデメリット
    • メリット その(1) 速いデータ転送速度
    • メリット その(2) 楽なケーブルのとり回しと
    • 高い冷却効果
    • メリット その(3) ジャンパ設定が不要
    • メリット その(4) ホット・プラグをサポート
    • デメリット その(1) 価格は高いが現在はほぼクリア
    • デメリット その(2) 正常に動作しない
    • OS/アプリケーションの可能性
    • デメリット その(3) 接続台数が少ない
    • デメリット その(4) インテル製のチップセットは
    • 設定が煩雑で難解
  • 2.インテル製チップセットの動作モード
    • Serial ATA統合チップセットの大本命
    • インテル製チップセットのメリット
  • 3.ICH5/Rの動作モード
    • 動作モードは2つに大別される
    • Compatibleモード
    • Enhancedモード
  • 4.ICH6/Rの動作モード
    • ICH5/Rの動作モードとの大きな違いとは
    • Compatibleモード
    • Enhanced Non-AHCIモード
    • Enhanced AHCIモード
    • RAIDモード
  • 5.Serial ATAモードの設定とドライブ・アサイン「MSI製マザー」
    • マザーボード付「915P Neo2 Platinum」
    • Compatibleモードの設定
    • Parallel ATA Onlyモードの設定
    • Combinedモードの設定
    • Serial ATA Onlyモードの設定
    • Enhanced Non-AHCIモード
    • Enhanced AHCIモード
  • 6.Enhanced AHCIモードにおける増設ドライブ
    • 増設ドライブとして使用する場合のポイント
    • ホット・プラグによるドライブ着脱の手順

第6章 Serial ATA HDDの高度な活用法-RAID-

  • 1.Serial ATA RAIDの概要
    • Serial ATA RAIDへの対応は早い
    • ICH5RのRAID機能はシンプル
    • Matrix RAIDとは
  • 2.Serial ATA RAIDをセットアップする「ICH5R編」
    • ICH5R搭載マザーの場合
    • STEP(1) ドライブを装着する
    • STEP(2) BIOSでRAIDを有効化する
    • STEP(3) RAIDを構成する
    • STEP(4) RAIDドライブを
    • 増設ドライブとしてセットアップする
  • 3.ミラー・ボリュームの故障したドライブを復旧する
    • STEP(1) 故障したHDDを確認する
    • STEP(2) 故障したHDDを交換する
    • STEP(3) ミラー・ボリュームを再構築する
  • 4.RAIDドライブを起動ドライブとしてセットアップする
    • 起動ドライブとして利用する場合の注意点
    • STEP(1) ドライバディスクを作成する
    • STEP(2) RAIDドライブへWindows XPを
    • インストールする
  • 5.Serial ATA RAIDをセットアップする「ICH6R編」
    • Matrix RAIDのセットアップ手順

◎第3部 DVD活用編

第7章 DVDの購入ポイントと基礎知識

  • 1.記録型DVDとは
    • 記録型DVDのメディアとフォーマットの種類
  • 2.DVDメディアのそれぞれの特徴
    • CDとの違い
    • 記録型DVDの種類と特徴
    • 追記型メディアの代名詞―DVD-RとDVD+R,DVD-R DLとDVD+R DL
    • 書き換え型メディア―DVD-RW,DVD+RW,DVD-RAM
  • 3.記録型DVDでできること
    • DVDのアプリケーションについて
    • DVD-ROM
    • DVD-Video
    • DVD+VR(DVD+RW Video Recording Format)
    • DVD-VR(DVD-Video Recording Format)
    • DVD-Audio
    • その他のアプリケーション
  • 4.記録型DVDドライブの種類と購入のポイント
    • 記録型DVDを使用するのに何が必要か?
  • 5.パソコンの使用環境について
    • スペックと周辺機器
  • 6.メディア購入時の注意点
    • ポイントは価格と記録速度
  • 7.2層追記メディア使用時の注意点
    • 制限や対応ドライブ・ソフトを知っておこう
  • 8.記録型DVDドライブ増設の流れ
    • 記録型DVD交換(増設)時の注意点
    • 作業の流れ(内蔵の場合)
    • 接続手順(内蔵交換編)
    • 記録型DVDドライブを増設するには
    • 外付け型記録型DVDドライブを接続する
    • 作業の流れ(外付け型の場合)
    • 接続手順(外付け型)

第8章 記録型DVDをデータの管理に利用する

  • 1.貴重なデータはDVDに保存する
    • アプリケーションの活用
  • 2.データバックアップの実際
    • ライティングソフトでバックアップを行う
    • RecodNow!を使ったデータバックアップ手順
    • 記録済みメディアにデータを追記する
  • 3.システムリカバリCD/DVDを活用する
    • システムリカバリCD/DVDを作成する利点
    • Norton Ghost 9.0を使った
    • システムリカバリCD/DVD作成手順
    • リストアの手順
  • 4.動画を記録したDVD
    • DVD-Videoの作成について
    • 家庭用DVDレコーダーで記録したDVD-VR形式の
    • メディアからDVD-Videoを作る

著者プロフィール

松永融(まつながとおる)

1957年,札幌に生まれる。北海道大学院薬学研究科修了後,某大手製薬会社の研究所勤務となる。以後11 年間,新薬の合成研究に携わるも,コンピュータの魅力にはまり急速にのめり込んでいく。

97年からはフリーランスとなり,PC 関連の単行本や雑誌で執筆活動を続ける傍ら,PC周りのコンサルティングやPC関係のパンフレット・小冊子・Webページの制作業務なども手がけている。有機合成化学・薬・情報処理・図書管理の世界に精通する異色のテクニカルライターである。

主な著書は,「Windows Vista自宅LAN完全攻略」,「カスタマイズ設定も一発で戻るバックアップ&再インストール最速テクニック」,「[これで完璧]大容量ハードディスクの仕組み・交換・徹底活用」(以上,技術評論社),「WindowsNT ネットワーク管理ツール全解説」(毎日コミュニケーションズ)など多数。

ホームページ :http://maxtech.jpn.ch/