実践 COBOLプログラミング入門
2007年6月15日紙版発売
結城圭介 著
B5変形判/448ページ
定価3,630円(本体3,300円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3130-6
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書籍の概要
この本の概要
COBOLは,古い言語ですが,現在でも最前線で使われています。
本書は,例題プログラムを示しながら,COBOLを基本から分かりやすく解説しています。また,後半は COBOLプログラムをTips形式で説明しているので,読み終わった後もリファレンスとして活用できます。
こんな方におすすめ
- 現場でCOBOLを運用している管理者
- 情報処理や授業などでCOBOLを学習する方
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- COBOLはじめの一歩
- 新刊『実践 COBOLプログラミング入門』の著者,結城圭介氏に,COBOLの特徴や他のプログラミング言語との違いなどを簡単に紹介していただきました。
目次
第1章 COBOLプログラミングの前に
- 1-01 COBOLとは
- 1-02 COBOLの特徴
- 1-03 本書で学習する内容
第2章 はじめてのCOBOLプログラミング
- 2-01 例題プログラム「ファイル作成」の仕様
- 2-02 例題プログラム「ファイル作成」のコーディング例
第3章 COBOLプログラムの構成と決まりごと
- 3-01 COBOLプログラムの構成
- 3-02 コーディングの決まりごと
- 3-03 入出力ファイルの詳細や作業場所を定義する
- 3-04 COBOLのデータ構造や項目の基本
- 3-05 項目のデータ型を定義する
- 3-06 数値定数・文字定数・表意定数・そのほかについて
第4章 COBOLプログラミング入門
- 4-01 IDENTIFICATION DIVISIONへプログラム名や作成者を定義する
- 4-02 ENVIRONMENT DIVISIONへ入出力情報を定義する
- 4-03 DATA DIVISIONへ入出力レイアウトや作業領域を定義する
- 4-04 PROCEDURE DIVISIONへ処理を記述する
第5章 ファイルの入出力を行うプログラム
- 5-01 MOVE文を使ってデータを転記する
- 5-02 ADD文で単純な加算処理を行う
- 5-03 SUBTRACT文で単純な減算処理を行う
- 5-04 MULTIPLY文で単純な乗算処理を行う
- 5-05 DIVIDE文で単純な除算処理を行う
- 5-06 COMPUTE文と計算式を用いて計算処理を行う
- 5-07 IF〜THENで判断と分岐を行う
- 5-08 ファイルのオープン/クローズと読み込みを行う
- 5-09 PERFORM文を使ってサブルーチンを呼び出す
- 5-10 WRITE文を使ってデータをファイルへ出力する
- 5-11 DISPLAY文を使ってメッセージを表示する
- 5-12 ファイルの入出力を行う例題プログラムの解説
第6章 ソートとデータ集計のプログラム
- 6-01 例題プログラム「データ集計処理」の仕様
- 6-02 例題プログラム「データ集計処理」のコーディング例
- 6-03 SORT文を使ってデータの並べ替えを行う
- 6-04 コントロールブレイクとデータの集計
- 6-05 例題プログラム「データ集計処理」の解説
第7章 マッチングのプログラム
- 7-01 例題プログラム「マッチング処理」の仕様
- 7-02 例題プログラム「マッチング処理」のコーディング例
- 7-03 マッチング処理とは
- 7-04 例題プログラム「マッチング処理」の解説
第8章 レポート印刷のプログラム
- 8-01 例題プログラム「レポート印刷」の仕様
- 8-02 例題プログラム「レポート印刷」のコーディング例
- 8-03 レポートの出力先とレポートのレイアウトを定義する
- 8-04 レポートを印刷する
- 8-05 表(テーブル)形式の項目を定義する
- 8-06 表(テーブル)を操作・検索する
- 8-07 部分参照を使って項目の参照・転記を行う
- 8-08 REDEFINESで項目を再定義する
- 8-09 ACCEPT文を使ってシステム日付やシステム時刻を取得する
- 8-10 例題プログラム「レポート印刷」の解説
第9章 COBOLプログラミングTIPS
- 【文字列編集】
- 9-01 文字列の出現回数を取得する
- 9-02 文字列の置き換えを行う
- 9-03 文字列を結合す
- 9-04 文字列を分割する
- 【実行制御】
- 9-05 多岐選択を行う
- 9-06 条件が成立するまで処理を繰り返す
- 9-07 一定回数だけ処理を繰り返す
- 9-08 GO TO文でプログラムの流を制御する
- 9-09 別のプログラムを呼び出す
- 【作業領域】
- 9-10 名前が重複している項目を特定する
- 9-11 同じ名前の項目を一度に転記する
- 9-12 作業領域を一括して初期化する
- 9-13 88レベルを使って値のチェックを簡素化する
- 9-14 数値かどうかを判定する
- 【ファイル・そのほかの入出力】
- 9-15 可変長の順編成・行順編成ファイルを作成する
- 9-16 コンソールや標準入力から情報を受け取る
- 9-17 環境変数やコマンドライン引数の値を受け取る
- 9-18 プログラムの終了時にリターンコードを返す
- 【ソート・マージ】
- 9-19 単純なソートとそのほかのソート
- 9-20 複数のファイルを1つのファイルに結合する
- 【便利な機能など】
- 9-21 非逐次法で表を検索する
- 9-22 COPY文を使って別ファイルの内容を挿入する
第10章 COBOL関数TIPS
- 【基本】
- 10-01 関数を使う
- 【表操作】
- 10-02 値リスト内の最大値・最小値の要素番号を求める
- 10-03 値リストの最大値・最小値を求める
- 10-04 値リストの合計値を求める
- 10-05 値リストの平均値を求める
- 10-06 値リストの中間値を求める
- 10-07 値リストの最大・最小値の平均値を求める
- 10-08 値リストの最大値から最小値を引いた結果を求める
- 【文字列】
- 10-09 英数字型の数値データを数値型に変換する
- 10-10 数値編集型から数値型に変換する
- 10-11 文字列の並びを反転する
- 10-12 キャラクタコードに対応する文字を求める
- 10-13 文字のキャラクタコードを求める
- 10-14 半角文字を全角文字に変換する
- 10-15 日本語型の項目を英数字型の項目に転記する
- 10-16 文字列を大文字・小文字に変換する
- 【三角関数/数値】
- 10-17 平方根を求める
- 10-18 階乗を求める
- 10-19 対数を求める
- 10-20 余弦,逆余弦を求める
- 10-21 正弦,逆正弦を求める
- 10-22 正接,逆正接を求める
- 10-23 モジュローを求める
- 10-24 割り算の余りを求める
- 10-25 分散の近似値を求める
- 10-26 標準偏差の近似値を求める
- 10-27 元の値を超えない整数を求める
- 10-28 数値から整数部だけを取り出す
- 10-29 乱数を求める
- 【財務】
- 10-30 利率と支払い回数から均等払い額を求める
- 10-31 利率などから現在価値を求める
- 【日付】
- 10-32 現在の日時を求める
- 10-33 通日(日数)をYYYYMMDD形式の日付に変換する
- 10-34 YYYYMMDD形式の日付を通日(日数)に変換する
- 10-35 通日(日数)を年日形式の日付に変換する
- 10-36 年日形式の日付を通日(日数)に変換する
- 【そのほか】
- 10-37 作業項目の大きさを調べる
- 10-38 プログラムがコンパイルされた日を求める
付録 OpenCOBOLによる環境構築
練習問題解答
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