Moodleによるeラーニングシステムの構築と運用

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お詫びと訂正(正誤表)

本書の掲載内容に下記の誤り・追補がございました。読者の皆様,および関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます(最終更新2009年12月4日)。

P.65 「ここですべきこと」

次の訳注を追加

(訳注:言語として日本語を選択している場合,「言語パックのダウンロード」の画面では、『「日本語(ja)」言語パックをダウンロードする』ボタンをクリックし、 『言語「 日本語 (ja) 」が正常にインストールされました。インストール処理は、この言語で継続されます。』に変化するまで待ってから、 「次へ >」をクリックしてください)

日本語サイトをセットアップするときには,通常はインストール時に日本語言語パックのダウンロードを行います。

P.130~131 「グループ」

「グループモード」は,このコースの活動に適用されます。1つのコースに0または複数のグループを作ることができます。「グループなし」モードに設定すると,そのコースの学生全員でひとつの大きなグループとみなされます。「分離グループ」に設定すると,同じグループ内の学生は互いにほかの学生の課題を見ることができますが,異なるグループの学生はたとえ同じコース内であってもほかのグループの課題を見ることはできません。つまり,別々のグループが取り組んだ課題は,分離された状態になっています。「可視グループ」に設定する場合,学生はグループに分けられますが,ほかのグループの課題も見ることができます。つまり,あるグループの学生が取り組んだ課題は,ほかのグループの学生にも見える状態です。
「グループモード」は,このコースの活動に適用されます。1つのコースに0または複数のグループを作ることができます。「グループなし」モードに設定すると,そのコースの学生全員でひとつの大きなグループとみなされます。「分離グループ」に設定すると,同じグループ内の学生は互いにほかの学生が行っていることを見ることができますが,異なるグループの学生はたとえ同じコース内であってもほかのグループの様子を見ることはできません。つまり,各々のグループが取り組んで作ったものは,分離された状態になっています。「可視グループ」に設定する場合,学生はグループに分けられますが,ほかのグループが行っていることも見ることができます。つまり,あるグループの学生の様子は,ほかのグループの学生にも見える状態です。

ここで用いられている「課題」という語は,Moodleの活動の課題(assignment)のことではないので,誤解をまねかないようにほかの言葉に置き換えました。

P.232 下から3行目~P.233 3行目

次の画面は,「評点境界」と「全体のフィードバック」を示します。 小テストで90~100%のスコアを取った学生には,最初のフィードバック──「You're a geography wizard!!...」が与えられます。80~89.99%のスコアを取った学生には, 第2のフィードバック──「very good!...」が与えられます。70~79.99%スコアを取った学生には,第3のフィードバック──「Not bad!...」が与えられます。その下には0~69.99%のスコアを取った学生向けのフィードバックが書いてあります。
次の画面は,「評点境界」と「全体のフィードバック」を示します。 小テストで90~100%のスコアを取った学生には,最初のフィードバック──「あなたは地理の天才です!!...」が与えられます。80~89.99%のスコアを取った学生には, 第2のフィードバック──「大変良いです!...」が与えられます。70~79.99%スコアを取った学生には,第3のフィードバック──「まあまあ良いです。...」が与えられます。その下には0~69.99%のスコアを取った学生向けのフィードバックが書いてあります。

図中の該当する文章は,日本語訳されています。本文中でも日本語訳に直しました。

P.243

次の画面は「評点境界」による「全体のフィードバック」を示します。小テストで90~100%を得点する学生は,最初のフィードバック──「You're a geography wizard!..」を受け取ります。小テストで80~89.99%を得点する学生は,2つめのフィードバック──「Very good!..」を受け取ります。小テストで70~79.99%を得点する学生は,3つめのフィードバック──「Not bad..」を受け取ります。その下には,0と69.99%の間を得点した学生向けのフィードバックが書いてあります。

次の画面はいくつかの種類のフィードバックを使う多肢選択問題を示しています。これは,学生ではなく,コース作成者の画面でこの問題を見た場合の図です。まず,全般に対するフィードバック──「The truth is, most New Yorker have never even thought about the "missing Fourth Avenue" issue.」が書いてあります。問題が採点された後,学生の得点に関係なくすべての学生にこのフィードバックが現れます。

その下(次の画面の図)に続く画面では,それぞれの回答に応じたフィードバックが「選択肢1」から「選択肢4」に対して設定されていることがわかります。このフィードバックは答えに応じて変化するようになっています。例えば,もし学生が「Sixth Avenue」と選択したとき,フィードバックは「Nope, that name is taken. Sixth is also known as the "Avenue of the Americas"」となります。

次の画面は「評点境界」による「全体のフィードバック」を示します。小テストで90~100%を得点する学生は,最初のフィードバック──「あなたは地理の天才です!!..」を受け取ります。小テストで80~89.99%を得点する学生は,2つめのフィードバック──「大変良いです!..」を受け取ります。小テストで70~79.99%を得点する学生は,3つめのフィードバック──「まあまあ良いです。..」を受け取ります。その下には,0と69.99%の間を得点した学生向けのフィードバックが書いてあります。

次の画面はいくつかの種類のフィードバックを使う多肢選択問題を示しています。これは,学生ではなく,コース作成者の画面でこの問題を見た場合の図です。まず,全般に対するフィードバック──「本当のところ、ほとんどのニューヨーカーは“第4通りが見当たらない”問題について考えたことさえありません。」が書いてあります。問題が採点された後,学生の得点に関係なくすべての学生にこのフィードバックが現れます。

その下(次の画面の図)に続く画面では,それぞれの回答に応じたフィードバックが「選択肢1」から「選択肢4」に対して設定されていることがわかります。このフィードバックは答えに応じて変化するようになっています。例えば,もし学生が「第6通り」と選択したとき,フィードバックは「いいえ、その名前は使われています。第6通りは、“アメリカ通り”とも呼ばれています。」となります。

図中の該当する文章は,日本語訳されています。本文中でも日本語訳に直しました。

P.245 画像6-46の「選択肢2」のフィードバック欄中

いいえ、その名前は使われています。第6通り“アメリカ通り”として知られています。
いいえ、その名前は使われています。第6通りは、“アメリカ通り”とも呼ばれています。

P.282 中央

名前にもアンダースコアが含まれています。従って,それは「The_Light_Microscope」になります。前の例ではナビゲーションバー(ページトップの「パンくずリスト」)がコース名,ファイル,フォルダ名を表示していることにも注意してください。
名前にもアンダースコアが含まれています。従って,それは「The_Light_Microscope」になります。前の例ではナビゲーションバー(ページトップに表示されています)がコース名,ファイル,フォルダ名を表示していることにも注意してください。

パンくずリストという用語は(ヒストリーが含まれるかのような)誤解を招くので,言い換えました。

P.283下6行目

私は「顕微鏡」を選択しただけであることに注意してください。「顕微鏡」はWiki の最初のページになります。このディレクトリのほかのファイルは自動的に初期ページになります。
私は「顕微鏡」を選択しただけであることに注意してください。「顕微鏡」はWiki の最初のページになります。このディレクトリのほかのファイルは自動的に初期ページ(訳注:各ユーザがWikiを初めて開いたときにすでに存在しているページ)になります。

「最初のページ」と「初期ページ」との違いを,注として説明しました。

P.289下 「減点問題を活用する」

減点評価問題への回答は明快なこともあれば,主観的なこともあります。例えば,「学生は植物をほかと識別するために十分に記述しましたか?」という質問は主観的です。
減点評価問題はっきりと評価可能な設問にもできるし,主観的な問題にもできます。例えば,「学生は植物をほかの植物と識別するための十分な記述をしましたか?」という質問は主観的です。

P.291~292 「学生提出の評価の数」

このフィールドは,学生が評価する他人のプロジェクトの数を決定します。許可された評価よりも多くの提出がある場合,評価者にはこのフィールドで設定された数だけが与えられます。評価されないプロジェクトもあります。
このフィールドは,学生が評価する他人のプロジェクトの数を決定します。許可された評価よりも多くの提出がある場合,評価者にはこのフィールドで設定された個数のプロジェクトが評価対象として割り振られます。このため,評価されないプロジェクトもあります。

P.293中央 学生から名前を隠す

Yesに設定した場合,評価中の課題を提出した学生の名前を隠します。学生の名前は教師には隠されないことに注意してください。また,教師が学生の課題を評価する場合,匿名ではできません。これは課題を提出した学生の名前をその課題を評価している学生から隠すだけです。
Yes に設定した場合,評価の際に,どの課題をどの学生が提出したのかがわからないように名前を伏せます。教師には学生の名前が隠されないことに注意してください。また,教師が学生の課題を評価する場合,匿名での評価はできません。この設定課題を提出した学生の名前をその課題を評価している学生には見せないだけです。

P.303 図の下

ほとんどのサーチエンジンは,サイトを分類するためにdescription というメタタグを使います。メタタグの最初の単語が検索結果として表示されることもあります。「サイト説明」を書くときには,最初のいくつかの文章を検索エンジンで使いやすいものにしてください。サイトを検索エンジンにかけるとその文章が表示され人の目に触れる,とうことを想定しておいてください。説明にはテキスト形式,グラフィックスまたはほかのウェブページ機能を使うことができます。
ほとんどのサーチエンジンは,サイトを分類するためにdescription というメタタグを使います。メタタグの最初の単語が検索結果として表示されることもあります。「サイト説明」を書くときには,最初のいくつかの文章を検索エンジンと相性の良いものにしてください。サイトを検索エンジンにかけるとその文章が表示され人の目に触れる,ということを想定しておいてください。説明にはテキスト形式,グラフィックスまたはほかのウェブページ機能を使うことができます。

P.334最初

 画像9-16では「教師-評定」カテゴリは満点が合計9点になっていました。
 画像9-15では「教師-評定」カテゴリは満点が合計9点になっていました。

P.334下

「評定表示」タブを見ると,「教師に評価される活動」の満点が9から15に変更されたのが確認できます。
「評定表示」タブを見ると,「教師-評定」の満点が9から14に変更されたのが確認できます。

P.343上から10行目

⑥ Moodleは新しいモジュールを検索します。...
「通知」をクリックすると,Moodleは新しいモジュールを検索します。...

「通知」のリンクをクリックしないと(adminページに移動しないと),モジュールのインストールは開始されません。