Cosminexus認定エンジニア 合格教本
2010年3月2日紙版発売
日立製作所 監修
A5判/280ページ/CD1枚
定価3,168円(本体2,880円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4188-6
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書籍の概要
この本の概要
日立製作所が実施している「Cosminexus認定資格」のうち,「プラットフォームエンジニア」と「アプリケーションエンジニア」の2つの資格に対応する学習参考書です。Webアプリケーションサーバの基本(一般論)からCosminexus独自の技術や開発手順について,試験に沿った形で解説していきます。巻末には,各試験について2回分(計4回分)の模擬試験を収録。付属のCD-ROMにはCosminexusのシミュレータを収録し,環境構築やJ2EEアプリケーション開発などをこのシミュレータを通して操作を確認しながら行うことができます。
こんな方におすすめ
- Cosminexusを業務で利用している方
- Cosminexus認定エンジニア資格の取得を目指す方
目次
序章 Cosminexus認定資格制度について
0.1 Cosminexus認定資格制度とは
- 0.1.1 認定資格の体系
- 0.1.2 認定資格者の特典
0.2 受験要領
- 0.2.1 試験の概要
0.3 本書の使い方
- 0.3.1 受験科目との対応
- 0.3.2 学習の進め方
第1章 Webアプリケーションサーバとは
1.1 Webシステムの構造
1.2 Webアプリケーションサーバの構造
- 1.2.1 Webアプリケーションサーバでの処理の流れ
- 1.2.2 Webサーバ
- 1.2.3 J2EEサーバ
1.3 J2EEサーバの構造
- 1.3.1 コンポーネントとは
- 1.3.2 コンテナとは
- 1.3.3 コネクタとは
1.4 JavaVM
- 1.4.1 スレッド管理
- 1.4.2 メモリ管理
- 1.4.3 ガーベージコレクションの仕組み
1.5 J2EEアプリケーションの仕組み
- 1.5.1 サーブレットの呼び出し方法
- 1.5.2 EJBの呼び出し方法
- 1.5.3 セッション維持の仕組み
1.6 J2EEアプリケーションのパッケージングとデプロイ
- 1.6.1 J2EEアプリケーションのパッケージング
- 1.6.2 J2EEアプリケーションのディレクトリ構成
- 1.6.3 デプロイメント記述子の役割
- 1.6.4 デプロイ
1.7 J2EEアプリケーションの開発モデル
- 1.7.1 MVCモデル
- 章末問題
第2章 Cosminexusアプリケーションサーバとは
2.1 Cosminexusとは
- 2.1.1 Cosminexusの体系
2.2 アプリケーションサーバの特徴および構成
- 2.2.1 実行環境の特徴および構成
- 2.2.2 開発環境の特徴および構成
2.3 実行環境の機能概要
2.4 安定したサービスの実現
- 2.4.1 安定した応答性能を実現する機能
- 2.4.2 障害によるサービス停止を防止する機能
- 2.4.3 トラブルシュートを効率化する機能
2.5 構築・運用の負荷の軽減
- 2.5.1 実行環境構築を容易化する機能
- 2.5.2 一括運用で負荷を軽減する機能
- 2.5.3 J2EEアプリケーションの入れ替えを容易にする機能
- 2.5.4 環境移行を効率化する機能
2.6 要件に対応した処理形態
- 2.6.1 仮想化プラットフォームへの対応
- 2.6.2 外部接続性の確保
- 2.6.3 非同期処理への対応
2.7 コンプライアンス支援
- 2.7.1 操作履歴を取得する機能
2.8 開発環境の機能概要
2.9 開発環境構築の手間の低減
- 2.9.1 構築に必要な機能の提供
- 2.9.2 構築作業を容易にする機能
2.10 開発生産性の向上
- 2.10.1 設計を支援する機能
- 2.10.2 プログラミングを支援する機能
- 2.10.3 テストを支援する機能
- 章末問題
第3章 開発環境と実行環境の構築
3.1 開発環境の構成
3.2 開発環境構築のための準備
- 3.2.1 開発環境を提供する製品の確認
- 3.2.2 uCosminexus Developerの入手
- 3.2.3 Eclipseの入手
- 3.2.4 環境パラメータの確認
3.3 開発環境のインストール
3.4 開発環境のセットアップ
- 3.4.1 セットアップ手順
3.5 セットアップ後の確認
- 3.5.1 インスタントセットアップ機能実行後の状態
- 3.5.2 MyEclipseの確認
3.6 開発環境でのJ2EEアプリケーションの動作確認の準備
- 3.6.1 動作確認するJ2EEアプリケーションの仕様
- 3.6.2 J2EEアプリケーションの準備
- 3.6.3 組み込みデータベースの準備
- 3.6.4 DBのテーブルの作成
3.7 J2EEサーバの起動
3.8 リソースアダプタの登録
- 3.8.1 Connector属性ファイルでのパラメータ設定
- 3.8.2 リソースアダプタの登録手順
- 3.8.3 リソースアダプタの接続テスト
3.9 J2EEアプリケーションの登録
- 3.9.1 アプリケーション統合属性ファイルでのパラメータ設定
- 3.9.2 J2EEアプリケーションの登録の流れ
3.10 J2EEアプリケーションの動作確認
3.11 開発環境の停止
3.12 アプリケーションサーバの実行環境
- 3.12.1 Smart Composer機能
- 3.12.2 実行環境の構成
3.13 実行環境構築の準備
- 3.13.1 前提製品の確認
- 3.13.2 環境パラメータの確認
3.14 uCosminexus Application Serverのインストール
3.15 簡易構築定義ファイルの作成
3.16 実行環境の構築
- 3.16.1 Management Serverの設定
- 3.16.2 Webシステムの構築
- 3.16.3 Webシステムの開始
3.17 J2EEアプリケーションの登録
- 3.17.1 adderアプリケーションの仕様
- 3.17.2 J2EEアプリケーションの実行
3.18 Webシステムの停止と削除方法
- 3.18.1 Webシステムの停止
- 3.18.2 Webシステムの削除方法
- 章末問題
第4章 J2EEアプリケーションの開発
4.1 開発するJ2EEアプリケーションの確認
- 4.1.1 Bankアプリケーションの仕様
- 4.1.2 Bankアプリケーションの構成
- 4.1.3 Bankアプリケーションの処理の流れ
4.2 J2EEアプリケーション開発の流れ
4.3 プロジェクトの作成
- 4.3.1 MyEclipseで作成するプロジェクト
4.4 JSPファイルの作成・編集
- 4.4.1 JSPファイルの作成手順
- 4.4.2 JSPファイルの編集手順
4.5 サーブレットファイルの作成・編集
- 4.5.1 サーブレットファイルの作成手順
4.6 業務処理プログラムの開発
- 4.6.1 EJBのパッケージの作成
- 4.6.2 EJBの実装クラスの作成
- 4.6.3 リモートインタフェースの作成
- 4.6.4 永続化クラスの作成
4.7 定義情報の編集
- 4.7.1 デプロイメント記述子の編集
- 4.7.2 application.xmlの編集
- 4.7.3 web.xmlの編集
4.8 cosminexus.xmlの編集
- 4.8.1 cosminexus.xmlの作成手順
- 4.8.2 cosminexus.xmlの編集手順
4.9 J2EEアプリケーションのテスト手順
4.10 デバッグ環境のDBの準備とリソースアダプタの登録
4.11 J2EEアプリケーションのデプロイ
4.12 MyEclipseを使用したデバッグ
4.13 J2EEアプリケーションの修正
4.14 実行環境への配布
- 4.14.1 EARファイルの作成
- 4.14.2 Connector属性のエクスポート
4.15 開発環境の停止
4.16 トラブルシュート情報
- 4.16.1 メッセージログ
- 4.16.2 性能解析トレース
- 4.16.3 日立JavaVMログ
- 4.16.4 JavaVMのスレッドダンプ
4.17 トラブルシュート情報の活用
- 4.17.1 障害が発生した箇所の調査方法
- 章末問題
第5章 Cosminexus認定プラットフォームエンジニア~模擬試験
- 模擬試験[1] 問題
- 模擬試験[1] 解説
- 模擬試験[2] 問題
- 模擬試験[2] 解説
第6章 Cosminexus認定アプリケーションエンジニア~模擬試験
- 模擬試験[1] 問題
- 模擬試験[1] 解説
- 模擬試験[2] 問題
- 模擬試験[2] 解説
付録
- 付録A 付属CD-ROMについて
- 付録B 参考資料
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