しくみ図解シリーズ電気設備が一番わかる

この本の概要

建物や施設における電気設備という実務型の電気設備解説書です。変圧器,配電盤の設置からコンセント設備といった基礎的なことから最新の情報通信設備に至るまで,電気設備施行者として知っておくべきことをわかりやすく解説します。電気工事関連の資格を目指している方はもとより,電気設備・保守関係の業務に携わっている方あるいは今後その方面に進もうとしている方にも,基礎知識を取得する上で最適な書籍です。

こんな方におすすめ

  • 電気工事関連会社の新入社員,もしくはその方面に進もうとしている学生
  • 電気主任技術者,電気工事施工管理技士,電気工事士などの資格を目指そうとしている人
  • 建築設備関連,ビル保全関連会社の人

著者の一言

本書は,電気のことを知らない人,よくわからない人,電気設備業界の初心者の人でも簡単に理解できるように,できるだけやさしく電気設備のあらましを解説しています。難しい公式や理論の説明もあえて省いています。「電気設備とはこういうものなのか……」とか,「建物の中の電気のことがなんとなくわかった気がする……」と思ってもらうことが目的の電気設備入門書です。電気設備の理解に少しでも役立てていただければ幸いです。

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本書のサンプル

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著者プロフィール

五十嵐博一(いがらしひろかず)

早稲田大学理工学部電気工学科卒業。清水建設㈱にて電気設備の設計,監理に従事した後,(有)ファイブ・コンサルティングを設立し,技術コンサルティングを手掛けている。著書に「生産管理クイックマスター」( 同友館・共著) などがある。技術士(電気・電子),技術経営修士,建築設備士。