Emacs実践入門―思考を直感的にコード化し,開発を加速する

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サンプルコード(約12.6KB)

補足情報

P.11 「Emacs.appを自分でビルドする」1行目

(2013年12月26日更新)

Mac OS付属の開発環境であるXcodeがインストールされていれば、Emacsの本家である「GNU Emacs - GNU Project」からソースをダウンロードしてEmacs.appを作ることもできます。

Mac OSのバージョンアップの結果、上記の動作にはCommand Line Toolsが必要になりました。Command Line Toolsの導入方法は、「Xcodeの設定からインストールする」「直接ダウンロードしてインストールする」の2つの方法があります。

Emacs 24.1への対応

本書はEmacs 23.4を動作環境として解説していますが、バージョン表記などに関わる部分を変更すれば、Emacs 24.1でも同様に動作します。Emacs 24.1を利用する際は、次の対応情報を参考にしてください。

(2012年7月11日更新)

P.10 7行目

対応前 Emacs.appの23.4、もしくは24の開発版
対応後 Emacs.appの23.4、もしくは24.1

P.11 「Emacs.appを自分でビルドする」のシェルコマンド部分

対応前
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-23.4.tar.gz
$ tar xvf emacs-23.4.tar.gz
$ cd emacs-23.4
$ ./configure --with-ns
$ make install
対応後
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-24.1.tar.gz
$ tar xvf emacs-24.1.tar.gz
$ cd emacs-24.1
$ ./configure --with-ns
$ make install

P.11 「Emacs.appを自分でビルドする」のシェルコマンド部分のすぐ下

対応前 これで./emacs-23.4/nextstep
対応後 これで./emacs-24.1/nextstep

P.12 「オフィシャルビルドを利用する」のアドレス

対応前 http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/emacs-23.3-bin-i386.zip
対応後 http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/emacs-24.1-bin-i386.zip

P.13 「Linuxへのインストール」のシェルコマンド部分

対応前
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-23.4.tar.gz
$ tar xvf emacs-23.4.tar.gz
$ cd emacs-23.4
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
対応後
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-24.1.tar.gz
$ tar xvf emacs-24.1.tar.gz
$ cd emacs-24.1
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

P.13 「ターミナル環境へのインストール」のシェルコマンド部分

対応前
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-23.4.tar.gz
$ tar xvf emacs-23.4.tar.gz
$ cd emacs-23.4
$ ./configure --without-x
$ make
$ sudo make install
対応後
$ curl -O http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-24.1.tar.gz
$ tar xvf emacs-24.1.tar.gz
$ cd emacs-24.1
$ ./configure --without-x
$ make
$ sudo make install

P.14 注13

対応前 Macであれば/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/、Linuxであれば/usr/share/emacs/23.4/や/usr/local/share/emacs/23.4/など。
対応後 Macであれば/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/、Linuxであれば/usr/share/emacs/24.1/や/usr/local/share/emacs/24.1/など。

P.28 「起動する」の5行目

対応前 もしくはemacs-23.4のように
対応後 もしくはemacs-24.1のように

P.59 「Elispをどのように配置すべきか」の7行目

対応前 ・/usr/local/share/emacs/23.4/site-lisp
対応後 ・/usr/local/share/emacs/24.1/site-lisp

P.67 下から1行目

対応前 php-modeはEmacs23現在標準で
対応後 php-modeはEmacs24現在標準で

P.112 「バージョンを指定する方法」コード部分

対応前
$ emacs-23.4 -batch -f batch-byte-compile ~/.emacs.d/elisp/auto-install.el
対応後
$ emacs-24.1 -batch -f batch-byte-compile ~/.emacs.d/elisp/auto-install.el

P.112 本文中頃

対応前 22以前のEmacsがインストールされている場合であっても、23.4を利用するようにするためです
対応後 22以前のEmacsがインストールされている場合であっても、24.1を利用するようにするためです

P.115 Emacs Lisp Package Archive(ELPA)の3行目

対応前 次期バージョンのEmacs 24からpackage.elというEmacs Lispパッケージマネージャ(以下、Elispパッケージマネージャ)が標準搭載となります。
対応後 Emacs 24からはpackage.elというEmacs Lispパッケージマネージャ(以下、Elispパッケージマネージャ)が標準搭載となりました

P.116 「Emacs 23へpackage.elをインストール」2行目

対応前 実は、このpackage.elはEmacs 23でもインストールすることで利用可能です。ぜひ一足お先に体験しましょう。
対応後 実は、このpackage.elはEmacs 23でもインストールすることで利用可能です。

P.159 「HTML5をnxml-modeで編集する」の1行目

対応前 Emacs 23.4現在
対応後 Emacs 24.1現在

P.165 「php-mode」の1行目

対応前 Emacs 23では、
対応後 Emacs 24では、

P.212 「sql-modeとの連携」の1行目から

対応前

 sql-interactive-modeを利用してデータベースに接続している状態で、C-x C-f example.sqlとしてファイルを作成してみましょう。「拡張子.sql」ファイルを開くと、自動的にsql-modeというメジャーモードが選択されるようになっています。example.sqlファイルにshow tables;と記述して、C-c C-cをタイプしてみましょう。すると、example.sqlに記述したSQL文が*SQLi*バッファ上で実行されます(図7.11)。

対応後

 sql-interactive-modeによりデータベースに接続している状態で、example.sqlというファイルを作成します。拡張子.sqlファイルは、標準でsql-modeというメジャーモードが選択されます。この状態でM-x sql-set-sqli-buffer-generallyコマンドを実行すると*SQLi*バッファと関連付けられ、example.sqlファイルにshow tables;と記述し、C-c C-cをタイプすると、example.sqlに記述されたSQL文が*SQLi*バッファ上で実行されます(図7.11)。

※Emacs 24.1から、sql-modeを起動しただけでは自動的に*SQLi*バッファとの接続を行わなくなったため、自発的にM-x sql-set-sqli-buffer-generallyコマンドの実行が必要となった。

お詫びと訂正(正誤表)

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2012年10月15日更新)

初版第1刷をお持ちの方(第2刷で修正済み)

xvii 目次

C、C++、JAVA、PHPなどのインデント
C、C++、Java、PHPなどのインデント

P.34 「別名で保存する」2行目

コマンドを入力すると、C-x C-s(find-file)と同じように
コマンドを入力すると、C-x C-f(find-file)と同じように

P.59 3行目

サブディクレクトリ
サブディレクトリ

P.60 15行目付近

サブディクレクトリ
サブディレクトリ

P.61 下から2行目

サブディクレクトリ
サブディレクトリ

P.61 中央のコード部分

(when (>  emacs-major-version 23)
        (defvar user-emacs-directory "~/.emacs.d"))
(when (<  emacs-major-version 23)
        (defvar user-emacs-directory "~/.emacs.d/"))

※サンプルコード内の記述も同様の間違いがありましたので,サンプルコードも修正しています。

P.66 中央のコード部分

(when (>  emacs-major-version 23)
        (defvar user-emacs-directory "~/.emacs.d"))
(when (<  emacs-major-version 23)
        (defvar user-emacs-directory "~/.emacs.d/"))

※サンプルコード内の記述も同様の間違いがありましたので,サンプルコードも修正しています。

P.91 表5.2の6行目以降の「名前」

5行目までの「%b」「%f」と同様に,「%s」「%l」のようにすべて頭に「%」が必要です。

P.93 「C、C++、JAVA、PHPなどのインデント」

C、C++、JAVA、PHPなどのインデント
C、C++、Java、PHPなどのインデント

P.108 下から2行目(2ヵ所)

小数点
小数

P.129 リスト6.6「anything-c-moccurの設定例」の7行目

lanything-c-moccur-higligt-info-line-flag t
anything-c-moccur-higligt-info-line-flag t

※サンプルコード内の記述も同様の間違いがありましたので,サンプルコードも修正しています。

P.144 表6.4 1行目

新規スクリーン作成して移動する
新規スクリーン作成して移動する

P.172 「ruby-modeのインデントを調整する」の3行目

初期設定はスペース2つとタブ文字を使わないようになっています。
初期設定はスペース2つで、タブ文字使わないようになっています。

P.180 上から8行目

・JAVA(要makeコマンドとMakefile、もしくはantコマンドとbuild.xml)
Java(要makeコマンドとMakefile、もしくはantコマンドとbuild.xml)

P.189 「gtagsとEmacsの連携」シェルコマンド部分

$ tar xvf global-6.1.tar.gz
$ ./configure
$ tar xvf global-6.1.tar.gz
$ cd ./global-6.1
$ ./configure

P.191 「ctagsとEmacsの連携」シェルコマンド部分

$ tar xvf ctags-5.8.tar.gz
$ ./ctags-5.8
$ ./configure
$ tar xvf ctags-5.8.tar.gz
$ cd ./ctags-5.8
$ ./configure

初版第1~2刷をお持ちの方(第3刷で修正済み)

P.97

次のように利用するテーマ名をinit.elに記述しておきます(注11)
注11 init.elに記述するテーマ名を調べるには、M-x color-theme-select RETして表示される選択画面でdを押します。

※上記脚注の追加に伴い,P.97の注11,P.98の注12の注番号が1つずれます。