tanQブックスシリーズ記憶のスイッチ,はいってますか
――気ままな脳の生存戦略

[表紙]記憶のスイッチ,はいってますか――気ままな脳の生存戦略

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四六判/208ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-6289-8

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この本の概要

もし記憶がなかったら,生きていくのはとても大変です。何も覚えられず,自分を自分とすら認識できません。記憶は,生物が周囲の環境への適応戦略として身につけたものとしてとらえることができ,はかなく,うつろいやすいのも生きていく術の一つ。とはいえ,記憶力が社会での成否を分ける場面も多く,強い記憶をつくることは多くの人の願いでもあります。では,どのようにスイッチがはいり,記憶はつくられていくのでしょうか。記憶についての理解を深めながら,覚えやすく忘れにくい記憶をつくるための方法を探究していきましょう。

こんな方におすすめ

  • 記憶力,記憶のメカニズムに関心のある中高生から一般の方,脳科学に興味のある中高生から一般の方

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覚えやすく忘れにくい記憶
記憶について,みなさんは普段意識することはありますか? 試験勉強や人との約束,頼まれた用事,友だちの携帯電話番号など,ちょっと考えただけでも,日常生活の中のあらゆる場面で記憶は顔を出します。

著者プロフィール

枝川義邦(えだがわよしくに)

1969年東京都生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程を修了して薬学の博士号を得る。その後,大学における研究や教育のかたわら早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得,早稲田大学スーパーテクノロジーオフィサー(STO)の初代認定を受ける。脳のニューロンがつくる組織のしくみやはたらき,人と人がつくる組織や社会のしくみなどについて,さまざまな切り口から考えることをモットーにしている。著書には『身近なクスリの効くしくみ』(技術評論社)など。