パーフェクトシリーズパーフェクトRuby on Rails

[表紙]パーフェクトRuby on Rails

紙版発売
電子版発売

B5変形判/432ページ

定価3,168円(本体2,880円+税10%)

ISBN 978-4-7741-6516-5

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書籍の概要

この本の概要

Ruby 2.0の対応を見据え,MVCフレームワークRuby on Railsも4系になり,より高機能なWebアプリケーションフレームワークへと進化しました。本書は,RubyやRailsに関する基本的なことから開発や運用に活用するツール,Railsを拡張する方法など現場で役立つ知識を中心に,最新のRails4.1.1に対応した書籍です。初心者から中上級者までをカバーした実践的なWebアプリケーション開発手法を解説します。

こんな方におすすめ

  • 普段Ruby on Railsを使っていて,一歩先の「レール」に乗りたい人
  • Ruby on Railsの学習を始め,これから本格的に使っていきたい人
  • 他のMVCフレームワークを扱ったことがあり,これからRuby on Railsを始める人

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『パーフェクト』シリーズの最新刊『パーフェクトRuby on Rails』
Ruby on RailsはRuby言語でWebアプリケーションを開発を効率良く行うためのフレームワークです。

目次

Part 1 Rails ~ overview
1章 Ruby on Railsの概要

  • 1-1 Railsを使う前に
  • 1-2 Railsの思想
  • 1-3 Railsをはじめよう!!
  • 1-4 scaffoldを使ってRailsでの開発を体験しよう

2章 Ruby on RailsとMVC

  • 2-1 MVCアーキテクチャ
  • 2-2 モデル
  • 2-3 コントローラの役割
  • 2-4 ビューの役割
  • 2-5 MVCについてのまとめ

Part 2 実践テクニック
3章 アセット

  • 3-1 Sprockets
  • 3-2 CoffeeScript
  • 3-3 Sass
  • 3-4 Turbolinks

4章 Railsのロードパスとレイヤーの定義方法

  • 4-1 MVC以外の構成要素の扱い
  • 4-2 レイヤーを追加するgemの例

5章 開発を効率化するgem

  • 5-1 サンプル用のRailsプロジェクトを用意する
  • 5-2 PryをRailsのコンソールとして利用する
  • 5-3 Hirbを使ってコンソール上のモデルの出力を整形する
  • 5-4 Better Errorsでエラー画面をよりリッチに表現する
  • 5-5 Springでコマンドを高速化する
  • 5-6 rails-erdでモデルのER図を生成する

Part 3 実践Webアプリケーション開発
6章 Railsアプリケーション開発

  • 6-1 イベント告知アプリケーションを作る
  • 6-2 アプリケーションの作成と下準備
  • 6-3 OAuthを利用して「Twitterでログイン」機能を作る
  • 6-4 イベントの登録機能を作る
  • 6-5 イベントの閲覧機能を作る
  • 6-6 イベントの編集・削除機能を作る
  • 6-7 登録されたイベントへの参加機能,参加キャンセル機能を作る
  • 6-8 退会機能を作る 
  • 6-9 落穂ひろい
  • 6-10 gemで機能拡張をする

7章 Railsアプリケーションのテスト

  • 7-1 なぜテストコードを書くのか
  • 7-2 minitest/RSpec
  • 7-3 テストを実行するための環境を整える
  • 7-4 モデルのテスト
  • 7-5 コントローラのテスト
  • 7-6 ビューのテスト
  • 7-7 エンドツーエンドのテスト
  • 7-8 JavaScriptのテスト
  • 7-9 TDDの考え方
  • 7-10 CI(継続的インテグレーション)
  • 7-11 カバレッジと静的解析

8章 Railsのインフラと運用

  • 8-1 はじめに ── DevOpsとは何か?
  • 8-2 VagrantでローカルにVMを作る
  • 8-3 Chefを用いた本格的なサーバ構成管理
  • 8-4 デプロイをする
  • 8-5 New Relicによるアプリケーションの監視
  • 8-6 serverspecとインフラのテスト
  • 8-7 終わりに

Part 4 一歩先行くRails
9章 より実践的なモデルの使い方

  • 9-1 アーキテクチャパターンから見るRails
  • 9-2 複雑なバリデーションとコールバックを整理する
  • 9-3 DBに依存しないモデルを作るActiveModel
  • 9-4 値オブジェクト
  • 9-5 Concern
  • 9-6 サービスクラス 
  • 9-7 終わりに

10章 Railsを拡張する

  • 10-1 Railsを支えるgemたち
  • 10-2 Rack Middlewareを作る
  • 10-3 プラグインを作る - Railtieについて 
  • 10-4 終わりに 

付録 仮想マシンの構築とRubyのインストール方法

  • A-1 Ubuntu DesktopをVirtualBox上にインストールする 
  • A-2 rbenvを使ってRubyをインストールする

著者プロフィール

すがわらまさのり

新卒でSIerに就職し,数年の経験を積んだ後にWebサービスの開発・運用に関わりたいという思いから現職へ。GitHubやTwitterではsugamasao,はてなIDはseiunskyで活動しています。著書としては,『パーフェクトRuby』と『Webアプリエンジニア養成読本』(共に技術評論社)を共著で執筆しています。


前島真一(まえしましんいち)

大学院卒業後,大手SIerに就職。Webの可能性を信じて転職し,現在はフリーランスのWebエンジニアとして活動している。ginza.rbとデザインビギナーズの主催者。主にブログの人として知られている。ウェブ上では基本的にはwillnetというIDを使っているが,netwillnetとしているときもある。


近藤宇智朗(こんどううちお)

id : udzura
業務システム→ECサイト→オンラインゲーム→技術おじさん,という経歴の雑食プログラマ。
2013年10月よりGMOペパボ技術基盤チームに在籍。三河出身福岡在住。『パーフェクトRuby』(技術評論社)にちょっと噛みした縁で,RackとSinatra/Padrinoの人と言われつつも執筆に参加。


橋立友宏(はしだてともひろ)

法学部卒の文系プログラマ。新卒で入社した大手SIerを退職してRails開発の世界へ入る。現在は(株)ウサギィにてRailsプログラマとして働いている。GitHubやTwitterなどではjoker1007というIDで活動している。仕事でコードを書くようになって2年半ぐらいだが,趣味で触っていた時期が長かったのでRails歴だけは無駄に長い。