情報処理技術者試験シリーズ平成29年度 ネットワークスペシャリスト合格教本
2017年3月10日紙版発売
2017年3月10日電子版発売
岡嶋裕史 著
A5判/624ページ/CD1枚
定価3,278円(本体2,980円+税10%)
ISBN 978-4-7741-8508-8
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
「ネットワークスペシャリスト」試験対策のテキストです。幅広い午前問題の出題範囲をカバー。文面だけでは理解しづらい技術の仕組みなどは豊富な図解で解説しています。難関の午後問題対策として,問題文の分析とポイントのつかみ方を徹底解説。過去問の中でも重要テーマからの出題を題材に長文問題への対応力を身に付けられます。見落としがちな午前I分野の確認用として,試験対策問題集を別冊で添付しました。付属の学習ソフト「DEKIDAS-2」(CD-ROM)は,午前I・IIの両方の問題を用意。自己採点機能も付いて苦手克服や直前対策に役立ちます。
こんな方におすすめ
- ネットワークスペシャリスト試験を受験される方
著者の一言
ネットワークスペシャリスト試験は,オンライン技術者試験(昭和63年),ネットワークスペシャリスト試験(平成6年),テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験(平成13年)の系譜に連なるネットワークカテゴリ最高峰の資格試験です。
資格を取得する目的の1つに,自分の力量を客観的に証明し,正当に評価されたいという理由があります。そうであれば,受験する資格は慎重に選択する必要があります。資格試験の位置づけは世の中で相場が決まっており,どれだけの難関資格であろうと知名度の低い資格であれば自分の欲する評価は得られないでしょう。他者評価など気にしない資格マニアでなければ,できるだけコストパフォーマンスのよい(支払った努力に見合うだけの見返りが得られる)資格を取得するべきです。試験対策というのは,お金もかかりますし,肉体的・精神的にも消耗します。投資は優良な資格に集中させるのが賢明なキャリア戦略といえます。
かといって,資格バブルの一時期に見られたような「楽に取れた割には評価の高い」資格は淘汰の波間に消え,もうありません。現在は,適切な自己研鑽を行った人だけが取得できる真っ当な資格が,きちんと評価される枠組みが整いました。その意味において,ネットワークスペシャリストは手堅い選択です。そもそもIT系資格の中で唯一の国家資格であり,高いステータス性を誇る情報処理技術者試験ですが,その中でもネットワークスペシャリストは難関資格として高名です。ベンダ資格にまで視野を広げても,CCAなど特殊なものを除いて最難関の資格であるといえるでしょう。
それだけに,資格取得後の特典は多種多彩です。多くの企業が一時金や資格手当を用意していますし,弁理士試験などの国家試験で試験科目の一部免除が受けられます。また,学生の場合は資格取得による単位の認定や,入学試験時における優遇制度を設けている学校があります。
もちろんこれだけの評価が得られる資格ですから,合格のハードルは高く,対策の道のりは長いですが,やりがいのある行程です。
その最初のステップに本書が役立てば,これに勝る喜びはありません。
本書のサンプル
本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。
この本に関連する書籍
-
平成30年度 プロジェクトマネージャ 合格教本
合格率13%と難関のイメージがある本試験ですが,試験を知り尽くしたベテラン講師が,手取り足取り,やさしく丁寧に解説することで合格に導きます。まず午前2問題対策で...
-
平成28-29年度 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】
試験によくでる問題を厳選し,ていねいに解説したテーマ別問題集。本書では,最新の応用情報技術者本試験問題はもちろん,前身であるⅠ種,ソフトウェア開発技術者や高度...
-
要点早わかり ネットワークスペシャリスト ポケット攻略本
最小限の学習時間・手間で,効率良く合格するためのコンパクトな試験対策まとめ集です。合格に必要な重要事項を厳選,項目ごとに短くまとめてあるので,細切れ時間での...