かんたんIT基礎講座シリーズゼロからわかる Python超入門

[表紙]ゼロからわかる Python超入門

紙版発売
電子版発売

B5判/240ページ

定価2,618円(本体2,380円+税10%)

ISBN 978-4-7741-9830-9

電子版

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書籍の概要

この本の概要

本書は初めてPythonを学習する読者を対象とし,基本文法を中心にていねいに解説した入門書です。環境の導入からエラー処理まで,Pythonのスキル習得に欠かせないポイントを取り上げています。章末の練習問題で理解度を確認して進めることができるため,大学・専門学校・セミナーの教科書としても最適な1冊です。

こんな方におすすめ

  • Pythonの文法を学びたい人
  • Pythonではじめてのプログラミング

本書のサンプル

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目次

CHAPTER 1 プログラミングをはじめる前に知っておこう

1-1 プログラムが動くしくみを学ぼう

  • 1-1-1 コンピュータのしくみ
  • 1-1-2 人間とコンピュータが理解できる言語の違い
  • 1-1-3 いろいろなプログラミング言語

1-2 コマンドでの操作をマスターしよう

  • 1-2-1 コマンドプロンプトの起動
  • 1-2-2 パス
  • 1-2-3 コマンドの利用

1-3 Pythonをインストールしよう

  • 1-3-1 インストールする前の準備
  • 1-3-2 必要なアプリケーション
  • 1-3-3 Pythonのインストール
  • 1-3-4 Atomのインストール

CHAPTER 2 Pythonでプログラミングをはじめよう

2-1 対話モードで動かそう

  • 2-1-1 対話モードの開始
  • 2-1-2 はじめてのプログラム
  • 2-1-3 対話モードの終了

2-2 スクリプトモードで動かそう

  • 2-2-1 Python用スクリプトファイルの作成
  • 2-2-2 スクリプトファイルの実行
  • 2-2-3 コメント

CHAPTER 3 データについて学ぼう

3-1 基本のデータの種類を学ぼう

  • 3-1-1 データ型
  • 3-1-2 数値のデータ
  • 3-1-3 文字列のデータ
  • 3-1-4 真偽値を表すデータ

3-2 演算子を使おう

  • 3-2-1 簡単な計算
  • 3-2-2 文字列をつなげる
  • 3-2-3 文字列と数値をつなげる
  • 3-2-4 文字列を数値に変換する

3-3 変数を使おう

  • 3-3-1 データの代入
  • 3-3-2 変数の使い方
  • 3-3-3 現在のデータに追加する
  • 3-3-4 入力したデータの利用

CHAPTER 4 処理の順序を切り替えよう

4-1 条件を表す演算子を使おう

  • 4-1-1 比較演算子
  • 4-1-2 比較結果の表示

4-2 条件によって命令を変更しよう

  • 4-2-1 プログラムの構造
  • 4-2-2 条件に一致した場合の処理
  • 4-2-3 条件に一致しない場合の処理
  • 4-2-4 比較演算子を使ったさまざまな条件

4-3 複数の条件を組み合わせよう

  • 4-3-1 論理演算子とは
  • 4-3-2 すべての条件に当てはまる場合
  • 4-3-3 どれか1つでも当てはまる場合
  • 4-3-4 ある条件に当てはまらない場合
  • 4-3-5 何度も条件を判定する方法

CHAPTER 5 データの集まりを使おう

5-1 順序のあるデータの集まりを使おう(リスト)

  • 5-1-1 リストとは
  • 5-1-2 リストの作成
  • 5-1-3 リストから要素を取り出す
  • 5-1-4 リストの要素を変更する
  • 5-1-5 リストの長さを確認する

5-2 あとから変更できないリストを使おう(タプル)

  • 5-2-1 タプルとは
  • 5-2-2 タプルの作成
  • 5-2-3 タプルから要素を取り出す

5-3 キーワードで区別できるようにまとめよう

  • 5-3-1 辞書とは
  • 5-3-2 辞書の作成
  • 5-3-3 辞書から値を取り出す
  • 5-3-4 辞書の内容を変更する
  • 5-3-5 キーの集まりを取り出す
  • 5-3-6 キーと値をセットで取り出す

5-4 重複しないようにデータをまとめよう

  • 5-4-1 セット(集合)とは
  • 5-4-2 セット(集合)の作成
  • 5-4-3 セットから値を取り出す
  • 5-4-4 セットの値を変更する

CHAPTER 6 処理を繰り返してみよう

6-1 決まった回数繰り返そう

  • 6-1-1 range( )関数とは
  • 6-1-2 range( )関数の使い方
  • 6-1-3 決まった回数を繰り返す処理
  • 6-1-4 データの集まりの要素の数分繰り返す
  • 6-1-5 辞書の中身すべてを取り出す

6-2 終わりになるまで繰り返そう

  • 6-2-1 繰り返す条件を指定する(while)
  • 6-2-2 無限ループ

CHAPTER 7 関数を自分で作ってみよう

7-1 関数の作り方と使い方を学ぼう

  • 7-1-1 関数の作成
  • 7-1-2 関数の中ですべての処理を行う
  • 7-1-3 関数の利用

7-2 関数にデータを渡そう(引数)

  • 7-2-1 引数とは
  • 7-2-2 引数のある関数
  • 7-2-3 引数の初期値
  • 7-2-4 引数に名前を付ける
  • 7-2-5 引数の順番を変更する

7-3 関数からデータをもらおう(戻り値)

  • 7-3-1 戻り値とは
  • 7-3-2 戻り値の利用

CHAPTER 8 オブジェクトとクラスについて学ぼう

8-1 オブジェクト指向について学ぼう

  • 8-1-1 クラスとは
  • 8-1-2 インスタンスとは
  • 8-1-3 インスタンス変数とメソッド

8-2 クラスを作ろう

  • 8-2-1 クラスの作成
  • 8-2-2 初期化用メソッド(_ _init_ _メソッド)の作成
  • 8-2-3 インスタンスの生成
  • 8-2-4 インスタンス変数の利用
  • 8-2-5 メソッドの生成
  • 8-2-6 メソッドの利用

CHAPTER 9 モジュールとパッケージについて学ぼう

9-1 モジュールとパッケージを理解しよう

  • 9-1-1 モジュールとは
  • 9-1-2 パッケージとは
  • 9-1-3 モジュールとパッケージに分割してみよう

9-2 モジュールとパッケージを使おう

  • 9-2-1 import文
  • 9-2-2 from句

CHAPTER 10 いろいろなモジュールを使ってみよう

10-1 日時に関するモジュールを使ってみよう

  • 10-1-1 標準モジュールとは
  • 10-1-2 日時の表示(datetimeクラス)
  • 10-1-3 日付の表示(dateクラス)
  • 10-1-4 日付や時間の差分の表示(timedeltaクラス)

10-2 乱数を作るモジュールを使ってみよう

  • 10-2-1 乱数とは
  • 10-2-2 0 から1までの間で乱数を発生させる
  • 10-2-3 指定した範囲で乱数を発生させる
  • 10-2-4 リストなどからランダムに要素を取り出す

10-3 外部ライブラリを使ってみよう

  • 10-3-1 外部ライブラリとは
  • 10-3-2 pip コマンドの利用
  • 10-3-3 よく利用される外部ライブラリ

CHAPTER 11 ファイルの読み書きをしよう

11-1 ファイルを扱う前に知っておこう

  • 11-1-1 2 種類のファイル
  • 11-1-2 ファイルを扱うためのモジュール
  • 11-1-3 ファイルの場所

11-2 ファイルからデータを読みこもう

  • 11-2-1 読み込み対象ファイルの作成
  • 11-2-2 ファイルを開く
  • 11-2-3 ファイルを閉じる
  • 11-2-4 ファイルを一度に全部読み込む
  • 11-2-5 1 行ずつファイルの内容を読み込む

11-3 ファイルにデータを書き込もう

  • 11-3-1 ファイルの作成と上書き
  • 11-3-2 ファイルへの書き込み
  • 11-3-3 追加で書き込む

CHAPTER 12 正規表現について学ぼう

12-1 正規表現を使おう

  • 12-1-1 正規表現とは
  • 12-1-2 正規表現を使うためのモジュール
  • 12-1-3 パターンの書き方
  • 12-1-4 パターン検索
  • 12-1-5 文字列の置換
  • 12-1-6 ファイルから検索する

12-2 ファイル名を検索しよう

  • 12-2-1 ファイル名検索用モジュール
  • 12-2-2 指定フォルダでの検索
  • 12-2-3 サブフォルダの検索

CHAPTER 13 エラーの対処方法を学ぼう

13-1 例外について学ぼう

  • 13-1-1 例外とは
  • 13-1-2 例外の例

13-2 関数やメソッドの内部で例外を処理しよう

  • 13-2-1 例外が発生した場合の処理(try-except)
  • 13-2-2 例外が発生した場合と発生しなかった場合の処理(try-except-else)
  • 13-2-3 例外の種類による処理(複数のexceptブロック)
  • 13-2-4 常に行う処理(try-finally)

13-3 関数やメソッドを呼び出した側で例外を処理しよう

  • 13-3-1 関数の中で例外が発生した場合
  • 13-3-2 発生した例外をそのまま渡す
  • 13-3-3 例外を新しく発生させる

著者プロフィール

佐藤美登利(さとうみどり)

学生時代から文系一筋だったが,就職氷河期のあおりを受けてなぜかIT企業に就職。周囲からは「教育学部なのになぜ……」と言われ続けていたものの,気づくと社内の教育担当やらIT講師としての仕事が増えていき,今では講師が専門に。 現在はPython,Javaなどのプログラミング研修の講師として㈱フルネスにて従事。