Nikon Capture NX-D RAW現像 パーフェクトマニュアル
[カラーコントロールポイント完全対応版]
[カラーコントロールポイント完全対応版]
2020年2月22日紙版発売
2020年2月22日電子版発売
その江 著
B5判/160ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 978-4-297-11137-3
書籍の概要
この本の概要
Nikon純正のRAW現像ソフト「Capture NX-D」を使ったRAW現像の方法を解説する書籍です。「ViewNX-i」を使った取り込み・セレクトから,「NX-D」の基本操作とすべての調整機能の使い方,シーン別の現像テクニックまで,Nikonユーザーが必要とするRAW現像の知識を余すところなく解説します。もちろん,新たに追加された待望の「カラーコントロールポイント」機能についてもしっかりフォロー。Nikon純正ならではの思い通りの現像が,これ1冊で可能になります!
こんな方におすすめ
- NX-DでRAW現像を行いたい人
本書のサンプル
本書の一部ページを,PDFで確認することができます。
- サンプルPDFファイル(36,027KB)
目次
CHAPTER 1 NX-Dの基本を知る
- 01 RAW現像を始める前に
- 自分が納得できる写真こそが写真表現の正解
- RAWでできることとできないこと
- 02 RAWの基本とメリットを知る
- JPEGとRAWの特徴
- JPEGとRAWの使い分け
- 03 カメラでRAWの設定を行う
- RAW+JPEGで設定を行う
- メモリーカード選択のポイント
- 04 RAW現像に欠かせない2つのソフトを知る
- ViewNX-iとCapture NX-Dの連携
- 05 カメラ内RAW現像について
- カメラ内でRAW現像を行う
CHAPTER 2 写真を取り込んでセレクトする
- 01 パソコンにRAWデータを転送する
- Nikon Transfer 2を使用してRAWデータを転送する
- 02 画像を表示する
- ViewNX-iの画面構成
- 表示モードを切り替える
- ツールバーのそのほかの機能
- フォトトレイを利用する
- 白飛び/黒潰れ表示を利用して画像をチェックする
- 03 ラベル/レーティングを付ける
- 画像選別の方法と選別ポイント
- ラベル/レーティングで絞り込む
- 絞り込んだ画像を別フォルダーにコピーしてさらに絞り込む
- イメージコントロールバーを利用して拡大表示する
- 04 エクスプローラーと連携する
- エクスプローラーと連携する
- 05 NX-Dと連携する
- ViewNX-iからNX-Dを起動して画像を確認する
- ラベル・レーティングで絞り込んだ画像をNX-Dで確認する
- 06 簡易的なRAW現像を行う
- ViewNX-iでRAW現像を行う
CHAPTER 3 RAW現像の基本を知る
- 01 NX-Dを起動する
- NX-Dの役割と起動
- NX-Dの各部名称
- NX-Dを起動する
- フォルダーから画像を表示する
- 02 画面表示を切り替える
- NX-Dの画面表示を知る
- 03 表示ツールを活用する
- 表示ツールの使い方
- 04 画像を比較して表示する
- 比較画面の種類を知る
- 編集結果比較のさまざまな使い方
- 05 ラベル/レーティングを付ける
- ラベル/レーティングの設定と絞り込み機能を利用す
- ラベル/レーティングの変更
- 画像を絞り込む
- 06 エディットパネル/レタッチパネルで画像を調整する
- エディットパネルの画面構成
- エディットパネルの操作
- 複数の画像を同時調整する
- レタッチパネルの操作
- 07 画像を書き出す
- 調整内容の保存とファイル変換
CHAPTER 4 NX-Dの現像機能を使う
- 01 露出補正
- 画像の明暗を調整する
- 02 アクティブD-ライティング
- 画像を自然な明暗で表現する
- 03 ホワイトバランス
- 光源を設定する/色温度・色味を詳細に調整する
- 04 ピクチャーコントロール
- ピクチャーコントロールの基本を知る
- ピクチャーコントロールの「オート」を利用する
- オート/モノクローム以外の6項目で可能な調整項目
- モノクロームで可能な調整項目
- Creative Picture Controlを利用する
- 05 トーン
- 明るさや彩度を変える
- 06 トーン(ディテール)
- 暗部/明部の調整を自由に行う
- 07 ノイズリダクション
- 画像のざらつきを補正する
- 08 カメラとレンズの補正
- レンズによる歪みや収差を補正する
- 09 LCHエディター(概論)
- 個別の調整ができるLCHエディター
- 10 LCHエディター(明度)
- 色を変えずに明るさだけを調整する
- 11 LCHエディター(カラー明度)
- 特定の色の明暗を調整する
- 12 LCHエディター(彩度)
- 特定の色の彩度を調整する
- 13 LCHエディター(色相)
- 色相を変換する
- 14 傾き補正とアオリ効果
- 傾きと歪みを補正する
- 15 アンシャープマスク
- 画像にシャープを掛けて輪郭をはっきりさせる
- 16 レベルとトーンカーブ
- レベルとトーンカーブの調整
- トーンカーブの基本操作
- レベル補正の基本操作
- チャンネルを変えて補正を行う
- 17 カラーコントロールポイント
- 画像の色と明るさを部分的に調整する
- カラーコントロールポイントの使い方
- 18 WB(ホワイトバランス)
- グレーポイントサンプルツールをすばやく利用する
- 19 クロップ
- クロップツールを使用する
- 20 回転
- 画像を回転させる
- 21 レタッチブラシ
- レタッチブラシで画像のゴミ取りをする
CHAPTER 5 NX-Dシーン別RAW現像テクニック
- 01 雲の細部を明るくして真っ赤な夕焼けを表現する
- 感動的でダイナミックな夕焼けを“自然に”見せる
- 02 猫の可愛らしさを柔らかなトーンで仕上げる
- 猫の毛色のトーンで可愛らしさを表現する
- 03 クリエイティブピクチャーコントロールで雰囲気のある人物に
- 夢見るような光の中のポートレートに仕上げる
- 04 窓辺の逆光で暗くなった人物を明るく表現する
- 窓辺の逆光での人物を明るくする
- 05 煙る都会の景色をくっきりシャープにする
- 霞んだ景色をくっきり克明に出す
- 06 暗くなった建物を色鮮やかに変える
- ハイライトとシャドーを決めカラーコントロールポイントで調整する
- 07 ケーキの周辺を暗くしてSNSで映える個性的な写真に仕上げる
- ピクチャーコントロールで全体のトーンを決め周辺を暗くする
- 08 色と質感を引き出して花と鳥をより美しく表現する
- 鳥と花の質感を出しながら明るく鮮やかに仕上げる
- 09 日陰に咲くバラをファンタジックな光で表現する
- 日陰に咲くバラを柔らかで明るい光の状態に仕上げる
- 10 夜祭の山車を幻想的に仕上げる
- ホワイトバランスで色を決めシャドー部分を明るく描写する
CHAPTER 6 NX-Dの便利なテクニック
- 01 画像の調整内容を活用する
- 調整した内容を登録・適用する
- 調整内容をコピー・貼り付ける
- 調整内容をファイルとして保存・適用する
- 画像調整した項目をバッチ処理で適用する
- 02 ほかのアプリを登録して利用する
- 画像を開くアプリケーションを登録する
- 03 写真をプリントする
- プリントのための基本設定
ViewNX-iとCapture NX-Dのダウンロード・インストール方法
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