世界一わかりやすい教科書シリーズ世界一わかりやすい WordPress 導入とサイト制作の教科書
[改訂2版]

[表紙]世界一わかりやすい WordPress 導入とサイト制作の教科書[改訂2版]

紙版発売
電子版発売

B5判/280ページ

定価2,618円(本体2,380円+税10%)

ISBN 978-4-297-11647-7

電子版

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

入門者でもオリジナルテーマのWordPressサイトを作れるようになるための教科書です。ウェブクリエイターにとって、世界の主要サイトの38.1%(2020年8月現在)で使われているWordPressは必修といえます。レンタルサーバへのインストール、ブロックエディタの使い方、テーマやプラグインの追加など、基礎から習得します。後半は、MAMPローカル環境でサンプルサイトの制作を実践し、静的サイトから一歩ずつオリジナルテーマを構築していき、最後にサーバに公開します。現場に近い制作手順ですので仕事にも役立つでしょう。セキュリティ対策や公開後のメンテナンス・アクセス解析についてもしっかり解説。ブロックエディタと5.5に対応の改訂版です。

こんな方におすすめ

  • はじめてWordPressを導入して操作・運用をきちんと理解したい方
  • WordPressを使った実用的なウェブサイトを作りたい方
  • 仕事でWordPressのウェブサイトを作れるようになりたい方

著者の一言

この本は将来ウェブサイト制作のプロフェッショナルを目指す方や,ウェブサイト制作の知識はもっているけれどもWordPressについては初心者であるという方をおもな対象に,現代のウェブサイト制作に必須ともいえるWordPressサイトの制作・開発の基礎から応用までを幅広く取り扱った解説書です。

WordPressの導入から基本的な取扱い・PHPの基礎知識・テーマの制作・そして運用と管理といったかなり広い範囲の情報が15のレッスンの中にぎっしりとつまっています。もちろんそれぞれのレッスンは,この本を手に取っているあなたが実際にWordPressサイトの制作を実践しながら進められるようになっています。

中には高度なPHPの知識を要する内容があり,プログラミングがはじめてという方にはとても難しく感じられるところもあると思いますが,基礎からひとつひとつ手順を踏んでいけば理解していただける内容になっていると自負しております。ぜひ根気よく取り組んでみてください。

この本の執筆にあたって,わたしたちが注力したのは「WordPressがとりあえず使える・とりあえずサイトがつくれる」だけでなく「長くWordPressとつきあっていける」力と知識をあなたに身につけていただけるようにすることでした。

WordPressに限らずCMS(コンテンツ管理システム)に関わることは,その運用について考えることと切っては離せません。つくった後に困らないサイト制作のための知識もコラムなどで積極的に取り上げました。

またWordPressにはオープンソースの自由ソフトウェアであるという特徴があります。長く・安全に運用できるサイトを制作・管理するためには,ソフトウェアをとりまく環境についての知識や心構えがあったほうが断然有利です。ぜひWordPressというソフトウェアそのものと同時に,それをとりまくシステムや人々の活動にも関心をもって読みすすめていただければ幸いです。
(「はじめに」より)

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

著者プロフィール

深沢幸治郎(ふかざわこうじろう)

Lesson01,03,06,15
大阪を中心に活動するウェブデザイナー,UIデザイナー。2009年からフリーランスとして多くのウェブサイト・ウェブメディア・ウェブアプリケーションの設計・デザイン・CMS実装に携わる。2010年に日本最初期のコワーキングスペース「JUSO Coworking」を開業,様々なコミュニティ活動やイベントの支援を行っている。専門学校や各地のWordCampなど,カンファレンスイベント等でのセミナー登壇経験も多数。


古賀海人(こがかいと)

Lesson07,08,09,10,11,12
グラフィックデザイナー,クリエイティブ・ディレクター,世界三大広告賞にも名を連ねる制作会社のウェブデザイナー兼プログラマを経て,2014年4月に株式会社キテレツとして独立。クリエイティブからテクノロジーまで,トータルソリューションを提供。WordCamp Kansai 2015実行委員長。WordPressコアコントリビューター,Ruby on Railsコントリビューター,Reactコントリビューターなど,多くのオープンソースプロジェクトに貢献する一方,Wocker,Frascoなど,自身でも数多くのオープンソースソフトウェアを開発。


安藤篤史(あんどうあつし)

Lesson02,13,14
ショップ店員,ギタークラフトマン,ストレージメーカーでの製品開発などを経て,2015年からフリーランスとして関西を中心に活動。デザイナー・エンジニアとして活動するかたわら,CMSやAWSのコミュニティイベント運営を多数担当し,その中で得た多彩な人脈を生かしてクリエイティブ制作チームのマネジメントを手がける。ウェブやグラフィック・ITテクノロジーなどの様々なメディアを繋ぎ,一貫したブランド・コミュニケーションづくりで “プレゼンスを世に送り出す”ためのサポートを行っている。


岡本秀高(おかもとひでたか)

Lesson04,05
WordBench Kyoto 2017実行委員長。2013年からWordPressの開発などに携わりはじめ,現在はAWS上でのWordPressサイトの運用などに取り組む。京都を拠点にイベント開催などにも関わっており,太鼓の練習後に勉強会へ参加することが時折あり,「太鼓の人」とよばれることも。