最短突破シリーズ最短突破
データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック

[表紙]最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック

紙版発売
電子版発売

A5判/264ページ

定価2,596円(本体2,360円+税10%)

ISBN 978-4-297-12261-4

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この本の概要

「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」の公式リファレンスブックが登場。
試験で問われる計147個のスキル項目について,要点と学習のポイントを基本から一つひとつ解説。
第一線で活躍する執筆陣が具体的なシーンにまで踏み込んで説明しているため,データサイエンティストとしての確かな力が身につきます。
さらに巻末の模擬問題では,実際の試験のイメージをつかむことができます。

「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」とは?

「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」(略称:DS検定)は,一般社団法人データサイエンティスト協会によって,2021年9月に第1回が開催される検定試験です。「リテラシーレベル」では,協会が定めたスキルレベルのうち最も基礎的な内容(見習いレベル)を問われるため,すでにデータサイエンティストとして活躍している方はもちろんのこと,データサイエンスに興味を持つ学生,ビジネスパーソンの方も挑戦することができます。
データサイエンティスト協会HP:https://www.datascientist.or.jp/
検定概要:https://www.datascientist.or.jp/dskentei/

こんな方におすすめ

  • データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)に合格したい方
  • データサイエンスの基礎素養を身につけたい大学生やビジネスパーソンの方

著者の一言

「最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック」の刊行に寄せて

「『データサイエンティスト』という新しい職業を,正しくこの国に根付かせよう」
有志のそんなシンプルな思いから,一般社団法人データサイエンティスト協会は始まりました。
当時,ビッグデータ・ブームとともに日本に上陸したこの新しい職業は,「ビッグデータを使いこなす人」という程度の漠然とした認識で受け止められ,その仕事内容や求められるナレッジやスキルは,曖昧模糊としたまま,メディアに言葉だけが踊っていました。
新しい時代の到来を告げ,危機感を煽る記事のためだけであれば,それでもよかったのかもしれません。しかし,絶対的な不足が騒がれるこの新しい職業を目指す人を増やし,その学習の指針となるためには明確な定義が必要,という思いから,本協会は始まり,現在では100を超える法人が,求められるナレッジやスキルを定める活動を筆頭に始まりました。現在では,各種勉強会や研修の企画,実態の調査や組織間の課題の共有といった各種の啓発・普及活動を展開しております。
そんな協会員の尽力もあり,当協会の定めた各種定義は,我が国のスタンダードとなり,データサイエンティストという仕事もバズワードに終わらず,一つの職業としてこの国に定着しつつあります。そんな中で,協会発足以来の唯一にして最大の懸案事項が「検定(資格)事業」でした。協会発足当時から多数の要望を受けつつも,日進月歩で進み変化する技術や業界状況を鑑みると,認定した資格に対して責任をもった運営ができるのか?という思いが先にたち,理事会で何度も議論をしては見送りを繰り返してきました。
しかし,技術の変化の激しさは依然として続くものの,社会の要請がブームを乗り越えて一定の安定を得つつあることに加え,大学でのデータサイエンス教育の必修化が実現した事で,その必要性が一層の高まりを見せていることから,スタンダードを定めた責任から,検定事業の開始の決断に至りました。
この度,その検定のための初の参考書を協会のメンバーが執筆したので,前書きを記しました。本書が,これからの新しい日本を支える職業を目指す皆様のよき一歩目となることを願ってやみません。

2021年6月吉日
一般社団法人データサイエンティスト協会
代表理事 草野隆史

著者プロフィール

菅由紀子(かんゆきこ)

株式会社Rejoui(リジョウイ) 代表取締役
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
関西学院大学大学院 非常勤講師
2004年に株式会社サイバーエージェントに入社し,ネットリサーチ事業の立ち上げに携わる。2006年より株式会社ALBERTに転じ,データサイエンティストとして多数のプロジェクトに従事。2016年9月に株式会社Rejouiを創立し,企業や自治体におけるデータ利活用,データサイエンティスト育成事業を展開しているほか,ジェンダーを問わずデータサイエンティストの活躍支援を行う世界的活動WiDS(Women in Data Science)アンバサダーとして日本における中心的役割を果たしている。

佐伯諭(さえきさとし)

ニューホライズンコレクティブ合同会社 プロフェッショナル・パートナー
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員会副委員長
SIerでのエンジニア,外資系金融でモデリング業務などの経験を経て,2005年に電通入社。デジタルマーケティングの黎明期からデータ・テクノロジー領域をリード。電通デジタル創業期には執行役員CDOとして組織開発やデータ人材の採用,育成などを担務。データサイエンティスト協会創立メンバーとして理事を7年間務めた後,現在は独立し,DXコンサルタントや協会事務局メンバーとして活動中。

高橋範光(たかはしのりみつ)

株式会社ディジタルグロースアカデミア 代表取締役社長
株式会社チェンジ 執行役員
一般社団法人データサイエンティスト協会スキル定義委員
アクセンチュアのマネージャーを経て,2005年に株式会社チェンジに入社。2013年,データサイエンティスト育成事業を開始するとともに,自身も製造業,社会インフラ,公共,保険,販売会社などのデータサイエンス案件を担当。現在は,ディジタルグロースアカデミアの代表取締役社長として,デジタル人財育成事業のさらなる拡大を目指す。著書に『道具としてのビッグデータ』(日本実業出版社)がある。

田中貴博(たなかたかひろ)

株式会社日立アカデミー 研修開発本部L&D第一部 部長
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
独立系SIerでのシステムエンジニア,教育ベンチャーでのコンサルタントなどを経て,2010年,株式会社日立アカデミー入社。日立グループの社内認定制度に連動したデータサイエンティスト認定講座,デジタル事業・サービスの事業化検討ワークショップの企画・運営などを担当。現在は,DX関連の研修・サービス事業の統括責任者として,DX事業へのコーポレート・トランスフォーメーションをめざし,本社施策と連動した人財育成に取り組んでいる。

大川遥平(おおかわようへい)

株式会社AVILEN 取締役
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
大学時代にAI/統計学のメディア「全人類がわかる統計学(現 AVILEN AI Trend)」を開設したのち,大学院在学中に株式会社AVILENを創業。AI人材育成事業とAI開発事業の立ち上げを行い,現在も取締役としてAVILENのプロダクトの質の向上に尽力している。

大黒健一(だいこくけんいち)

株式会社日立アカデミー 事業戦略本部戦略企画部 GL主任技師
一般社団法人データサイエンティスト協会 学生部会副部会長
博士(農学)
日立グループのデジタルトランスフォーメーション推進のための人財育成の推進を担当。総務省統計局「社会人のためのデータサイエンス演習」Day3講師。著書に『ビジネス現場の担当者が読むべき,IoTプロジェクトを成功に導くための本』(秀和システム)がある。

參木裕之(みつぎひろゆき)

株式会社大和総研 フロンティア研究開発センター データドリブンサイエンス部
上席課長代理/主任データサイエンティスト
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
大和総研に2013年に入社。システム開発部門にて,データモデリングやアプリケーション開発などの業務に従事した後,2017年より現職。主に,証券会社,官公庁向けの機械学習や自然言語処理を用いたデータサイエンス案件,分析コンサルティングを担当。2020年より東京工業大学大学院非常勤講師を兼務。

北川淳一郎(きたがわじゅんいちろう)

ヤフー株式会社
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
株式会社ミクロスソフトウェアでエンジニア経験を積んだ後に,2011年にヤフー株式会社に入社。インターネット広告システムのエンジニアをしつつ,データサイエンスという分野に出会う。その後,ヤフオク!の検索精度向上,ディスプレイ広告の配信精度向上案件を担当。現在は,ヤフーのローカル検索の精度向上案件を担当している。

守谷昌久(もりやまさひさ)

日本アイ・ビー・エム株式会社 シニアアーキテクト
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
ソフトウェア開発会社でデータ解析ソフトウェア開発に従事後,2008年に日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。大学生時代よりIBM製品の統計解析ソフトウェアSPSSによるデータ分析(主に多変量量解析)に携わりSPSS使用歴は20年以上。実業務では製造業を中心としたお客様にビッグデータやIoTを活用したITシステムの構築やWatson,SPSS,CognosなどのIBMのData and AI製品の導入コンサルティングを行う。

山之下拓仁(やまのしたたくひと)

一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
教育業界での,生徒一人一人に合わせた教育指導をサポートするAIエンジンの研究開発,金融業界の金融データ分析や金融工学に基づく数理モデル構築業務,ソーシャルゲーム業界のビックデータを解析する為の組織作り,人材業界のマッチングにおけるデータ解析,分析基盤構築,機械学習手法の大学との研究開発など,様々な業界におけるデータ活用やAI開発などに従事。

苅部直知(かりべなおと)

一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
ヤフー株式会社
リクルートテクノロジーズなどIT系企業を中心に勤務し,Webアクセス解析・BIツール(Tableau,Adobe Analytics,Google Analytics)などの導入・ツールを利用した分析業務に携わる。その経験を元にデータ分析基盤支援エンジニアとして2017年にヤフー株式会社に入社。2020年にデータサイエンティスト協会スキル定義委員に志願し参画。

原野朱加(はらのあやか)

株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部マーケティングサイエンスコンサルティング部
主任コンサルタント/ NRI認定データサイエンティスト
一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員
2014年インターネット・リサーチ会社入社。消費者行動パネルデータの調査・分析,及び,新規事業立ち上げに従事。野村総合研究所へ転じてからは,マーケティングコンサルタントとして,ブランド戦略立案や広告効果測定,市場調査,事業予測など,一貫してデータを活用したマーケティング活動支援を行う。

孝忠大輔(こうちゅうだいすけ)

日本電気株式会社 AI・アナリティクス事業部 事業部長代理
数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムモデルカリキュラムの全国展開に関する特別委員会 委員 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会議 構成員
流通・サービス業を中心に分析コンサルティングを提供し,2016年,NECプロフェッショナル認定制度「シニアデータアナリスト」の初代認定者となる。2018年,NECグループのAI人材育成を統括するAI人材育成センターのセンター長に就任し,AI人材の育成に取り組む。著書に『AI人材の育て方』(翔泳社),『教養としてのデータサイエンス』(講談社・共著)がある。

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