Python × MathシリーズPythonで理解する微分積分の基礎

[表紙]Pythonで理解する微分積分の基礎

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B5変形判/256ページ

定価2,860円(本体2,600円+税10%)

ISBN 978-4-297-12779-4

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この本の概要

近年注目を浴びる人工知能は微分をはじめとした数学の計算に基づいています。また,新型コロナウィルス感染の予測では微分方程式が利用されています。微分積分は,多くの方が学ぶ意義がある学問なのですが,複雑な計算や数式が原因で学習に挫折した方も少なくありません。そこでPythonの出番です。

本書はこれから微分積分を学びたいと考える方や学び直したい方に向けて,Pythonの力を借りて視覚的にデータを確認することで,直感的な理解を促します。複雑な計算とグラフの描画はPythonにまかせ,Pythonが出力する結果とグラフを読み解くことに注力します。数学のエッセンスを理解して活用するために,コンピューターを使用した数学の学習は効率的な学習方法とも言えます。

「とりあえずPythonに計算させてみよう」と,軽い気持ちで数学の学習を開始してみましょう。

こんな方におすすめ

  • Pythonを実際に動かして数学を勉強したい方
  • 微分積分の基礎を学びたい方,もしくは学び直したい方

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Pythonを使って微分積分を理解する!
近年注目を浴びる人工知能は微分をはじめとした数学の計算に基づいています。また、新型コロナウィルス感染の予測では微分方程式が利用されています。微分積分は、多くの方が学ぶ意義がある学問なのですが、複雑な計算や数式が原因で学習に挫折した方も少なくありません。そこでPythonの出番です。

著者プロフィール

井口和之(いぐちかずゆき)

東京都生まれ。大阪大学理学部物理学科卒業。大学院修士課程を修了後,素材メーカーにおいてマーケティングエンジニアとして活動中。Python は便利ツールとして,数式計算処理,Web データ収集やデータの解析,フィジカルコンピューティングなどさまざまなシチュエーションで活用している。


辻真吾(つじしんご)

1975年東京都生まれ。東京大学工学部計数工学科数理工学コース卒業。2000年3月大学院修士課程を修了後,創業間もないIT 系ベンチャー株式会社いい生活に入社し,技術担当の一人としてJava を使ったWeb アプリ開発に従事。その後,東京大学先端科学技術研究センターゲノムサイエンス分野にもどり,生命科学と情報科学の融合分野であるバイオインフォマティクスに関する研究で,2005 年に博士(工学)を取得。現在は,同研究センターの特任准教授として勤務する傍ら,「みんなのPython 勉強会」を主催するなど,Python の普及活動にも力を入れている。