自由時間サプリ 誰でも簡単! 世界一の4:6メソッドでハマる 美味しいコーヒー
- 粕谷哲 著
- 定価
- 1,760円(本体1,600円+税10%)
- 発売日
- 2023.4.19
- 判型
- A5
- 頁数
- 160ページ
- ISBN
- 978-4-297-13403-7 978-4-297-13404-4
サポート情報
概要
4:6メソッドで人生最高の一杯を!
おいしいコーヒーの定義は一つではありません。ウェブや多くの書籍などでも、使用器具や抽出方法を含めさまざまな方法が紹介されています。人や本によって言ってることが違うため、自分の好みの味にたどりつくのもなかなか大変です。本書では、2016年のWorld Brewers Cupにて日本人初の世界チャンピオンに輝いた著者オリジナルの抽出理論「4:6メソッド」をベースに、ハンドドリップで誰でも手軽に美味しいコーヒーを楽しめる方法を紹介します。
4:6メソッドのポイントは3つ。
- 粗挽きの粉を使う
- 粉量、湯量、注ぐタイミングをきちんとはかる
- 湯量の40%で味を、60%で濃度を調整する
誰でも簡単に真似できます。まずは4:6メソッドでベースをつくり、自分の求める味を目指しアレンジしてみてください。
さらに、本書を読めばなぜコーヒーショップや本によって抽出方法・レシピが異なるのかなどについても、理屈が理解できるようにもなります。
コーヒー好きはもちろん、これからコーヒーにハマりたい人、必携の書です。
こんな方にオススメ
- ドリップコーヒーを手軽に楽しみたい人
- 家でも店で飲むようなコーヒーを淹れたい人
- いつも美味しいコーヒーを淹れるための理屈が知りたい人
目次
prologue 美味しいコーヒーは誰でも淹れられる!
- 一杯の不味すぎるコーヒーから始まった僕のコーヒーライフ
Chapter 1 世界一の4:6メソッド
- 誰でも簡単に美味しく淹れられる 世界一の4:6メソッド
- まず揃えたい 7つのアイテム
- 4:6メソッド レシピ
- ハンドドリップの4つのポイント
- ① 焙煎度合いによってお湯の温度を調整する
- ② 蒸らしの時にあまり膨らまなくてもOK
- ③ ペーパーフィルターをしっかり折る
- ④ ペーパーフィルターをドリッパーに密着させ、リンスする
- コーヒー豆保存のコツ
- Column 1 僕を成長させてくれたコーヒーの大会
Chapter 2 僕が愛用・オススメするコーヒー器具
- コーヒーの抽出方法は多彩
- 家庭でもお店でも定番 ドリッパー
- HARIO V60/コーノ/カリタウェーブ/オリガミ/April Brewer /OREA/台形1つ穴/台形3つ穴
- 手軽に美味しく淹れられる エアロプレス
- オイルも丸ごと堪能できる フレンチプレス
- 濃厚な味わいを楽しめる ネル
- 実は簡単!? サイフォン
- 最もこだわって選びたい コーヒーミル
- お湯のコントロールを左右する ドリップケトル
- 口に含んだ時の印象を変える カップ
- 僕が開発したコーヒーアイテム
- Column 2 ブレンドの魅力
Chapter 3 好みの豆の見つけ方
- 「スペシャルティコーヒー」とは
- 実は複雑なコーヒーの味わい
- 僕好みの「美味しいコーヒー」
- まずは焙煎度合いで飲み比べよう
- コーヒーの印象を左右する 生産処理
- ナチュラル
- ウォッシュド
- ハニー/アナエロビック
- 覚えておくとツウっぽい? 品種
- 風味に特徴も 生産国
- 舌を鍛えることも大事
- コーヒーの味わいを表現 フレーバーホイール
- コーヒーの評価法 カッピング
- コーヒーを評価してみよう
- Column 3 産地で感じたこと
Chapter 4 4:6メソッドをアレンジして好みの味に近づけよう
- ドリップレシピの7要素
- なぜ店や本によってレシピが異なるのか
- 4:6メソッドの調整例
- ① 湯量を変える ─ 1、2投目
- ② 湯量を変える ─ 5投すべて
- ③ 投数を変える ─ 3投、4投に
- ④ 投数を変える ─ 1投のみ
- お湯の注ぎ方で抽出効率をコントロール
- こんなコーヒーはどう淹れる?
- ① 超いいコーヒー
- ② 焙煎から日が経ったコーヒー
- コーヒーの味を評価する指標
- これでステップアップ!? 抽出ティップス
- ハンドピックで味をブラッシュアップ
- アイスコーヒーのオススメレシピ
- ① ハンドドリップ
- ② エアロプレス
- Column 4 僕が「最高に美味い!」と思った3つのコーヒー
Chapter 5 もっとコーヒーを楽しもう
- うまく淹れられない時は、成長のチャンス!
- こんなコーヒーも楽しい!
- ① 氷出しコーヒー
- ② オーツミルクブリュー
- ③ スパークリングコーヒー
- ④ クラフトコーラ
- おうち焙煎
- ペアリングで広がる味わい
- Column 5 「お店をやりたい」と思ったら
プロフィール
粕谷哲
1984年生まれ。茨城県美浦村出身。青山学院大学大学院修了後、ベンチャーIT 企業に就職。1型糖尿病を発症して入院した際にコーヒーに目覚め、2013年にコーヒーショップ「コーヒーファクトリー」 でバリスタに。2016年のWorld Brewers Cup でアジア人として初めて優勝。独自のハンドドリップ方法「4:6メソッド」は、世界中でプロからも、一般のコーヒー愛好家からも支持されている。現在はコーヒーカンパニー「Philocoffea」経営のほか、ファミリーマートやネスレ日本などの商品開発や製品プロモーション、世界各国でのトップバリスタ育成など幅広く活動。
YouTubeチャンネル「TETSU KASUYA World Brewers Cup Champion」 で、コーヒーの淹れ方をはじめとして様々な情報を発信している。