Software Design plusシリーズプロになるためのSpring入門
――ゼロからの開発力養成講座

[表紙]プロになるためのSpring入門 ――ゼロからの開発力養成講座

紙版発売
電子版発売

B5変形判/384ページ

定価3,960円(本体3,600円+税10%)

ISBN 978-4-297-13613-0

電子版

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この本の概要

本書は,Springを基礎から体系的に学習し,単にSpringに触れたというレベルに留まらず,実際の開発現場で即戦力になるスキルを身に付ける内容です。各章にはハンズオンを用意しており,読者は手を動かしながら理解を深めることができます。

大きく「基本編」と「詳細編」の2つのパートで構成されます。「基本編」は,細かな部分に踏み込まずに,Springの機能を全体的に掴んでもらう内容です。「詳細編」は,細かい部分も含めて,実際の開発現場で即戦力になるための知識を学習します。

「基本編」は,基礎的な説明に絞ることで,初学者でも躓くことなくSpringの根幹を押さえることができる内容です。また,初学者が躓きやすい用語(例えば,Mavenやアノテーションなど)はSpringに限らず説明しますので,新人研修を終えたばかりの方にもおすすめです。なお,初学者でなくても,Springをおまじないのように使っている方は,Springの基本を体系的に学習できるため有益な内容です。本パートを通して,Springを使用した簡単なWebアプリケーションを作成できるようになります。

「詳細編」は,実際の開発現場で必要となるスキルを身に付けます。「基本編」で学習した根幹の部分に対して,枝葉を付けていくイメージです。細く難しい説明も含まれますが,「基本編」でベースを習得していればスムーズに理解できる内容です。また,JUnitを使用したテストの自動化についても多くのページを割くため,機能は作れてもテストプログラムが書けないという状況を無くせます。本パートを通して,開発現場で個別の機能(例えば,販売管理システムの商品登録機能)を担当できるスキルを身に付けることができます。

本書で掲載しているプログラムコードは,
https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13613-0/support
上記URLからダウンロードできます。本書の『付録のソースコードについて』で詳細な説明がありますので,参照ください。EclipseやIntellij IDEAでの利用方法も解説しています。

こんな方におすすめ

  • Javaを使用した基幹アプリケーション開発を行っているプログラマ
  • Spring Frameworkの技術全般の習得をめざす初級~中級のプログラマ

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著者の一言

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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著者プロフィール

土岐孝平(ときこうへい)

1976年宮崎生まれ。大学で情報工学を専攻したにもかかわらず,卒業後某カジュアルショップの販売員になる。次の年に上京しIT業界へ。2002年に,Springの生みの親であるRod Johnson氏の書籍「J2EE Design and Development」と出会い,Springのファンとなる。

多くの開発プロジェクトに参加するなか,非効率な開発現場に多々遭遇し,教育の重要性を痛感。2008年から,開発の仕事と並行して教育の仕事にも従事するようになる。2012年に合同会社 現場指向(https://www.genba-oriented.com)を設立。Springを軸とした研修コースを提供し,講師として登壇している。

著書として,『OpenID Connect入門』(Kindle ダイレクト・パブリッシング),『[改訂新版]Spring入門』『間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ』共著(小社),『ITアーキテクトのためのクラウド設計・構築実践ガイド』共著(日経BP社)などがある。