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ホスティング型サービスとレンタルサーバーとの違い
ブログやWebページを作る場合,一般的にはプロバイダなどの無料サービスを利用するのが一番手軽で簡単です。これはいわゆる「ホスティング型サービス」と呼ばれており,用意されたWebサーバーにあらかじめブログやWebページを使うためのプログラムがインストールされています。
それに対して,「レンタルサーバー」とは用意されたWebサーバーには何も用意されておらず,自分でブログやWebページなどのプログラムをインストールする必要があります。面倒に思うかもしれませんが,Webサイトを自分で好きなようにカスタマイズできるレンタルサーバーが現在大変注目を浴びています。
レンタルサーバーと独自ドメイン
レンタルサーバーを提供しているサービス会社では,独自ドメインも提供していることが多く,この2つを組み合わせることでオリジナリティに溢れたWebサイトを作ることができるでしょう。
独自ドメインとは,「http://www.gihyo.jp」でしたら「gihyo」の部分に当たります。たとえばホスティング型サービスでブログを開設すると「http://blog.gihyo.jp/○○○」のようなURLが提供されると思いますが,独自ドメインを取得すれば「http://○○○.com」といったサイトを自分で持つことができます。趣味に特化した個人サイトや,商売用にお店のサイトを作る場合などはとても便利でしょう。
レンタルサーバーのメリット
サーバーをレンタルすると言っても,マシンを借りるというわけではありません。提供するサービス側のWebスペースを利用させてもらうだけなので,各種設定は自分のパソコンからインターネット経由で行えます。
また,設定も最近では簡単に行えるようになっており,Webブラウザ上で操作できるツールで大半のことができてしまいます。プログラムをインストールしたり,カスタマイズするためにはネットワークに関する知識なども必要ですが,弊社より発売されている「レンタルサーバ活用ガイド」を読んでいただければ,思ったよりも簡単にできるということがわかるかと思います。SNSのようなコミュニティサイトやWikiのような集合知サイトを作ったり,また独自ドメインのメールアドレスを複数持つこともできます。
もちろん,サーバーやドメインを維持するための費用はかかりますが,自分のサイトをより充実させたい人にはおすすめです。興味のある人はぜひともチャレンジしてみてください。