2021年になりましたね。
矢倉眞隆
今回は昨年の泉水さんに代わり,
W3Cのプロセス改訂でLiving Standardライクな仕様の改訂が増えていく
W3Cは2020年9月に,
新しい文書プロセスはW3Cの組織の定義や標準化の流れ,
これは,
これによりWHATWGの仕様がとっているLiving Standardのような漸進的な更新が,
特許ポリシーも改訂され,
すでにいくつかの仕様も新しいプロセスのもと公開されており,
WHATWGのDOM仕様やHTML仕様がW3C勧告に
HTML仕様とDOM仕様については,
2020年12月にはHTML仕様のレビュードラフトも勧告案として公開されました。2021年には勧告されるでしょう。WHATWGのプロセスではレビュードラフトを6か月ごとに更新すると定めているので,
そこまで細かく出すほど,
2020年には,
addEventListener()へのAbortSignalの実装は,
CSS仕様も粛々と更新中
CSSについては,
- Containment Level 1
(勧告) - Conditional Rules Level 3
(勧告候補) - Text Level 3
(勧告候補) - Box Sizing Level 3
(草案) - Box Level 3
(勧告候補) - Images Level 3
(勧告候補) - Display Level 3
(勧告候補) - Grid Level 1
(勧告候補) - Grid Level 2
(勧告候補) - Background and Borders Level 3
(勧告候補)
また,
スナップショットは仕様の成熟度合いを示すものなので,