クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第14回『くるくる・ドロン!からくり影絵 其の二』

からくり影絵っていったいなんだろう。

今回、その謎が明らかになります。

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参考文献
『光と影の文化史 江戸の影絵遊び』山本慶一・著 草思社
PDF作例のダウンロード

作例は、A4サイズでプリントするように作ってあります。

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タヌキのなかまを増やしましょう

  1. 前回かいたタヌキくんのなかまを増やすところから始めましょう。

    手順はタヌキの時と同じですので、アートワークをみていただくだけにします。

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  2. ひとつ目小僧です。

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    アートワーク。

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  3. タヌキとひとつめ小僧は同じくらいの大きさで作ってください。

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  4. キツネとむすめさんのスケッチ。

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  5. ポイントを調整する前のキツネのアートワーク。

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    スムーズポイントに変換して、ハンドルでラインを調整し、目やひげを描き加えたアートワーク。

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    キツネです。

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  1. むすめさんのアートワーク。

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    はい、むすめさんのできあがり。

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  2. キツネとむすめさんもおなじくらいの大きさで作るようにしてください。

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プリントして組み立てましょう

  1. かなり厚めの紙にプリントアウトしましょう。

    作例では厚みが足りないせいで苦労しました。段ボールなどに貼り付けてから切り抜いてもいいでしょう。

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    わりばしや接着剤も用意しておいてください。

  2. はさみで輪郭を切り、カッターで目などのパーツ(白い部分)を切り抜きます。

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    白いラインは組み合わせるための切り込みです。紙の厚さにあわせて切り込みの幅を変えてください。

  3. タヌキとひとつめ小僧を、切り込みを使って十字になるように組み合わせます。

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  4. 先ほども書きましたが、作例は紙の厚みが足りなかったため、両面テープを貼ったL字型の厚紙を準備して、組み合わせの部分を補強しました。四面全て補強してあります。

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  5. わりばしにとりつけて、こちらかみるとタヌキ。

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    わりばしの軸をくるっとかえせば、ひとつめ小僧。

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    ◎影絵・タヌキ

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    ぽんぽこぽん!ドロン

    くると回して、ひとつめ小僧。

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  1. キツネです。

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    むすめさん。

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    ◎影絵・キツネ

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    コーン!

    ドロン(くるっ⁠⁠、むすめに化けました。

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からくり影絵の謎。おわかり頂けたことと思います。

これは、江戸時代に工夫された影絵遊びのひとつです。

キツネやタヌキの他に、おじいさん、おばあさんの人形を作って、くるっとまわると正面を向いたり、横向きになったり、表情がかわるなんていう工夫をしてやれば、動きのある影絵芝居が演出できるでしょう。

秋の夜長、虫たちの声をバックに素敵な公演を楽しんでください。

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さて次回からお正月遊びシリーズ。

手始めにクルクル回りの御本家、コマづくりに挑戦する予定です。

どんなコマが飛び出すのか…

おたのしみに!

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