クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第35回『ペタクタ その3 クラフト編』

長い道のりを乗り越えて、やってきましたクラフト編。

カマボコ板の準備はいかがでしょうか?

無い?

じゃあ、段ボールでもベニヤ板でもいいです。

少し重量があった方が気持ちよくペタクタしてくれますよ。

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PDF作例のダウンロード

作例は、A4サイズでプリントするように作ってあります。

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材料&道具の準備をしましょう

材料のご紹介……なんですが、例によって途中で重大なミスに気づき、せっかく準備したリボンを使いませんでした。

リボンの変わりに丈夫目のビニール袋を用意しておいてください。

詳しくは後ほど解説いたします。

  • カマボコ板 2枚
  • 竹ひご(ちょい太め、割り箸でもOK)
  • 接着剤
  • 帯に使うもの
  • 33回で作ったダミー
  • ノコギリ
  • ホッチキス
  • はさみ
  • プリント用紙(アイロンプリントを準備使いましたが、通常の用紙でもOK)

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あると便利な道具シリーズ

マイクロソー
前にもご紹介しましたね。小さいものを切るのに便利なノコギリです。歯が細かいから切断面をきれいに仕上げることができます。これは100円ショップで求めました。
紙ヤスリ

切断面や角を落としてやると、見場が良くなります。木のささくれをとってやるので安全面でもいいですね。

中間くらいの目のもの。作例では240番。丁寧に仕上げたいなら、さらに大きな番数(目が細かくなる)を使ってください。

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板に切断線を描いておきます。面倒なようでも4つの面すべてに描いておくと、まっすぐ切る目安をつけやすいです。

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クランプ

材料をきっちりとホールドしてくれるので、切断するのが楽になります。

特に今回のように小さい材料を切るときには有効です。接着したものを乾燥するまで挟んでおくときも使えます。

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作例では二枚一緒に挟み込んでいます。

直接、材料をクランプで押さえているけど、本当はこれはダメ。写真を撮るために仮にやって見せているだけです。木の材料の表面にクランプの後がついてしまいますから、間に薄い板きれ一枚程度でかまいせん、緩衝材を入れてください。

机の厚みがありすぎて緩衝材がはさめませんでした、たはは。

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さらにあると便利な道具シリーズ

卓上作業台

脚の先っぽが吸盤になっていて、表面がつるつるしている机ならガッチリくっついて、本体の大きめクランプ(オレンジのハンドルをくるくるして締め付けます)で材料をがっちり固定してくれる優れもの。木工以外でも活躍してくれます。

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高そうだ?

いえ、なんとこれはホームセンターの特売日に980円で手に入れました。

どちらかというと、置いておく場所に困る優れものです。

ハンディヤスリ(正式名称がわかりません)

紙ヤスリは木の破片などに巻いて使うものですが。これはすでにヤスリが台座に固定されています。

子どもでも扱える代物です。ヤスリの部分はねじで簡単に交換できるようになっています。

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と、便利な道具シリーズを紹介しているうちに、板を切り終わり、切断面を磨き、ついでに角の面取りも済ませました。

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ここで、再考してみます。

ダミーは厚紙を使ったので、一番上の面に棒を貼り付けたけれど、今回は厚みのある板を使っているわけだから、板の側面に穴を開けて、棒を取り付けてやれば絵柄を隠すことなく、カラクリを作ることができるではないですか。

早速実行(でもデザインは気に入っているので、このままでいきます⁠⁠。キリで穴を開けて、竹ひごを木工用ボンドで取り付けました。

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穴を竹ひごの太さよりも大きく空けてしまったので、セロテープで太さを調節しています。

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イラストと合わせて組み立ててみましょう

  1. デザインをプリントアウトします。

    今回は木目を生かしたくて、アイロンプリントペーパーを使いました。

    アイロンの熱で転写するため、左右を反転して出力しています。

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  2. 前もってデザインに加えておいた、点線のガイドに沿って切っておきます。

    アイロンプリントペーパーを使わないのであれば、切る前に裏面に両面テープを貼っておくといいでしょう。

    その場合はプリント時に反転する必要はありません。

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  3. 用紙の説明書を良く読んで転写します。

    説明書は"布"に転写することを前提に描いてありますから、木に転写する際のさじ加減はご自身でトライアンドアウトして見つけてください。

    くれぐれもヤケドをしないように。お子さんと一緒に作っている場合は、特に注意してあげてくださいね。

    木目が生きていて、いい感じに転写できました。

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  4. 猫の方も転写します。

    転写するときも、この後、帯をつけていくときも、ダミーを確認しながら作業しましょう。

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  1. で、ここでまた再考です。

    考えてみたら、このままリボンで帯をつけてしまうと、肝心の絵が見えなくなってしまいます。

    なんで、ここまで気づかないんでしょうね。アホですね、すいません。

    かくして、帯を透明なビニールで作ることにしました。

    丈夫そうなので郵便物に使ってあった梱包のビニールを使っています。

    ビニールをダミーの時と同じように帯状に切ります第33回参照⁠⁠。

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  2. 帯をビニールにしたら、接着剤の効きが今ひとつになってしまいました。

    そこで、板の側面(上面、下面)にホッチキスで止めてしまうことにしました。

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  3. これは、正解。

    帯の順番を間違えた時や、長さを調整するのが楽になりました。

  4. これが娘さん側です。

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  5. そのまま裏返すと、猫の側はこうなっています。

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いかがですか、木の色と木目のおかげで、なんともレトロないい雰囲気に仕上がりました。

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ペタクタペタクタ。

やぱっり木で作ると音もいいでしょう?

ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/sm6042138
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今回、アイロンプリントペーパーが余ってしましました。

どうしようかなあ。

素直にプリントTシャツを作ってもいいのだけど、それだとクラフトでTシャツを縫わなくてはいけなくなってしまう。

とりあえず、次回はオリジナルの生地を作ることにしましょう。

お楽しみに!

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