効果測定 虎の巻

第7回 SEO/SEMの効果測定(前編)

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SEM効果測定

検索連動型広告の評価は基本的には広告からの流入(広告クリック)とコンバージョンで行います。

 SEM効果レポートの例

図 SEM効果レポートの例

しかし,最近ではAISASモデルが示すように生活者は広告流入後にすぐにコンバージョンするとは限らず,他サイトで情報を比較したり,口コミを参考にしたりして再訪問したコンバージョンする行動パターンが多くなっていることが実証されています。

また,検索連動型広告がキーワードの出稿量から品質を重視する方向へ転換していることが示すように,キーワードとコンテンツの訴求がマッチするかどうかも重要なポイントになってきています。

 広告効果測定のポイント

図 広告効果測定のポイント

検索連動型広告の測定には 流入,コンバージョンに加えてつぎの指標が重要とされてきています。

  • キーワードとランディングページの適合性の検証
  • 広告流入後の再訪問の把握
  • 再訪問後のコンバージョンの把握

業種やウエブサイトの形態によってはコンバージョン数が少ない場合もあるでしょう。

一般的にはコンバージョン率は多くて数パーセントですので,その他の90パーセント強について,検討する必要があります。

直帰率が高いものや広告からの流入からのユーザの滞在時間,広告流入後のサイト内でのPV数が低いものについてランディングページの内容がキーワードと合っているか,確認します。キーワードを含むコンテンツが画面内にあるかも合わせて検証しましょう。

 ただし,滞在時間はどの測定ツールを利用しても完全に正確ではありません。これについてはこの連載中に別途説明したいと思います。

第8回「SEO/SEMの効果測定(後編⁠⁠」では,測定・評価のポイントを説明していきます。

著者プロフィール

山田賢治(やまだけんじ)

(株)アクティブコア 代表取締役社長。パッケージベンダーにてRDBMSのカーネルの開発,海外勤務を経て,データウエアハウス専用DBMS事業の立ち上げ,分析アプリケーションの設計・開発に携わる。

その後,インターネット系ベンチャーの技術部長を経て2005年に(株)アクティブコアを設立し,代表取締役社長に就任。現在は同社の経営全般および製品の設計・開発に奮闘中。

URL:http://www.activecore.jp/