サルでき流 WordPressではじめる企業サイトの作り方

第28回 はじめてのSEO入門。検索エンジンにウケる記事の書き方とは?

この記事を読むのに必要な時間:およそ 4.5 分

ウケる記事の書き方:被リンク編

では,次です。

検索エンジンにウケる記事の書き方その2は,ズバリ,「口コミしやすい記事にする」ということです。

……ハイそこのアナタ,またそんなに不安そうな顔をしない。確かになんだかよくわからない感じになってしまった自覚はワタシにもありますので。

SEOの記事をあちこち眺めていますと,こんな言葉がよく出てきます。「被リンク」どこかで聞いたことありませんか?

被リンクとは,被+リンクが組み合わさった言葉で,⁠他のWebサイトから自分のWebサイトにリンクを貼られること」を指しています。

SEOとして古くからある考え方のひとつに,⁠被リンクが多くあるWebサイトは,良いWebサイトだ」というものがありましてね。

何故かというと,被リンクが多くあるということは,それだけ他のWebサイト運営者にとって,⁠このWebサイト(の,このページ)は,自分のWebサイトにリンクを貼ってまでして紹介しておきたい有益なWebサイトだ」と思われているとうことですので,Webサイトの良さを評価する,とってもわかりやすいポイントになるわけです。

最近よく見るFacebookやTwitterなどのSNSでも,どこかのWebサイトの情報を「いいね!」⁠ツイート」しますよね。

最近のWebサイトにはよく「いいね!」⁠ツイート」ボタンが付いていたりします。つまりこれって,Webサイト側から見れば,やっていることは,被リンクを集めていることにほかなりません。

こういうリンク,被リンクのやりとりが,言い換えれば「Webサイト上での口コミ」となるわけで,⁠口コミがあればあるほど,良いWebサイト」と評価されていると考えれば,こういう仕組みが発達していくわけもわかりますね。

ただ,この仕組みを悪用する人がいましてね。被リンクを山ほど貼るツール,みたいなもので,検索結果を押し上げようとする動きがあり,検索エンジン側も,様々な対応を行っているようです。

複雑な問題は……まあ今はサラッと流してOKです。検索エンジンは多岐にわたる情報を収集していますので,単にタイトルや記事本文のような文字情報だけが評価基準になっているわけではないということだけを,ここでは覚えておきましょう。

で。被リンクを集められる(口コミが広がる)ような記事を書こうぜ,というのがここでのテーマなわけですが……。

そんな確実な方法,無いですよねえ。

ええ,そうです。無いんです。残念ながら。Facebookで「手塩にかけて育てたイソギンチャクの写真」を自信満々に投稿したら,1件も「いいね!」が付かなかった,なんてこと。ありますもんね。しょっちゅうですもんね。泣きそうになりますもんね。

ですので,安全確実な必殺の裏技,みたいな考え方はナシで行きます。検索エンジンの本来の目的を思い出しつつ,軸をブラさない考え方をするようにしましょう。

被リンクを得るために,口コミを広げるために,考えること。

それは,相手にとって,役に立つ記事にすることです。

……え?ムズカシさが変わっていない?

いえいえ,えーと。役に立つということは,何も超面白い文章を書け,ということではなくてですね。言い換えると「相手がその情報を手に入れるのにかかる,数秒~数分を短縮してくれる記事にすること」ということです。

たとえば,

  • ポイントとなる部分を,太字や大文字で装飾しておく
  • 関連する記事には,記事内リンクを付けておく
  • 外部サイトの記事の場合は,引用や参照リンクを付けておく
  • ひと目でイメージがわかる写真(画像)を載せておく
  • 地図をあらかじめGoogleマップから持ってきて載せておく

このくらいであれば,別にそこまでムズカシいことではないですよね。やろうと思えばできそうです。ですが,実はこういうことを意識するだけでも,結果は大きく変わってきます。

要は,丁寧に記事を作り込みましょうということなのです。せっかく書いた文章ですので,細部に至るまで読みやすいものにしようと,最後の一手間をかける姿勢が大事です。

読み手が「ああ,助かるわ~この記事」と思ってくれれば,被リンクへの,口コミへの可能性はグッと高くなります。

信じましょう,ワタシではなく,読者様を。

ではでは,今回の内容を整理しますね。

サルでき流 検索エンジンにウケる記事の書き方ルール
  • ズバッと本題から書いていく
  • 口コミしやすい記事にする

まとめ

いかがでしたか?

今回はズバッと本題から書いたつもりでしたが,どうですか。ちゃんと書けていましたか,ワタシは。え?全然ダメ?気合が空回りしてむしろ残念なことに?

……コホン。えーと,それはともかく。

書店に並んでいるSEOの対策本を見ると,⁠文章は書けて当たり前⁠⁠,⁠その上で,どう対策を考えるか⁠⁠,という目線で書かれているものがほとんどのような気がします。

そうは言ってもねえ。作家でもないのに,ステキな文章を量産するなんて,厳しいッスよ。ましてや企業サイト。⁠締め切りに間に合わせるのがやっとです」という方のほうが,実際には多いんじゃないかと,ワタシは思うのです。

キツイなーと思って書いた文章は,なんとなーく読み手側に伝わるものでして。そうなると,SEOうんぬんの前に,⁠読みたい」と思われるような,良い記事にならなかったりするのです。

ですので,記事に関しては,「あらかじめ気分良く書ききれるような流れを作り,最後のひと頑張りで丁寧に仕上げる」というくらいの,ゆるい枠で考えていくのが,良いのではないかと思います。

書き続けていくことも,立派なSEO対策ですからね。

……おっと。

と,いうところで終了の時間です。

ではでは,今回はここまで!

次回をお楽しみに~。

画像

著者プロフィール

カワサキタカシ(かわさきたかし)

元アイ・ビー・エムERPコンサルタント,元アップル教育ソリューション開発者兼営業,他にも様々な経験を経て,人材育成会社『株式会社マイウェイ』を夫婦で起業。現在,同社の取締役兼なんでも担当。

「Webサイト」から「iPhoneアプリ」,「ビジネスサービス」から「会社」まで,『作ること』が好き。そして作る楽しさを誰かに『教えること』も好き。楽しく作る技術を学ぶコミュニティ,『サルでき.jp』をぐーたら管理中。

著書に『iPhoneアプリ開発塾』(技術評論社),『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』(飛鳥新社)がある。

株式会社マイウェイ Webサイト
株式会社マイウェイ Facebook
カワサキタカシ Facebook
サルでき.jp


企業サイト作り(運用)にお困りの経営者さま・Webご担当者さま。ワタシ,『企業サイトを楽しく作る(育てる)ためのサポートサービス』もやっております。困り果てて現実逃避の小旅行に出かける前に,是非一度弊社Webサイトまでお気軽にご相談くださいませ。