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Gerald M. Weinberg氏、胸腺癌で余命わずか

『ライト、ついてますか─⁠─問題発見の人間学』⁠共立出版)など、システム開発に関する書籍を数多く執筆しているGerald M. Weinberg氏編注が、自身のWebサイトにて末期癌であることを打ち明けました。自身のTwitterでも報告したことから、この悲しい知らせは瞬く間に広がりました。

彼がかかっているのは胸腺癌で、1年の生存率が25%という極めて深刻なものです。すでに治療は不可能な状態であり、化学療法を用いたとしても最長で3年しか持たないようです。全身の痛みや極度の疲労、視力や聴力の低下などさまざまな症状が出ており、執筆をはじめとする仕事はすでに行えなくなっている状況です。

ただ、まだ完全にあきらめているわけではなく、現在も専門医とともにいくつかの治療法を検討しています。Weinberg氏の体調や治療経過は、サイト内の日記にて知ることができます。

また、サイトに設置されているゲストブックにはWeinberg氏へのメッセージが書き連ねられており、Kent Beck氏や日本のアジャイル開発の分野で有名な平鍋健児氏などの著名人の名前も見られます。平鍋氏は、Weinberg氏との出会いや思い出を自身のブログにて語っています。

編注)
本誌Vol.52の連載「Developer's Perspective」に、Weinberg氏のインタビューとエッセイが掲載されています。gihyo.jpでも公開しています

URLhttp://www.caringbridge.org/visit/geraldmweinberg

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