はじめに
いつものように解説編です。Mercurial連携はGit連携やSubversion連携と異なり,
Mercurial連携時のユーザインターフェイスの特徴
今まで紹介したGitやSubversionの時と同じようにMercurial連携時もユーザインタフェースが変化します。
ある程度はバージョン管理システムに関わりなく共通で,
Version Controlツールウィンドウ
Git連携と同じくMercurial連携時もhg
コマンドのログが出力されます。
Changesツールウィンドウ
「Local」
「Logタブ」
コミットログにはロググラフとブランチの位置を示すラベルが表示されます。Git連携のものと似ていますが,
「HEAD」
ステータスバー
Git連携と同じく現在のブランチを表示するエリアが追加されます。当然,
「Changesツールウィンドウ / Logタブ」
また,
リポジトリを最新の状態に保つ
リモートリポジトリが設定されている前提で説明します。いわゆるhg pull
ですが,
図5がhg pull
を実行します。
Gitしか知らない人にはhg pull
しかしません。リモートから取り込んだ変更を今のプロジェクトに反映するには,hg update
を実行します。
つまり,hg pull
はGitでいうgit fetch
相当なので,git pull
に相当する操作をするにはhg pull & hg update
を実行する必要があります。ただでさえMercurial連携時のhg pull
のみの"Pull..."操作はオススメしません。
説明が回りくどくなりましたが,
「Update Project」
表1 「Update Project」
コマンド | 意味 |
---|---|
pull | リモートの変更を取得hg pull ) |
update | ローカルに変更を反映hg update ) |
merge | ローカルの変更とマージ |
commit after merge without conflicts | マージでコンフリクトがなければ, |
筆者はMercurialの文化的背景に明るくないので断定はできませんが,