定型処理の自動化をやってみましょう
前回は,
なでしこは,
『なでしこは
「事務自動化ツール」 として, プログラマでない人にも, プログラミングを使ってもらえるように考えて作っています (※1)。 』
と紹介しているように,
大事なデータをバックアップする仕組み
開発の仕事に従事している人であれば,
リスト1 所定のディレクトリを所定の場所にバックアップする
バックアップ対象は「{マイドキュメント}なでしこ」です。 ←――――――――――①
バックアップ先は「c:\_backup\」です。
#バックアップ対象のディレクトリ名を抜き出す
バックアップ対象からファイル名抽出し,バックアップ先にそれを追加する
もし,バックアップ先が存在するならば,
# バックアップ実行済みなので
終了する。
違えば
バックアップ先にフォルダ作成する。
バックアップ先にバックアップ対象をフォルダコピーする ←――――――――――②
「バックアップが完了しました。」と言う。
終了する。
特殊フォルダの扱いをどうするか
Windowsにはユーザアカウントに対応してパスが変わるマイドキュメントやデスクトップといった特別なフォルダが存在しています。これらのフォルダの物理パスは一定のルールに従ったパターンになっていますから,
そのような時には,
表1 特殊フォルダの一例
変数名 | 物理パス |
---|---|
WINDOWSパス | c:\windows |
デスクトップ | C:\Documents and Settings\ |
マイドキュメント | C:\Documents and Settings\ |
ファイルシステム操作
対象のフォルダのコピーをしているのがリスト1の②になるのですが,
一般的に関数に引数を渡すときにはその順序は関数の定義通りに渡すことになりますが,