前回は相関係数とは何か,
今回,
これから出てくる,
ただ読むだけでは
相関係数を導く
目的 回帰直線が測定値に良くあてはまっているかを知りたい
連載第59回では,
それでは,
準備 分散の計算方法
分散は,
はある事象の測定値です。場合によっては観測値とも呼びます
平均値は次の通りです。それぞれ
測定値x,yのばらつき具合を表すために,
ここで,
- ※1)
- 統計の専門用語としては標本
(sample) と呼ぶべきでしょうが, この連載では主に測定値という呼び名を用います。私が工学畑なので, この方がなじむのです。ご容赦を。
最小二乗法で回帰直線を求める
2つの変数
無数に考えられる定数の中から決定する方法として最小二乗法があります。
図64.
最小二乗法とは,
d i のことを誤差
これに対してx i に対応した回帰直線上のy座標値で
- ※2)
- error
- ※3)
- Estimated value