うまくいくチーム開発のツール戦略
第8回 継続的なリファクタリングで技術的負債を完済!―プロダクトの品質向上を目指すには(後編)
プロダクトの品質を上げるため,
ソースコードを変えたらテストを実施
リファクタリングによりソースコードを変更したら,
これらのテストフレームワークは,
ユニットテストはすばらしい考え方ではありますが,
テストの実施と進捗の確認
このように,
表1 ZephyrEEのおもな機能とメリット
カテゴリ | 機能 | メリット |
---|---|---|
プロダクトの管理 | プロジェクトと, | 複数製品のリリースを一括して管理できる |
要件管理 | 要件を作成する | 要件とテストケースのトレーサビリティを確保し, |
要件とテストケースを関連付ける | ||
テストケースの作成 | テストケースを作成する | スプレッドシートではできない同時編集が可能 |
テストケースを複製する | テストケースの再利用性の向上 | |
テスト計画の管理 | テスト計画 | リリースに必要なテスト計画を策定できる |
テスト計画とテストケースを関連付ける | ||
テスト計画を実行する | テスト計画とテスト結果の関連付けや, | |
リソース管理 | テスト実施者の負荷状況を管理する | 計画の妥当性や現状の進捗を判断できる |
障害管理 | 検査により発覚した障害を記録できる | 障害とテストケースのトレーサビリティを確保し, |
テストケースと障害を関連付ける | ||
レポート | 各種メトリクスをリアルタイムに表示する | 各種の情報をトラッキングできる |
外部連携 | xUnitテストの結果を取り込む | テスト計画に対するユニットテストのエビデンスを保持できる |
インポート・ | 他システムからのデータ移行や報告用資料を作成できる | |
外部ITSと連携する | テストマネジメントツール以外と連携できる |
ZephyrEEを使用して,
ZephyrEEではテストの実施計画をサイクル,
サイクルはプロダクトのビルドに対応します。実施すべき一連のテストのグループを定義し,
リポジトリに作成しておいたテストケースをサイクルに取り込むことで,
ZephyrEEとBambooを連携させると,
テストの実施中はメトリクスを表示することで,
おわりに
品質を向上させたプロダクトをいざ本番環境に配備するとうまく動作しなかった,
日本だけでなく,
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